ペネロペ・クルス主演の愛の物語。
物語は
年を取ったペネロペ・クルス演じるジェンマの元に
以前の友人ゴイコから連絡が入るところから始まる。
ゴイコからの連絡をきっかけに
ジェンマは昔過ごしたサラエボへ一人息子を連れて旅に出る。
サラエボはかつてジェンマが運命の男性と出逢った場所。
ジェンマはディエゴという男性と運命的な出逢いをし結婚。
深く愛し合う2人だったが
子どもが欲しいと強く願う2人が子どもに恵まれることはなかった。
ジェンマは子どもを産めない体だったのだ。
そこから2人の仲は次第にぎくしゃくしはじめ・・・
最終的に2人は代理出産という方法で
子どもを手に入れようとするのだが・・・
これが2人の運命を大きく変えてしまうことになるのだった。
というようなお話。
129分とちょっと長めの本編で
終盤までは2人の愛のゆくえを見守る形になるのですが
終盤、衝撃の結末が待っていました。
この衝撃の真実が明らかになった時
この映画が一気に壮大な物語に変る瞬間を
感じた気がしました。
紛争によって運命が変わってしまった人たちの
哀しい運命や
授かった命の大切さとか
色々なことが深く心に沁みてきました。
意外と心に残る作品になりました。
満足度・・・68%