「指輪をはめたい」
山田 孝之主演のコメディ「指輪をはめたい」
予告を観て、あらすじをみて、
すんごいおもしろそ~!!
しかも山田くん!!
期待度はかなりのもので鑑賞!
ん~。。。
あんまり面白くなかったなぁ。。。。(´д`lll)
山田くん演じるサラリーマンの輝彦は仕事中ケガをして一部記憶喪失に。
失われた記憶の部分は恋愛の部分。
なにやら自分にはプロポーズをしようと指輪を用意している女性がいたようだ。
しかし、自分は誰と付き合っていたのか記憶がない。
そんな状況で、自分に猛アプローチをしてくる女性が3人。
同じ職場のクールな女(小西真奈美)
風俗嬢のイケイケな女(真木よう子)
公園で人形劇をする女(池脇千鶴)
この3人にどうやら3股をかけていたらしい。
結婚するならどの女だ??必死で考える輝彦。
その際、事故にあったスケートリンクにいる謎の少女に度々相談。
徐々に自分の答えを見つける輝彦だったが、
その先に待ち受けていた結果とは。。。
ということで
設定と序盤はなかなか面白いものだったのだが。。。
なんだかもったいない映画でしたね。
山田くんは「クローズZERO」や「十三人の刺客」などのような
クールで強く男らしい役が最近板についている演技派。
そんな山田くんが、
なんともひ弱で優柔不断な男を演じる。
さすが演技のうまい山田くんはこんな役も見事に演じている。
その他のキャストもなかなかいいのですが。。。
話のオチがなんじゃこりゃ。(´д`lll) って感じで。
現実的な結果なのかもしれないけれど、
これを“映画”として最高のオチといえるのかというとどうなんだろう。。。
そもそも
この3人の女たちの描き方も薄いけれど
この結末にしたことで
けっこう重要で豪華な3人の女たちの存在が
さらに薄っぺらいものになってしまった感じがするし、
まぁ、
輝彦が選んだ結果がそうであれば薄くていいんだろうけど
そうなると
これまでの時間を費やしてみる価値があったのか??
とまで思ってしまう感じだった。
さらにその先の展開を観て
その思いはさらに強くなってしまう。
それになんだかつじつまが合わないことが多い気がして
自分的にはしっくりいかなかった。
よって
現実的なコメディなのかもしれないが
エンターテイメントとして観る映画としては
観終わった時にあまり楽しい気分にはなれない映画でした。
ただ
真木よう子の美乳には
女なのに目が釘付けだった私なのであります(笑)