「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」
主演はトム・ハーディー。
というか出演はトム・ハーディーのみ。
映画はトム・ハーディー演じるアイヴァン・ロックが
車に乗り込むところからスタートし、
最後まで、車内のアイヴァン・ロックのみが映し出され
その車内で繰り広げられる何人もとの電話でのやりとりによって
ストーリーが織り成される。
ワンシチュエーションものといえば
ライアン・レイノルズの「リミット」を思い出しますが
こういうワンシチュエーションものって
意外と観れちゃうものですね!
今回のこの映画も
ただただ電話でなされる会話のみしか描かれないのに
そこから見えてくるアイヴァンの人生
なかなか興味深かったです。
でも!
アイヴァンのとってる行動については
一切感情移入できなかったですけどね(;´▽`A``(笑)
予告からも内容は伝わってましたので
その内容について触れますが
アイヴァンが何か大事な仕事を放りだし
どこかへ車を走らせている様子で
そこに妻ではない女性からの電話。
どうやら2人の子どもを産むと言っている様子。
そして妻からの電話。
浮気した女性が妊娠してしまい、その責任を果たすため、
その女性の元へ車を走らせているアイヴァン。
次の日はものすごく大事な仕事があるというのに・・・
浮気相手の女性に愛がないとはっきり言っているのに
そこまで大事な仕事を放り出してまで
今行かないといけないのか??
なにより大事な仕事より
自分のプライベートな事情を優先するってどうなんだろうなとか。。。
妻や子供に対するアイヴァンの態度とか
よく言えば正直すぎるアイヴァンに
なんかちょっと共感できなかったなぁ(;´▽`A``
終わりも
本当のはじまりはこれからな感じなので
アイヴァンはこれからどうなるんだろうな~と
思いを馳せることになって
結局何も解決せず終わるといいますか・・・
そんな感じなので
あまりすっきりもしないのですが(;´▽`A``
でも
この会話だけで色々な背景が見えてくるつくりは
なかなか良くできていて面白かったです!