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jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

国際切手展まで2ヶ月少しと迫ってきた。毎年、何故か、国際切手展が近づくと大物が出現してくるのだが、今年もその例に漏れずに続々と出現。先日の66通目の航空便はその一例だが、ハンガリーインフレ以外にも出現。
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画像がその大物の一例。1924年1月8日、1924年1月8日、ポーランド・ビエルスコ(Bielsko)からオーストリア・ウィーン宛の外国書状。こういう数字がずらりと見える多数貼はたまらない。183万Mk貼。
実は、ポーランドでは、郵便料金表と、実際の料金がなかなか合わず、特に1924年1月8日から2月8日の1ヶ月間は、料金が合わない郵便物の方が多いという特異な時期である。まだ分らない所が多いが、料金単位制という制度が原因というのは間違いない。そして、その料金単位制に基づいて、各局で適当に料金を決めていた(としか説明のしようがない)という不思議な時期である。そして、カバーをみて、真っ先に気になったのは、1枚だけ貼られている5000Mk切手。これは意味なく貼ったのではなく、きちんと計算した上で貼った感じ。何倍重量便なのかも分らないので、難解な方程式を解くようなものだが、外国書状9倍重量(180g)だと150料金単位となり、1料金単位=12200Mkを乗ずるとぴったり183万Mkとなる。このようにぴったりと数字が出たのは珍しい。しかも、料金単位制の初日、見た目の賑やかさ、という貴重なカバー。ただ、残念なことに、オーストリア宛書状は、一般外国宛より6料金単位安い料金設定となっていた。ということで、中途半端な入札(それでも100ユーロ超なのだが…)となり、ぴったり僅差で抜かれてしまった。とりあえず、183万Mkの使用例ということで、記録しとこう。
ホームページは、Yhahoo!ジオシティーズを利用しているのですが、6月9日リニューアルに伴い、アクセスカウンタやゲストブックなどのサービスを停止ということで、ホームページからゲストブックを削除し、アクセスカウンタを変えました。ブログだけ先行して、サービス停止となるジオログからYAHOO!ブログに移行を済ませていたのですが、他がそのままでした。来週サービス停止となるということで、あたふた対応です。更新しているのは、ブログだけで、ホームページの変更は8年ぶりでしょうか。コンテンツが全然加わらない状況をみると忸怩たる思い。いや、それだけ、収集に注力せざるを得ないといううれしい誤算と思うべきか。いずれ、インフレの情報を更新したり、細々と続けている聾関係のカバー収集をアップしたいと思っています。リニューアル後のYhahoo!ジオシティーズの機能が便利になれば、どんどん情報発信が出来るかもしれません。なお、アクセスカウンタは、あたふたと取り急ぎつけたものなので、そのうちまた変えるかもしれません(と書きながら、そのままになる可能性大ですが…)。
ハンガリーインフレの収集に、航空便は、欠かせないもの。航空料金が、現地通貨建てではなく、ゴールドフランで決められ、ほぼ毎日変動していた。その相場がべら棒に高く、外国書状料金の100倍位。切手を貼るのは無理な話。ハンガリーでは、第二次世界大戦の敗戦で、外国との郵便交換もストップしていて、少しずつ郵便交換が再開されていた。そのため、外国郵便そのものが少ない。航空便は、インフレ末期の1946年5月になって再開されたが、高額料金もあってか、確認数が少ない(更に1日に受理する郵便は200グラムまでだったという推測がある)。それでも毎年のように新しい航空便の存在が確認されている。インターネットのお陰といえる。切手が貼られていないこともあって、目立たなく、出品者はその希少性に気付いていないケースが多いと思う。そして、66通目の存在を確認。下の画像がそれ。
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1946年7月5日、ブタペストからスウェーデン・ストックホルム宛。外国書状(20グラム)は、8000兆ペンゲー。スウェーデン宛の航空料金は、5グラムで0.1ゴールドフラン。当日のゴールドフランの相場は、200万兆ペンゲー(200万兆は、200京だが、京に慣れている人少ないので、万兆で表記)。0.1ゴールドフラン分の、20万兆ペンゲーを加えた20万8000兆ペンゲーが料金となる。カバーの右上に書かれている"208,000"という数字は、その20万8000兆ペンゲーが支払われたことを示しています。左上に書かれている"3 1/2"は、3.5グラムを示します。ちなみに、スウェーデンはハンガリーに近いヨーロッパ内なので0.1ゴールドフランですが、アメリカは、遠いので、1ゴールドフランと10倍します。アメリカはありふれた宛先なのですが、料金面では重要となります。
 
実は、ゲットしました。ラスト10秒で入札したが、もう一人いて、2ポンド少しが、ラスト10秒で一気に数百ポンドに跳ね上がった。他に気付く人がいないのを祈ったのだが、無理だった。ちなみに3番札は、11ポンド。せめて100ポンドくらいにしてくれないと…。切手展出品を決めていると、不思議と欲しいマテリアルが集まるのだが、今回もこのケースでしょう。ただ、ボーナスが近いとはいえ、ちときつい。
2週間書かなかったので、近況を。国際切手展の作品は連休後、ストップ状態。あと2ヶ月半で、全日展出品は、この国際切手展の準備状況次第で決めようと思っているのだが、何とかしなくでは…。現地のホテルは予約し、作品以外の準備は基本的に完了。ホテルは会場至近のグランドインターコンチネンタルホテル。会場から少し離れた安いホテルも考えたが、短い会期中に最大限の収穫を得たいので、参観して、疲れたら部屋で小休憩出来るような立地を優先。国際切手展での3大出費は、出品料、フライト料、宿泊代だが、フライト料が国内並みの安さなので、宿泊代が突出することに。
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画像は、1948年11月10日、中国・懐寧(合っているかな)から、ニュージーランド・オークランド宛の印刷物。印刷物の表記がないが、貼付切手0.15銀圓から印刷物と判断。オーストラリア、ニュージーランドは珍しい宛先の分類に入るが、中国インフレの場合、最近、オーストラリアがかなり出ていて、ニュージーランドもぼつぼつと見かけるようになった。銀圓のカバーは激戦地なので、適当に入札していたら、2番値に…。それだったら、もっと強く入札しとくだった。と、中国インフレも何とか、続けています。
連休もあと一日に。国際切手展の構成について、思案中。データベース更新は、新規追加が少なかったこともあってすぐに終わった。次は、郵便の種類毎の収集状況の確認。国内書状・書留・葉書・印刷物、ローカル書状・書留・葉書、外国書状・書留・葉書の10種類を基本の基本として、27料金期間の収集状況をチェックしたら、270中、252集まっていた。未収は、外国葉書8が最多で、国内印刷物4、ローカル葉書3、ローカル書留2、国内書留1。料金期間別では最短3日間料金期間の4が最多。従来は、郵便料金期間順に展開していたが、今度は、郵便の種類別に展開の予定。例えば、国内書状のみで、1フレームという形。最初の1リーフの上半分を、セクションの説明に使うとして、31通分を展示できる。27料金期間なので4通分の余分が生ずるが、それは、1通/リーフとなる大型サイズないし目玉カバーないし、旧料金猶予というハンガリーインフレ特有のカバーをいれば、綺麗に1フレームに収まる計算。但し、8フレームなので、上に挙げた10種類全部という訳にはいかない。一番弱い外国葉書を外すと外国が手薄になるので、外国葉書は外したくないというジレンマ。また、27料金期間全部揃っていても展示にちょっとというのも混ざっている。従来の展示で目玉としていたもので、業務書類や挨拶葉書は印刷物の仲間ということで、国内印刷物に入れられるだろうが、代金引換、郵便為替などは入れられる所がない。今度のは、平凡だが綺麗な状態を揃え、美しく展示するという方向にもって行けば得点が伸びるかもしれないが、最短料金期間で未収のものが多いなど、ちょっと厳しいかな、何か一工夫できないかなと思案中。ここで、収集が更に進めば、平凡な国内書状、ローカル書状はあえて外して、難しい国内書留葉書とかを綺麗に揃えて展開する方法もあるのかなと思い至る。残念ながら、国内書留葉書は17料金期間で未収。
いよいよ、国際切手展の準備開始です。まずはデータベースの更新です。といっても、大したことではなく、エクセルにデータを記入し、スキャンした画像へのリンクを張るというものです。エクセルの機能を使えば、現在どれだけ揃っているかのチェックなど色々と出来ます。今日は、昨年7月以来、新規入手したカバーをスキャンし、画像を切り出すところまで作業。新規に入手したのは30通強。結構入手していました。但し、最初からレギュラーと決めていたのは、昨年10月のブログに取り上げたスイス宛速達のみで、後は、準レギュラークラスから、それ以下ばかり。それでも、状態の良い物を入手するように心がけていて、流れによっては、使えそうなものもちらほらと。
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画像は、その一例で、1946年7月30日ブタペストからスイス宛の外国書状。ブタペストの消印は薄いし、好きな料金初日・最終日でもない。あえて入手したのは、カバー全体が綺麗なのと、あて先が変わっていて転送するために、押印されたバーセル局の消印がカバーの裏側でなく、表側に鮮明に押されていたため。またカバーのサイズが小さめで、カバーの下側が空白になっていて部分的に隠すことが可能な点もポイント。朱色の100万アドーベンゲー切手はインフレ末期に出現し、6日間しか使えず、既に発行初日の外国書状があるが、カバーの裏側に貼られていて見た目が今ひとつという欠点がある。同時に2つを展示は重複になるので出来ないが、綺麗なカバーの方がよい場合は、FDCの代わりに、画像のカバーを使うこともあるかもしれない。

今日より連休。一日目は残務処理。

昨夜、ようやくジオログでYAHOO!ブログへの移行が可能になったのでさっそく申請。これからは、YAHOO!ブログで書きます。よろしくお願いします。どしどし、コメント下さい。

日記を書いているジオログが6月8日をもって終了するという表記が出ていることに気付く。日記はYahoo!ブログに移行可能とあるので、移行を調べようとしたら、メンテナンス中の表記。一気に移行依頼があって、混乱しているのだろうか。新しいブログを作る手もあるが、1ヶ月半程の余裕があるので、混乱が落ち着いてから、移行ツールを使ってとりあえず、Yahoo!ブログに移行でしょうか。

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インフレカバーを収集していると、全料金期間での収集が一つの目標となります。最初は何でもいいので全料金期間揃えが目標ですが、収集が進むと郵便の種類毎に揃えたくなります。ドイツインフレ期1922年~1923年だと21料金期間あるので、全ての種類の郵便で揃えるとなると結構な数になります。国内書状などはすぐに揃いますが、外国葉書がなかなか揃いません。それでも少しずつ拾って、あと1つとなっていましたが、先日ようやく落札。画像がそれで、1923年12月4日、ドイツのハレ(Halle)からスイス・ベルン宛の外国葉書です。1923年12月1日に、新通貨の切手が発行され、従来のインフレ切手の販売は停止されましたが、12月31日まで、使用が認められていました。インフレ切手の1923年12月中の使用例が12月カバーと呼ばれていますが、販売が停止されて、残った切手のみですから、数が少なくなるのは必然です。右側の3枚の切手が旧マルクのインフレ切手で、左側の2枚が新マルク切手です。右側のインフレ切手3枚で500億旧マルクで、5の数字の0.05新マルク切手と同値です。実は、この葉書は、eBayに出ていたもの、PayPal可の表示がなく、出品者に確認した上で入札したものです。但し、ラスト10秒で100ユーロ以上跳ね上ってしまいました。あまりにきれいなので、裏が真っ白な郵趣家便の可能性もなくはないなのですが、あて先が会社なので、郵趣家便の可能性は低そうだし、郵趣家便だとしても、外国葉書の21料金期間完揃いなので、まずは良しです。