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jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

4月。桜が満開に。少し足踏みしたが、ウクライナの整理に着手。まずは、スキャン。しばらく、カバーを見てなかったので、スキャンしながら、少しずつ思い出そうという腹積もり。4月中に一通りのデータ整備が出来れば上出来。

 
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画像は、1923年9月3日、ポーランド・クラフク(Kraków)からロンドン宛の外国印刷物書留です。面白そうだと思ったものは、良く分からないものでも、どんどん手出すのが、通常だが、巨大魚ゲットで、当面、狙うのは、必要というか欲しいものみ。それで、普段なら目に留めるようなカバーもどんどんスルー。画像のカバーもあやうくスルーする所だった。裏面に切手が貼ってあるので展示に不向き、展示するなら全部表にあった方が良い。でも、裏の消印、鮮明で、ポーランドとしては、珍しいなぁと、目に留めたら、中央の楕円の印がフラップに隠れていることに気付く。カバーが到着してから、フラップをカバーの内側に差し込んたので、画像は、楕円全体が見える。フラップが気になり、改めて貼付切手の金額を確認すると、2400マルカ。通常の書留なら4000マルカ。表面の青字タイプの先頭が、"Druki"とあり、印刷物の書留。印刷物と書留は、それぞれ、ありふれたものだが、印刷物書留となると、意外と難関。印刷物に、普通は書留をわざわざ掛けないはず。他に気付く人がいないのを祈ったら、無競争。ポーランドの印刷物書留は、初めてかも。ウクライナの次は、ポーランドの予定なので、うれしい。
巨大魚ゲットで、しばらくおとなしくしないといけないはずだが、こういう時に、欲しいものが出てきます。珍しい宛先の類は、我慢だが、アルゼンチンインフレのロットに我慢できず、数ロットの200通弱ゲット。
 
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画像は、そのゲットしたロットの一部。見た目は、パッとしないが、6通全て違う通貨の混貼。アルゼンチンでは、連続してデノミが行われたので、画像のような混貼が存在する。更に、画僧の6通中4通は小型サイズ。アルゼンチンのカバーは大型で、画像の小型でない2通も大きくはない方。展示しやすい小型サイズは、入手して置きたい。
 

ひな祭りの夜に巨大魚、出現。しかも、別々のサイトで。2匹とも運よくゲット。さぁ、支払いが大変です。しばらく、大人しくするでしょう。有名なものなら、切手展で初披露目し、あっ、と驚かす手もあります。でも、インフレは、そんな手法では、限定的なので、早々に、アピールすることにします。詳細は、ブツが届いてから。

 
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ハトを知っている方は、お判りでしょう。
 
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料金表上だけでしかなかった物。ハトの倍以上の大きさ(出費)

3月。早いものです。聴覚障害者切手クラブ切手展があと10日と目前に迫ってきました。5フレームの企画展示、いつものパターンで、未だに全く手つかず…。プリンタを購入したので、作り直しと思ったのですが、既存の作品のマイナーチェンジになりそうです。

 
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今年最初の収穫品を紹介したのですが、実は、同じ日に落札し、同じ日に届いたのが、もう一つあるので、もう一つの今年最初の収穫品として記します。
 
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画像が、もう一つの今年初の収穫品で、1923年11月4日、ドイツ・フォイエルバッハ(Feuerbach)からグラスヒュッテ(Glashütte)宛の国内印刷物書留です。印刷物の書留は、探してみると意外と見つからないものです。しかも、ドイツインフレの最短料金期間(1923年11月1日~4日の4日間)のものですので、多少の欠点は目をつぶってでも入手しておきたいものです。しかも封筒よりサイズが小さい葉書なので、リーフのレイアウトが楽です。
7日に、今年初の落札で、その落札品が届きました。例年だと、元旦から複数のカバーを連日落札しまくりなのですが、今年は、いつになく、遅いスタートです。
 
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画像が、今年初の収穫品で、1993年6月2日、ウクライナ・ムィコラーイウ(Nikolaev・Миколаїв)からニュージーランド・ワイプクラウ(Waipukurau)宛の外国航空書留です。切手が暫定切手で、宛先がニュージーランドという珍しい分類に入るためか、最低値が10ユーロを超える強気の設定でした。それでも入札した理由は、郵便料金でした。245Kbという料金に合うのは、"США"宛の航空書留20-100gだけで、一般外国航空書留20-100gは220Kbです。"США"は、キリル文字で、アメリカを意味するのですが、カナダなどにも見かけるので、アメリカ圏という所でしょうか。実は、以前から、"США"の対象国というか範囲が気になっています。ウクライナの師匠に訊いても分からないとのこと。更に、"США"が一般外国とは違う割高な料金体系になっているのは、1993年1月~8月の2料金期間のみです。カバーに"США"の表記がないので、間違えて一般外国料金で良い所を、より高い"США"料金で貼った可能性もあります。ともあれ、気になっている"США"の料金に一致なので、とりあえず、入手してみた次第。重量便なのも珍しく、更に、ニュージーランド側で書留のラベルを貼り足しているのが更に興味深い。
 
(2016.1.24追記)
郵便料金表で、245Kbに合うのが、もう1つありました。業務用の一般外国航空書留20-100gが245Kbです。ウクライナは、旧ソ連圏のためか、郵便料金は、個人用より業務用が一般的に割高に設定され、外国航空書留20-100gの個人用が220Kbに対して、業務用が245Kbです。"США"ではなく、こっちの方が可能性高そうです。業務用のは少ないので、貴重です。ウクライナを2年半程、開店休業だったので、鈍ってきたようです。
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は、まず、3月11日(金)~13日(日)に切手の博物館で開催の第8回聴覚障害者切手クラブのミニペックスです。まずは、聴覚障害関係の歴史を織り交ぜた「ろうあ界の灯」の企画展示に注力です。第1回から毎回展示し、毎回進歩しています。イメージの2合目程度であり、早急に5合目レベルに到達したい。情報源は、昔を知る年配のろうあ者ですが、年々少なくなり、貴重な当時の郵便物が失われつつあります。本人が大事にしたものでも、残された家族が処分するケースもあり、急がなければと思っています。そういうわけで、ホームページ(j_deafの切手収集)の先頭に「Deaf World」を挙げながら、物は少し集まったが、物探し優先で、準備中のままになっています。ただ、他のインフレなども未更新のままであり、このブログだけ細々と続いています。そろそろ、ホームページの更新もしなければ…。メイン収集のインフレカバーは20か国程集めています。集めた物のデータ整備の重要性は認識していましたが、2年前までは、ハンガリーのみでした。ドイツはちょっと集まり過ぎ、更に数作品だけでなく、色々な場所に突っ込んでいてデータ整備が大変なので、2年前、オーストリアで練習を兼ねてデータ整備をしたら、JAPEX2014 に出品し、国際切手展出品資格を頂くまでにいきました。そして、昨年、ドイツのデータを整備し、国際切手展8フレーム作品の準備を兼ね、第50回を迎えた記念すべきJAPEX2015に出品したところ、国内二大切手展で初めての金賞。
2016年も引き続き、データ整備を進めます。整備したら、そのまま、国内二大切手展に出品出来ればいいですね。まずは、整理がドイツ以上に中途半端になっているウクライナ、そして、滅茶苦茶な料金体系で面白いポーランドに手を付ける予定。ウクライナ、ポーランドが進んだなら、アルゼンチンですね。ウクライナ、ポーランド、アルゼンチンは、いずれも、ハンガリー、ドイツに劣らない面白さがあります。簡単に書くと、まず、ウクライナは、暫定切手です。中にはレジのレシートを切手代わりに使用という極端なものもあります。ポーランドは、刊行された文献の料金表通りの方が珍しいという滅茶苦茶な料金期間が存在し、実は、料金表の上下5万マルクまでは、丸めて(四捨五入など)良いという運用がされていたようなのです。この辺は、ポーランドの金賞メダリストに訊いても分からないという回答で、ポーランドでも知られてないようで、愉しみです。アルゼンチンは、短期間の連続デノミです。新旧通貨の混貼が愉しみ。アルゼンチンは、3つの通貨、新旧・旧旧通貨混貼があるかもしれないと探していますが、まだ見つけていません。実は、5月28日~6月4日に開催予定のFIP世界展「New York 2016」にエントリーしたのですが、受理されず。その余力をデータ整備に回して注力です。FIP世界展は、10月21~26日に開催予定のPHILATAIPEI 2016」もあり、エントリー予定。
2015年もインフレカバー収集に明け暮れた1年でした。データ整備で、ハンガリーインフレが先行していたのですが、昨年オーストリアインフレのデータを整備し、今年は、充実してきたドイツインフレのデータを整備し、第50回という記念すべきJAPEXで二大国内切手展初の金賞を拝受しました。ハンガリー、オーストリア、ドイツ以外にもデータ整備を拡げていく予定。まずは、ポーランドとウクライナ。更に郵便料金表を入手済のアルゼンチンも。そして、最終的に、世界のインフレという作品に結び付けられたらと思います。対象が20か国あるので、1か国/年では時間がかかり過ぎるし、データ整備済のメンテナンスも必要なので、データ整備を加速させなければ…。
 
良いお年をお迎えください。

先日、ハンガリー旧料金猶予コンプリート(完揃)を書いたのですが、そのカバーの紹介がまだでした。目玉を、隠して切手展で驚かせるつもりではありません。菊切手の郵便使用目的のカバーみたいに注目されるものや、人気沸騰の分野なら、その手も使えるのですが、インフレみたいにマイナーで注目され難い分野は、どんどん情報発信をするに限ります。で、紹介がまだだったのは、宛先がまだ読めていないのでした。

 
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画像は、1946年7月24日、ハンガリー・Szennaからの国内葉書です。宛先はまだ読めていませんが、Bayanya地域(最大都市は、Pécs)のようです。1946年7月24日は、最後の第27料金期間の初日で、国内葉書料金は、5万APから20万APに値上げとなりますが、旧料金の5万APが通用しています。1946年7月の6料金期間の旧料金猶予期間は全て1日でした。旧料金猶予の最長は15日間なので、1946年7月の短さが際立ちます。旧料金猶予を10年間、探し続け、今年初めには、残り3料金期間。最後の難しい3料金期間ばかりで、いつになったら揃うか、と思ったら、意外にも次々と入手。26料金期間全てでが揃った時は、思わず内心ガッツポーズ。師匠に次ぐ、2人目で、審査員にアピール出来ます。特に旧料金猶予の難しさを知っているハンガリー人審査員には有効です。但し、今年のシンガポール展のようにハンガリーを良く知らない審査員にもより分かるように、シノプスなどで明確にする必要がありそうです。
今後は、より良い旧料金猶予の使用例を揃えることが目標です。最後に入手の今回の葉書は、切手が貼ってあり、一見して好ましく見えます。しかし、実は、消印からは時刻が分からないので、旧料金の最終日の夜、ポスト投函で、新料金の初日に集配された可能性があるからです。その意味では、第26料金期間の方が、切手が貼ってなく、味気ないのですが、郵便局で、現金を前納しているので、旧料金猶予として示すには、好ましい使用例です。切手が貼ってあるものでも、書留なら、窓口を通すので、旧料金猶予に間違いなく、更に残存数が、葉書や書状に比べて少ないので、旧料金猶予でも、更に好ましい使用例となります。更に、外国との郵便交換が戦争で中断していたので、外国書留となると、非常に珍しく、1通しか持っていません。