またしても大好きな恋愛映画が一つ増えてしまいました
「ブロークン・イングリッシュ」
30才を迎えた主人公ノラは恋人が見つからず、愛する人が欲しいと焦る日々を送っていた。友人は結婚し、周りからは結婚をせかされ、しかし、親から「あなたの年でいい男なんて残っていない」と言われる始末。
出逢っていい関係になったと思うのもつかの間、相手にとっては自分は単なる遊びだった。そんな男運のない自分の人生に絶望しつつも、努力し、いろんな人とデートしてみるノラ。
それでもいい相手にはめぐり会えない。
人生最悪の時を過ごしているとき、招かれた友人宅のパーティーでジュリアンという男性と出逢う。
彼は彼女にとって運命の人であるのだが、これまでのいきさつから臆病になりなかなか前に踏み出せないノラ。
ってな感じで物語は進んでいくのですが。。。
ありきたりと言えばありきたりなんです。
でも、等身大というか、
こういうノラのような状況にあるアラサー女性ってすごく多いと思うんです。
もちろん私もその一人ですが(笑)
そんなリアルさがすごく共感を持てます。
でも、その反面、複雑な心境でもあるんですよ
予告で観た時に、観た人の感想で、
「これで希望が持てた」とか「元気が出た」
ってありましたけど、
前半のノラに
「わかる~~~~その気持ちっ」
って感情移入度が大きいほど、
後半、運命の出逢いをするノラに対して、
「やっぱ映画やけね。現実はそうそう簡単に運命の出逢いは訪れんとよ」
って思ったりもします(笑)
でも、そう思いつつも、やっぱり素敵な映画でした~
というのも、ノラを演じている女性パーカー・ポージーが
きれいなんだけど、女優ってオーラを出しまくってる感じに超きれいなわけではなく、すごく普通な身近に感じれるきれいな女性で。
なので、この映画のノラの苦悩がよりリアルに感じられるものになったのだと思うんです。
もし、
これが超きれいな女優さんが演じていたら(例えばニコール・キッドマン級)
運命の男(しかもイケメン)と出逢うなんて話が、
夢の物語でもなんでもなく、
「ふんしょせん作り話よ」
って思われる映画になってしまっていたと思うわけです。
そんな点で、この映画はとてもうまく出来ていると思います。
そしてそして
もう一つの見どころは。。。
運命の男ジュリアンを演じているメルヴィル・プポー
このジュリアンがたまらなく色っぽいのですよ~~~
なので
そのジュリアン効果でたまらなく素敵に映るこの映画の大きな魅力が
2人のキスシーン。。。
もう本当に素敵っ(笑)
観ているだけでノラになった気分でドキドキしますよ(笑)
妄想女子にオススメの一本です(笑)
ということで
主人公の抱える悩みは共感できても、
やはり現実はそう甘くねぇなって感じはありつつも、
自分を好きになって一生懸命生きていれば素敵な出逢いが訪れるのかもね
ってちょっとした元気をもらえて、
なおかつ
素敵だわ~
って妄想の世界でうっとり出来る素敵な恋愛映画でした