「ヤング≒アダルト」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~

 「ヤング≒アダルト」





シャーリーズ・セロン主演の「ヤング≒アダルト」



待望の作品をついに観ることができました!!



シャーリーズ・セロン演じる主人公メイビスは37歳。

恋も仕事もうまくいかず、行き詰った生活をしていたところ

パソコンに一通のメールが。

そこには元彼夫婦からの子供が生まれたお祝いパーティーのお知らせだった。

そこでメイビスは決心する。

故郷に帰り、この元彼と復縁するのだ!!と。



そういうストーリーで、



このメイビスがどうにか元彼とやけぼっくいに火をつけようと


必死にもがく姿を描くコメディなのだが。。。





先月「スノーホワイト」のシャーリーズ・セロンを素晴らしいと絶賛したが、


この映画の彼女はそれどころではない!!




本当に彼女の演技のうまさに驚かされる。




元彼は結婚生活を円満に幸せいっぱいに過ごしていて


メイビスの入る隙など微塵もない状況にある中、


必死になっている何とも観るに堪えない痛々しいメイビスを


彼女は本当にリアルに演じている。



自分が取り残されている感じの中、


必死でもがく姿は観ていて苦しくなるほど切羽詰まっている。




また、


何もかもがうまくいかず、


ただ愛犬と毎日を過ごす疲れきったメイビスも


本当にすごいリアル。




彼女の目線一つで何かを表現するすごさみたいなものを


すごく感じる映画だった。




30を過ぎ、


恋も仕事もうまくいかないという


切羽詰まる状況。



ものすごくわかるなぁ。。。



切実に感じる映画だ。



結婚して子供を産んで。。。


そんな幸せを何も苦労することなく手にしている女にキレるメイビス。



超現実的な物語である。




シャーリーズ・セロンが演じたことで


この映画はここまでリアルなものになれたのではないだろうか。




しかし、


このメイビス、この上なく嫌な女だ。



故郷の町で嫌われ者だったように


本当に嫌な奴。



でも、


なぜか最後はそういう自分を貫き通す彼女がかっこよく思えた。




そして


人生の教科書。




前にも記事を書いたけれど、




人生、なるようにしかならない。



どんなに焦って取り乱してもよい結果は生まれてこない。



自分は自分らしく。



そう開き直れたとき、



人生は新たな道を開くことができるんだ。



自分は自分の道を行け!!




そうあらためて胸に刻めた映画でございました☆彡







もう一人の主役。。。


メイビスの愛犬もものすごく癒される存在★




読者登録してね