2019年12月 ドイツのクリスマスマーケットへ① | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

別冊ブログ(https://cahier.sakura.ne.jp/petit/)もよろしくお願いします!

あっと言う間に2020年になってしまいましたが、2019年に書くつもりだったものを、ぽつぽつ書いていこうと思います、、

 


 

先月、ドイツのサールブリュック(Sarrebruck)に行って、クリスマスマーケットも見学したのですが、予期せぬ事態になってしまったため、ブログに楽しいことを書ける気分でもなく、、、涙

 

今はおかげさまでほぼ治ってますので、思い出して書いてしまおうと思います。^^

 

(その節は、ご心配をおかけしましたが、温かいお言葉やアドバイスをどうもありがとうございました。^^)

 

 

サールブリュックというのはフランスでの呼び名であって、当のドイツや日本ではザールブリュッケン(Saarbrücken)という名前です。

 

 

なんで勝手に読み方を変えるの?と思うかもしれませんが、結構こういうことは日本を含めてどこの国でもよくあるのかもしれませんね。^^

 

 

ちなみに、フランス語での外国の国名や地名は、英語に慣れててしまっているとちょっと独特なので、最初はびっくりするかもしれません。例えば、北京(Pékin)は、ペキンでもなく、ベイジンでもなく、ペカンみたいになり、上海(Shanghai)はシャンガイみたいに、香港(Hong Kong)はオンコングみたいになります。^^

 

 

 

ウィキペディアによると、

ザールブリュッケン(Saarbrücken、フランス語: Sarrebruck)は、ドイツ連邦共和国の都市。ザールラント州の州都。フランスに近く、豊富な地下資源などをめぐり、その帰属は中世から現代にいたるまで変転を繰り返してきた。

 

中世より、ライン川流域とフランドルの中継地点として、交易路の要所であった。1815年よりプロイセン王国の支配下に置かれ、引き続き北ドイツ連邦、ドイツ帝国の一部となった。第一次世界大戦後、ヴェルサイユ条約の取り決めによって国際連盟の管理下に置かれたが、1935年の住民投票の結果を踏まえ、ドイツ領に復帰した。第二次世界大戦で激しい攻撃を受けた後、再びドイツから分離され、フランスの管理下に置かれることになったが、住民投票の結果、再度ドイツに復帰することが決定され、1957年1月1日を以ってドイツに復帰した。

 

このように書かれていますが、すぐ隣のフランスの駅Forbach(フォrバック)から列車で10分なので、まさに隣接している国境の街です。

 

 

そんなわけで、市街地での買い物客にはフランス人が多くて、あちこちからフランス語が聞こえる状態です。とはいえ、お店の人はやっぱりドイツ人なので、フランス語をスムーズに話せる人は多くないような気がしました。

 

(でも、移り住んだのか、通勤しているのか、ドイツ語を話すフランス人が店員だったお店もあるにはありました。^^)

 

 

こんな感じなので、列車で1時間ほどで行けるご近所ですが、外国旅行気分が味わえるので楽しいです。^^

 

 

 

画像は、SNCFの公式ウェブサイトより

 

 

ただ、今回はストライキ(grève、グレーヴ)の前に行けたからよかったものの、12月5日からはフランス全土で大規模なストライキが行われており、フランス国鉄SNCFも例外ではなく、その時から間引き運転が続いていますので、列車でヨーロッパを旅行中の方はご注意ください。。

 

 

例えば、上の画像は明日1月14日(火)のMETZ - FORBACH - SARREBRUCKの時刻表です。普段なら1時間に1本あるのに、かなり間引き運転になっております、、

 

 

メスが始発でサールブリュック(ザールブリュッケン)が終点です。通常は、1日に数本、直通電車がありますが、たいていはフランス側の国境の町フォルバックで1両編成ほどの短い列車に乗り換えて10分です。

 

逆もしかりで、サールブリュックから帰る時は、フォルバックで乗り換えます。

 

サールブリュックの駅はとても大きいのですが、フォルバック行きのホームは、ものすごい端っこにひっそりとたたずんでおります、、(単線なので、到着も出発も同じホームです。^^)

 

 

メス~サールブリュックの線は、1時間に1本あったのでわかりやすかったのですが、このたびのストライキの間引き運転では上記のようにかなり制限されていて、帰りのメス行きの最終は15:16です。。

 

 

先週の、大々的なデモの日の時刻表を見ると、列車は全部運休で、代行の車(CARの表示)の運行のみになってました。。

 

 

 

翌日の時刻表は、前日の17時に発表されます。

 

ALSACE(アルザス)CHAMPAGNE ARDENNE(シャンパーニュ・アルデンヌ)LORRAINE(ロレーヌ)が属するGRAND EST(グランテスト)地域圏の、ストライキ中の当日と翌日の各線の時刻表は、こちらのリンクから確認してみてください。

 

Au vu du nombre de TER limité et de la très forte affluence attendue, les voyageurs sont invités à ne pas emporter de
vélos à bord

 

あと、この臨時時刻表には注意書きがあって、間引き運転のため乗客の混雑が予想されるので自転車の持ち込みはしないように、と書かれていますのでご注意ください!

 

 

 

ちなみに、今回の旅では、行きはメス~サールブリュック直通列車だったのですが、帰りはサールブリュック~フォルバックの列車がキャンセルになり、8人乗りぐらいの代行車になりました。。

 

列車だと10分の距離ですが、車だと30分ほどかかるので、乗り継ぎの列車には全然間に合わないなあと思っていたら、ちゃんとフォルバックで待っていてくれました!^^

 

数年前にも、メス~フォルバックの途中で列車が動かなくなり、かなり長時間遅れたことがあったのですが、この時もフォルバックで乗り継ぎの1両編成ぐらいの列車がちゃんと待っていてくれたので、感動したことがあります。

 

一応うまく接続するように調整してくれているみたいですね。^^

 

 

 

ちょっと長くなってしまったので、パート②に続きます、、、