ここ数年、お手軽な食事として、カッペリーニで作るカルボナーラ風をよく食べています。
(いつも家で食べるだけなので、元々のカルボナーラとはどんなだったのか、もはや思い出せなくなっていますが、、)
それで、1人分あたり卵黄1個分を使うので、卵白がいつも余ってしまいます。
昔、子どもの頃には、母が卵の白身を冷凍していたなあと思い出すのですが、自分は冷凍してまで何を作るかといったら想像できないし、プチ冷凍庫のスペースも限られているため、個人的にはまだ冷凍したことはありません。。
先月、友人が日本から遊びに来てくれた時に、ラ王の酸辣湯麺をお土産に持って来てもらったんですが、こんな感じで仕上げに溶き卵を入れるのです。
(この写真の時は、作り方を間違えて、他のラ王と同じようにスープの素を先に器に入れてしまったので、うまく混ざりませんでした、、)
これをある時、卵白を加えて作ったら、やっぱり色が白いのでちょっと気分が上がらない感じがしました、、
それで、卵白の使い道は、いつもどおりガトーショコラ風のお菓子でいいか、ということでとりあえず落ち着いております。^^
いつものレシピの2人分の量で、いりごま少々も加え、アーモンドパウダーなしで作りました。
家の弱小電子レンジ60%パワーで、蓋を軽く乗せて3分、そして蓋を外して1分ちょっと加熱しました。
ラム酒を入れたのは今回が初めてですが、いつもより少しだけしっとりしているような?
1人分あたり、きび砂糖を大さじ3弱も使っているのですが、無糖の純ココアはそのままでは本当に苦いので、多すぎる感じがしますが、これくらい入れないとお菓子としての甘さが感じられません。。
ホイップクリームが家にある時は、きび砂糖の量を大さじ3弱よりも少し減らして、甘みを補ったりしています。^^
このホイップクリームは、星型みたいな口金付きで、ワンプッシュで、ホイップになるお手軽なもので、気に入って使っています。^^
ずっと冷凍食品のピカールで買っていたのですが、近所のスーパーでも同じものが売られているのを発見し、スーパーのほうが少し安いです。1缶250g入りで、2.50ユーロ弱です。
このホイップクリームのフランスでの総称は、Crème chantillyとか、単にChantilly(シャンティイ)と言います。
なぜシャンティイなのかと言うと、中世の時代にイタリアからフランスに伝えられた時の舞台がChâteau de Chantilly(シャンティイ城)だったみたいです。^^
Par Mattis — Travail personnel, Domaine public, Lien
ということで、このホイップクリームのシャンティイも、見た目よりもずいぶんと軽い感じで甘さも強くはないのですが、つい山盛りで使ってしまうし、こんなに砂糖を摂取しても大丈夫かなと、ちょっと心配になります。
2015年3月5日付の日本経済新聞のウェブサイト記事によると、世界保健機関(WHO)が推奨する1日の砂糖の摂取量は、平均的な成人で25グラム(ティースプーン6杯分)程度だそうです。
大さじ1はティースプーン3杯分ですから、大さじ2で推奨摂取量1日分になってしまいますね。。
こちらの福井市保健センター・清水保健センターの「お菓子・菓子パン・甘い飲み物に含まれる糖分量」というPDFでは、和菓子や洋菓子の糖分量が記載されていますが、これを見ると、市販品のほうがもっと使われているのがわかります(しかも1個だけで済むとは限らないですしね、、^^)。
そう考えると、家で作るガトーショコラ風は、そんなに大量の砂糖を使っているわけでもないですが、一応、WHOの1日推奨分は超えてしまっていると知っておいたほうがいいのかもしれませんね。。
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ちなみに、フランスで使っているきび砂糖(カソナード)は、100gあたりのカロリーは、400kcalです。
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日本のきび砂糖は、100gあたり396kcalだそうで、大さじ1だと、およそ8gほどになるみたいです。