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jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

シンガポールも今日で最後。早めに起きて、とにかく帰国へ。慌しく時間が過ぎ、無事に自宅へ。日本で雨だったためか、羽田空港についた途端に、蒸し暑さで参るということはありませんでした。2年前のタイ、昨年の韓国からは羽田空港についた途端、蒸し暑さで参ったのでした。ともあれ、今年最大イベント無事終了。
 

国際切手展最終日。この日のハイライトは、審査員との対話。審査結果に関して話が出来る唯一の貴重な機会。6回目の出品だが、過去5回はずっとハンガリー人の審査員が郵便史に加わっていて、今回初めて、ハンガリー人の審査員がいない中での対話となり、どのようになるかが楽しみだった。まず採点項目毎の採点を確認。面白かったのは、重要性という項目は、もっとも点を上げるのが難しいのだが、初めて1点アップし10点満点で8点となっていた。構成と展開、知識で点が下がっていた。重要性で8点となれば、90点の見込みが反って出てきたという不思議な採点結果だった。あと、点を上げるにはどうすれば良いかを重点的に聞いたら、郵便料金期間順にすると良いという返事。これは、2年前の郵便料金期間順を、郵便の種類で分類すると良いとは全く逆の話。ハンガリーインフレを知る審査員ならば、現在の郵便の種類で、ハンガリーインフレを知らない審査員ならば、まず思いつく、郵便料金期間順で展開と、審査員の顔ぶれをみて、展開を変えるという方法もありえるかもしれない。更に、ずっと展示技術が満点とならないので、満点に出来ないかと聞くと、大きなサイズのカバーはみっしりと詰めるのではなく、ダブルリーフで示すと良いではないかという返事。要するに、大きなサイズを無理に1リーフに詰めるのは、印象が良くないということのようだ。言われた通りにすると、カバーを2通外さないといけないので、逆に大きなサイズのカバーを外した方が良いのかもしれない。更に、ハンガリー人の審査員以外にも分るように書かなければと思ったのは収穫だった。
カタログでは16時まで参観出来るはずだが、15時過ぎに早々と追い出されてしまった。チャンピオンクラスで早くも作品の取出しが始まっていた。
いったん、ホテルに戻って小休止し、再び会場に行き、近くのショッピングモールで夕食をとり、会場を覗くも日本勢の作品返却は、夜の10時から。最後のグループ。仕方がないので、ちょうど「ワンダー・フル」というショーが始まるので再見し、またホテルに戻り、10時前、作品受取コーナーへ。程なく、日本勢の作品チェック開始。紛失したものがないかどうかを確認してから作品を受け取る。作業完了後、簡単な明日の打ち合わせ後、ホテルへ。

早いもので、国際切手展も明日で終了。国際切手展のハイライト、パルマレスがあり、参加。パルマレスでは、審査員の投票によるグランプリが決められます。国際切手展では、チャンピオンクラス、開催国、開催国以外の国の3つのグランプリがあり、グランプリ候補が事前にそれぞれ3つまで挙げられ、その候補にたいして、審査員が投票し、最多票を得た作品がグランプリとなります。開催国は、候補が1作品だけなので、無投票で決定。そして、開催国以外では、デンマークの方の郵便史作品に決定。実はその方とは、国際切手展初出品のポルトガル2010でパルマレスからホテルに戻った時、エレベーターに一緒に閉じ込められた方。どうやら、過重量なのに、動き出し、途中で過重量を察知したのか階と階の途中で止まってしまったもので、シンドラー社のエレベーター。今となれば笑って済むけど、身動きも出来ない状態で大変だった。パルマレスの後、コーヒーを飲んだため、ホテルに戻ったのは、午前様…。
パルマレスの前は、貼り出された賞を元に、じっくり見る作品を決め、見て回りました。20世紀という比較的新しい時代で90点以上という作品を中心に見て回りました。自作品にはない何かがあるかと見て回ったのですが、腰をすえてみたのではないので、明日最終日、再度見直す予定。
 

一般競争部門の日本の結果です。速報につき、誤記の際には容赦願います。
 
LG Nakagawa, Yukihiro Japan Chrysanthemum Series
LV Hayashi, Kunihiro Japan Showa Issues 1937-1946
G Yamada, Yuji Tazawa Series - Unwatermarked White Paper Series & Watermarked Old Die Series
V Yoshida, Takashi German States before German Empire
LV Kobayashi, Akira The Admiral Issue of Canada 1911-1925
G Ikeda, Kenzaburo Prompt Delivery in Japan from Pre-adhesive Period to 1937
G Yamazaki, Yoshiyuki The Japanese Couriers 1562-1873
LV Ito, Fumihisa Hungarian Inflation 1945-1946
G Wada, Fumiaki Post Office Forms Including Envelopes Created for Conducting the Registered Mail Process, 1842-1929
G Yamazaki, Fumio Hawaiian Postal Stationery
LV Ando, Gensei The Japanese Foreign Mail Postcards
LS Komiyama, Satoshi Early History of Japanese International Post Cards
LG Onuma, Yukio L V Beethoven - His Life in a Historical Context and his Legacy

早いもので、国際切手展もあと3日。審査結果が出ました。88点の大金銀賞です。6年連続の大金銀賞。昨年より1点下がっていました。ただ、ハンガリーを対象とした作品を出品して、過去5年ずっと、出品部門の審査員にハンガリー人がいるという幸運が続いていたので、止むを得ないのかもしれません。6回目の大金銀賞ですが、金賞に近づいているという感触が出てきました。ただ、感触だけではダメで、その、あと一歩というのが肝要でしょう。審査結果のリストは、おそらく明日の夜にならないと入手できないので、作品に貼り出されている賞を見て回りました。明日、じっくり見て回る予定。日本勢は、前回出品と同じ賞が大半でしたが、全体として、辛目の審査結果という印象でした。
 

シンガポール滞在も折り返し点。朝10時から開場ということで、会場に行くと、立ち入り禁止を示すテープが張り巡らされていた。訊ねると審査員の要請によるものという返事。審査員が審査のために立ち入り禁止することはないはず。現に、前日まで、審査が行われていたが、立ち入り禁止とはならなかった。展示作品の中からリーフを取り出す作業が見えて、ようやく事態を把握。珍品が多く集まる国際切手展では、偽造が紛れ込む可能性が高く、それをチェックするため、実物を取り出して、確認する作業が必ず行われる国際切手展恒例の光景。但し、その作業で、一般参観者を締め出すということは初めての体験というか記憶にない。審査員の要請も取り出すだけだと思うが、実行委員会側で立ち入り禁止を決めたのだろうか。ともあれ、参観できないので、別の懸案を片付けることに。2年前にシンガポールで手話切手が発行され、少々まとめ買いしていた。手話切手の実逓便は少ないので、実際に自分で作ろうと思ったのだが、葉書が見つからない。会場の郵便局は長蛇の行列で調べる気も起こらなかった。でも、街中や会場周辺をそれとなく探しても見当たらず。会場の郵便局にいる係りに聞いてみると、しばらく訊きまわった後、ありません、という返事…。困った。参観できる時間になったので、取り合えず、参観開始。成り行きで確認するため持ち出されたリーフを見て回る。昨年までは、切手の図案の元となる原画が狙われたが、真正である鑑定書が付けられるようになったので、原画以外のものが厳しくチェックされたようです。
昼食をフードコーナーで食するついでに、ショッピングモールで葉書を探そうとするも全く見当たらない。300店以上があるというのに。尋ねる窓口もない。窓口とは違うが、訊けそうな係りに尋ねると、ホテルのギフトセンターにあるという返事。ホテルでは、高いだろうなと思ったら、案の定高い。しかし他では買えないので、まとめ買い。葉書で苦労するとはちょっと思わなかった。会場に戻って、葉書に切手を貼って書き込みをしていたら、何人かの人に、これどこで?と訊かれた。ホテルを指差すとなるほどという感じでホテルへ行った。もしかして、ホテルのギフトセンターで葉書が品薄になったかも。ニーズがあるんだから用意してよ、と思ってしまった。
 

国際切手展2日目。会期中の開場は、大体10時~18時なのですが、この日だけ、正午~20時とずれていました。ともあれ、午前中は会場に入れないので、どうしょうかと迷ったが、ともあれ会場へ向かうことに。展示会場は、300店以上が入る巨大ショッピングモール内なので、いくらでも時間潰せると思ったからなのですが、ホテルを出た所、偶然にも知り合いに遭遇。もう行くの、今日は12時からだけど、と聞かれ、うん、気が向いたら、マーライオンでも見てみるかもと、とっさに答えてしまった。その心理的影響あってか、天気も良かったので、ショッピングモールに入らずに、歩き出し、結局一周してしまった。歩き出して、すぐ、対岸で有名なマーライオンが水を勢い良く噴出しているのが見えた。ショッピングモールに戻り、早めの昼食を採ると、再び同じ知り合いに遭遇。ベイを一周してきたと伝えたら、本当に走ってきたと受け止められてしまった。天気良かったし、ちょっと重い荷物を持っていたこともあって、汗が吹き出てた…。いざ、開場という段になって、忘れ物に気付き、慌ててホテルへ戻る。再び、地下鉄を乗り間違えたりして、時間をロス。まぁ、いいかと会場に戻り、参観。ハンガリーのコミッショナーと会ったので、自作品を見てもらったり、色々なことを教えてもらったりした。そうしているうちに、時間が経ってしまい、結局は、殆ど、展示作品をまともにみない一日となってしまった。まともに見たのは、1作品だけで、ポーランドから出品の「The Post in Warsaw till 1920」という5フレームの作品。何年からかと思ったら、1562年からという古さにヒェッ、ロシア占領期のロシア切手貼カバーが34通にヒェッという作品。ポーランドのロシア切手貼カバーは、朝鮮字入り菊切手貼カバー並みと思っているので、34通というのはヒェッというレベル。で、何故、注目したかというと、1922年~1924年にポーランドではインフレが発生しているが、インフレ発生前の状況があまりに複雑で理解出来ていないというか、全く消化出来てない。それを 少しでも理解したく、にらめっこ。ポーランド独立後のリーフは最後のたった6リーフですが、状況を理解しようと…。そして、どうも日付が合わない、変だなと思ったら、ポーランドの首都ワルシャワだけを取り上げたので、ポーランド全体とは、ズレがあって当然と気付くのに時間がかかった。このあたりは、要領が良くないと思うが、少しずつ理解できればいいと思っている。閉場の夜8時が近づいたので、会場を出る。実は、毎日午後8時と9時半に「ワンダー・フル」というショーがあるという情報を得ていて、試しにと見たら、大掛かりなショーでびっくり。そんな寄り道ばかりの1日でした。

いよいよ、国際切手展開幕。遠出で朝食を食べに行ったら、地下鉄を乗り間違えたりして30分遅れて到着。長蛇の行列が…。前の列の人が、プリントした紙を係員に示すと、そのまま前にという合図だったので、その見知らぬ人の後をついて、正面受付へ。プリントした紙は事前登録したことを示すもので、こちらもプリントしたものを持っていたのでした。受付完了のシールをもらってそのまま入場。真っ先に、自作品の確認に向かう。程なくして、ほぼ正常に展示されているのを確認し、一先ず安堵する。全体の展示を把握しようとすると、日本のコミッショナーと遭遇。出品リストなどが入ったカタログはまだもらってないとのこと。プリントしたホームページで公開されていた出品リストを手にざっと、作品を見て回ることに。展示フレームは、3種類あり、1つは、日本のJAPEXでも馴染みのアメリカ製フレームでした。郵便史-ヨーロッパ部門の後半からの全作品がそのアメリカ製フレームでした。逆V字で、参観しやすいものです。他の2種類は、WWWW状態にフレームが並ぶタイプで、まっすぐ立てられているのでフレーム下段が見難いのと、WWWW状態のため、作品全体を見渡せない点が、ちょっと難点です。
プリントした出品リストを片手に、一気に全作品を見回りました。1Kgを超えるようなカタログでは、手が疲れてしまいます。気になった作品はリストに印をつけます。明日以降、じっくり参観するでしょう。また、気になっていた、オーストリアインフレの葉書と、ウクライナインフレのキエフ暫定切手も見たのですが、2作品ともどう評価されるかが気になります。
 

ホテルは、一人いくらではなく、一部屋でいくらというのが基本で、一人でも、二人でも同料金と一人旅には辛い料金体系。しかも、朝食代も一人でも二人でも同料金。一人で数千円はちょっと(一泊でもちょっとだが、連泊だとちょっとところではない)なのでホテルで朝食の予約はなし、ということで、一日の始まりは、朝食の場所探しから。ホテルは、シンガポール中心にあるため、朝食にさほど困らないと期待し、日本時間で8時半(シンガポールでは7時半)にホテルを出て、近くの地下鉄駅に行ってみると期待通り、いくつかの店が営業。ただ、見回っているうちに、出勤ピーク時間となり、あっちこっちで行列があっという間に…。食事スペースがなく売るだけの店で、パン類を適当に購入して、ホテルに戻る。適当に選んだが、なかなかの美味。地下鉄に乗って、会場へ行く。日本からの出品は多いので、例年、人手を分けて、作品提出時のチェックを手伝っていたが、今回は一人のみということで、殆どコミッショナーが対応。他の人は手持ち無沙汰。最後の方で、隣のテーブルが空いたので少しだけ手伝うことが出来た。その後、一人で、ベイ・サンズ内を見て回り、フードコートがあったので、タイ料理で、少し遅い昼食。やはり辛かったので、スイカをミキサーにかけたジュースで喉を潤す、といった按配で、シンガポール生活に慣らす一日でした。いよいよ明日から、国際切手展。

シンガポールに到着。日本のコミッショナーについて、ベイ・サンズホテルまで行き、それから、自分のホテルへチェックイン。
ベイ・サンズホテルの大きさにびっくり。考えてみれば大きなホテルの建物が3つ連なっているんだ。ベイ・サンズホテルで会おうと言っても、3つのうちのどこで待ち合わせすりゃいいんだろう…。