あるブログに、売る能力という興味深いことが書かれていました。現在は、競争展出品や収集に集中しているという口実で、処分について大切なものだという認識がありながら、後回しにしている課題です。約20カ国もの国を同時進行で追いかけているので、入手で忙しいのが実際の所です。収集対象を決めるため、あれこれと手を出した時期があり、その結論として、4年以内で100倍超という収集範囲を定義したとたんに、収集対象から外れたものもあり、これに関しては売っても良いものです。しかし、売るとなると、また別のエネルギーが必要なので、先送りとなっています。ヤフーに出品したこともあったのですが、買い手の意欲を引き出すような画像や記述が大変だなと思ったものでした。しかし、先送りしていたら、面白いもので、大量出品しやすいツールが出たりして、出品しやすくなっているようです。また、以前、
切手市場に出店した期間があります。いずれまた、出店を再開したいと思っています。インフレカバーは、以前集めていた菊切手や、国際切手展に出品されている他の作品に比べれば、一般的に安いので、老後に楽しみながら、売りたいなと漠然に思っています。但し、収納スペースの問題もあるので、嵩張るものは売った方がよいですね。
画像は、1923年10月8日、ドイツのフレンスブルク(Flensburg)から、デンマークのオベンロー(Apenrade)宛ての書状です。国内書状は200万マルク、外国書状は600万マルク料金期間で、貼られている切手は、200万マルクで国内書状料金です。しかし、不足料も取られていません。実は、差出地と宛先地が30Km以内の場合、国内基本料金と同じ料金が適用される国境隣接便という特殊な使用例です。ドイツと国境を接している国のうち、オーストリア、ルクセンブルクは、距離に関係なく国内料金と同一料金になっており、また、ポーランドとフランスは、国境隣接便の制度の対象外でした。チェコスロバキアは、外国料金より安く、国内料金より高い料金体系でした。国境隣接便は、スイス、オランダ、ベルギー、デンマークの4カ国になります。
4カ国のうち、見かけるのは、スイスばかりです。地図を見れば、スイスは、国境を流れるライン川の両岸に、街が並んでいるため、国境隣接便が生まれやすい訳です。それは、オランダでも同様なのですが、1通しか持っていません。これは、見かけが国内便と変わらないため、見つけにくいのが原因でしょう。逆にいうと、国境隣接便は、安く掘り出す可能性が高いものです。しかし、ベルギーとデンマークは、スイスとオランダに比べれば、極めて難しくなります。まずベルギーは、北側はオランダがはみ出ていて、南側は、ルクセンブルクがあり、国境線が短くなっています。そして、短い国境線の半分ほどで、デンマーク側が自然公園、ドイツ側が国立公園となっていて、公園になっていない地域でも小村ばかりという状況。そして、デンマークですが、国境に近いところに街が殆ど無く、デンマーク側は、オベンロー位です。しかも、人口は、ウィキペディアによれば、2011年で1万5千人程なので、なかなか見つからないのも道理です。以前から探して、今年になって入手したものですが、消印もしっかりしていて、間違いなく今年の収穫品のベスト10に入るでしょう。他にも、国境隣接便であることに気付いた人がいたようで、国内書状同様で安く入手とはなりませんでしたが、業者か何かだったようで、無理してでも入手しようとしてたのではなかったようで、それほど高くならず、助かりました。