HEX BEAMについて(番外編) | ルーフタワーでKW(仮)

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再開局後、第一の目標だった1KW免許は無事にクリアしました。
今は、古い無線機のレストア?が面白くてたまりません。
こつこつ勉強し、失敗しながら少しずつ経験値を貯めています。
そんな過程を個人的な備忘録として記録していくブログです。

ちょっと話は本題からそれます。


今回、ネット上で各ビルダーのサイトやら、個人のサイトやらあちこちを見て回って、HEX BEAMに関する情報を集めたわけなんだけど、その途中MW0JZEのサイトでちょっと気になるニュースを見つけた。
それがこちら。7band-hexbeam 


なんと、6バンドのHEX BEAMに40mバンド用のフルサイズ・ダイポールを合体させて、7バンドで運用できるというものだ。


詳しくはMW0JZEのサイトでご覧になっていただきたいんだけど、6バンド用のHEX BEAMよりは一回り大きくなっているものの、回転半径が4mちょっとでコンパクトに収まっている。
片側10mのエレメントを立体的に折り曲げた形から「MW0JZE 40M Twin Peak Di-Pole」と名付けられたこのアンテナは、パフォーマンス的には通常のダイポールとそれほど変わらないようだ。


うーん、なかなか面白そうだ。
全長、というか直径が6.5mから8mちょっとに大きくなるから、おそらく質量も12~13kgくらいになると思うけど、フルサイズのダイポールだと全長20mだからなあ。
これならなんとか設置できそう、というお宅も結構多いんじゃないだろうか。


ちなみに、現在最終のベータテスト中ということで、早ければ今年の10月後半にも予約を受け付けるらしい。
予想価格は£600~650程度だから、日本円では10万円台後半~11万円台半ばあたりだろう。
送料を加えると12~13万円になるから、決して安いアンテナではないけど、設置場所に制約のあるところでは非常に魅力的な選択肢になるんじゃなかろうか。


うちは・・・?値段的になあ・・・。納期もいつになるか未定だしなあ・・・。
それに、30mに出ようと思うと、結局もう1本ロータリーDPが必要になるし。


追記:やっぱり気になるので、直接MW0JZE(Anthony)にメールで聞いてみた。
その結果、ただ今3本のプロトタイプを製作してベータテスト中で、数週間のうちに行われるScilly Islandsへのミニ・DXpeditionでも使用してみるとか。
但し、まだまだ細かな改善点もあって、はっきりとした完成のめどはたっていないようだ。
Ant本人は、なんとか今年中には、と考えているそうな。
ちなみに価格は£600前後に収めたいとのこと。(日本円で10万5~6,000円くらい?)
「7MHzには出たいけど、10MHzにはこだわらない」という人には絶対のお勧めかも。