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jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

今日は、節分の日。1月も終わって早いもの。遅まきながら、3点程、昨年の収穫品を紹介します。1つ目は、1920年代のハンガリーインフレから。ハンガリーは1945-1946年だけでなく、1920年代でもインフレが発生しており、収集対象となっている。1920年代のインフレをハンガリー一次インフレ、1940年代をハンガリー二次インフレと呼び分けている場合もあります。
 
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画像は、ハンガリー・ブタペスト市内の郵便。消印がはっきりと読めないが、1925年5月と思われる(きちんと検証しなければ…)。貼られている切手は、100コロナ(Korona)で、国内書状2,000コロナに対して、かなり安い。凸起文字になっていて、目が見えない人でも読めるようになっています。1枚の厚めの紙を二つ折りににしたもので、六点穴の点字も反対側に1行だけ入っています。実は、ハンガリー一次インフレの詳細な郵便料金表をまだ入手出来ていないので、100コロナが正しい料金なのかも不明だが、オークショニアの同様の物は、過去に1点しか見たことがないという書き込みに釣られて、入手。昨年暮れで、今年になってから届いた。点字郵便物ではなく、盲人用郵便物か、視覚障害者用郵便物が妥当だろう。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
今年もインフレカバー収集を進めます。以下に目標を記します。どれだけ達成できるでしょうか。
 
(1) データのメンテナンス
入手したマテリアルのデータベースへの追加。従来は、国際切手展エントリーが受理されてから、データのメンテナンスを行っていた。国際切手展で金賞に届かない状態が続いているので、作品の作り込みをするためにも、計画的な実施が必須になってきた。
 
(2) FIP展出品
2018年にはFIP展がISRAEL(5月)、PRAGA(8月)、THAILAND(11-12月)と3つもあります。PRAGA(8月)にハンガリーインフレをエントリー中、THAILAND(11-12月)にドイツインフレをエントリー予定。
ハンガリーインフレの場合、BANDUNG 2017で、希少性が審査員に伝わらなかったので、アピールする必要があり。シノプシスを利用する予定。そのためにも「(1) データのメンテナンス」の計画的な実施を実現したい。
 
(3) アジア切手展(FIAP)出品
マカオ(9月)にオーストリアインフレをエントリー中。受理されば、ハンガリーインフレ、ドイツインフレ、ウクライナインフレに続く4作品目の国際切手展出品となります。JAPEX2014以来の作品となり、4年間近くの収集を整理・見直す良い機会です。
 
(4) データの整備
2017年は、ポーランドインフレのデータ整備を進め、JAPEX2017に出品し、5作品目の国際切手展出品資格を得ました。可能ならば、ポーランドインフレに続くデータ整備を進めたい。ハンガリー一次インフレ(1920年代)、中国(1940年代)、アルゼンチン(1980,1990年代)辺りが候補。
 
(5) 国内切手展出品
「(4) データの整備」が出来ていることが前提。出品を申し込んでから、データ整備を進めていることが多かった。つまり、出品の決心がデータ整備を始める大きな動機となっていた。必然的に、スケジュールがギリギリとなり、仕上がるのは完成度の低い作品。
 
(6) 第10回聴覚障害者切手研究会切手展の開催(3/10-11)
インフレとは関係ないが、毎年3月に開催のミニペックが10回目の節目を迎えた。
日本の盲唖教育開始に大きな貢献のあった山尾庸三に関する特別展示を準備中。
 
 
従来は、勢いで進んだが、競争切手展に出せる国が増えてきたので、データ整備を含めて計画的に進めないといけない時期に入りつつありそうだ。
2017年もインフレカバー収集に明け暮れた1年でした。
メルボルンのウクライナインフレで87点と現代郵趣部門では高い評価を戴く一方、バンドンのハンガリーインフレで前作より更に1点下がって凹む。国際切手展11個目のLVでした。希少性が審査員に伝わっていないのが明白なので、伝える工夫が課題となりました。
整理が出来てなかったポーランドインフレで、JAPEXに申し込むことで、整理を加速し、出品に漕ぎつけたのは収穫でした。最大の収穫は、マルチインフレコレクターの仲間が出来たことでしょうか。郵便料金表がなく、停滞していた国に光明が当たりそうです。
 
良いお年をお迎えください。
2017年五大ニュース
(1)JAPEX2017にポーランドインフレを出品し、金銀賞
(2)アジア切手展(MELBOURNE 2017)にウクライナインフレを出品し、特別賞付の大金銀賞
(3)FIP世界切手展(BANDUNG 2017)にハンガリーインフレを出品し、大金銀賞をキープ
(4)マルチインフレコレクター発見
(5)クロアチアの郵便料金表入手
(番外)空き巣
 
料金単位で、端数が出たら上下5万マルク以内で丸めるという制度のため、実際の郵便料金がバラバラという特異さもあって、中々整理が出来てなかった。
やや強引に整理し、出品まで漕ぎつけた。ドイツ、ハンガリー、オーストリア、ウクライナに続く、5カ国目の国際切手展出品資格を獲得。
 
THAILAND 2016に出品した作品を少し改善して出品したら、87点と2点伸び、現代郵趣部門の最高点で、2回連続の特別賞獲得で驚いた。ウクライナの師匠のお陰。
 
(3)FIP世界切手展(BANDUNG 2017)にハンガリーインフレを出品し、大金銀賞をキープ
大金銀賞をキープするも、希少性が過去最低で、審査員への希少性のアピールが足りないという課題が浮き彫りになった。
 
ネットオークションの出品者がマルチインフレコレクターで、8カ国を共に集めているということが判明。特に、郵便料金表が判明していない国を熱心に調べており、情報交換などで、今後の収集に大きな発展が期待出来そう。
 
(5)クロアチアの郵便料金表入手
FIP世界切手展(BANDUNG 2017)で知り合った方が手を尽くしてくれて、クロアチアの郵便料金表を入手。但し、手持ちのカバーの料金が殆ど一致しないので、精査が必要。
 
(番外)空き巣
新年早々、空き巣。しかし、何故か、盗まれたものが何も見当たらず、釈然としなかった。犯人が捕まり、侵入したら帰ってきたので何も取らずに逃げた、という旨の自供があったそうだ。もうちょっと早く帰ってきたら、鉢合わせの可能性があり、ゾッとした。逆に帰宅が遅かったら、どうなっただろうか。ともあれ、被害が無かったのは幸運。
 
2012年にイギリスのオークションに売りに出されたイギリスのJohn Whiteside氏のコレクションは、膨大なマルチインフレの大コレクションだった。John Whiteside氏以外に、マルチインフレコレクターは、居ないのかなと思ってたら、居ました。ネットオークションで、インフレカバーの出品があり、郵便料金を知らないと書けない記述があった。そのインフレの郵便料金表を探し求めていたので、メッセージを入れたら反応があり、マルチインフレコレクターと判明。11カ国を集めていて、うち重複するのが8カ国。重複しない3カ国も、一度は収集を検討したことがある国で、収集対象を4年以内で100倍を超えるインフレと決めてから外れたものだった。お互いに助け合っていきたいものだ。
 

昨日、2つのFIP世界展申込締切でした。PRAGA 2018にハンガリーインフレで申し込みました。ポルトガル・リスボンでのPortugal 2010以来実に8年ぶりのヨーロッパ本土開催です。Portugal 2010は、国際切手展初出品だった思い出深いFIP展です。8年ぶりのヨーロッパ本土開催なので、日本から、ヨーロッパ地域内を集めているコレクターを中心に多数の申し込みがあったでしょう。それだけでなく、ヨーロッパ各国からも多数の申し込みがあるでしょう。それに対して、1500フレームと規模は大きくないので、どれだけ受理されるでしょうか。全員が受理されば良いのですが…。

一方で、マレーシアで2018年にFIP展開催予定が、2020年に延期になったため、昨日申込締切だった、もう一つのFIP展ISRAEL 2018への申し込みを検討していました。結局、マレーシアの代わりに、タイで開催の情報が出たので、ISRAEL 2018へは申し込みませんでした。
JAPEXもあっという間に終了。聴覚障害者切手研究会のラウンジに詰める他には、来られた知人で、競争切手展に関心を持ちそうな方々に、競争の仕組みを理解してもらえるように連れまわったりしてました。今回は特にレベルが高い作品が多く、ちらちらと見ながら、楽しみました。参観ガイドで意気込み・期待などを拝見したので、期待通り・期待外れなどなど様々あっただろうなぁと思ったり。出品した「ポーランドインフレ1922-1924」は、あたふたと作ったのですが、幸いにも国際切手展出品資格を頂くことが出来ました。調べたいことがあるので、国際切手展に出品するとしても、しばらく先になりそうです。
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画像は、昨秋、開催のミニペックス「ヨーロッパ切手展」に出品の自己紹介を兼ねた1リーフです。収集対象とそれぞれの進捗状況を1リーフにまとめたものですが、今回の受賞で、第一列目中央のポーランドの枠線が変わることになります。次の国内展出品は、1920年代のハンガリーか、1940年代の中国でしょうか。
 

明後日から、JAPEX2017 です。今年は観るのが楽しみな作品が多く、今から楽しみです。そして、フィラテリストマガジンが、号外<JAPEX2017 参観ガイド>を発行してくれました。会期終了(11/5)まで無料でダウンロードできます。作品に対する知識がないと参観が楽しめないのですが、200字程度しかない作品目録では、不十分です。150ページを超えるボリュームに盛り込まれた解説ならば、作品に関する知識などが得られ、観るのが楽しみになってきます。

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ざっと拝読しましたが、盛り沢山で楽しめました。実物を観るのが今から楽しみです。また、第一次動植物国宝の裏話は、耳が聴こえない身としては、なかなか入らない貴重な情報。
拙作のポーランドインフレも、料金単位に関して書くことが出来、興味を持って頂ける方が増えれば幸甚です。
 
 
早いもので、10月も終わり。今年も残り1/6。ほんとに早いものです。
 
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画像は、1923年8月31日、ポーランド・クラクフ(Kraków)から、パナマ・ガトゥン(Gatún)宛の外国書留です。2000マルカです。外国書状20gが2万マルカ、外国書留2万マルカで料金は合っています。カバーの裏側に、1923年9月19日アメリカ・ニューヨーク、1923年9月26日パナマクリストバル(Cristóbal)の中継印、1923年9月27日パナマ・ガトゥンの到着印が押されています。カバーのサイズは、ポーランドインフレで一般的なヨーロッパサイズより小さく、リーフへの納まりが良いので、気に入っています。また、1923年8月31日は、好きな料金最終日です。翌日の1923年9月1日より、外国書状は1000マルカより2000マルカと2倍になります。
それと、気になるのは、書留のラベルです。Kraków2-797ですが、先日取り上げたコスタリカ宛書留のは、Kraków2-997と200番違い。このパナマ宛書留の200通後の書留がコスタリカ宛の書留なのか、気になっています。書留の番号が3桁なので、一回りして、200通後ではなく、1200通後なのか、書留番号の仕組みを知らないことに愕然。ちなみに、コスタリカの1923年11月29日は、1923年8月31日の90日後なので、200通は少ない気がします。

今度の金曜から、早くもJAPEX。作品「ポーランドインフレ1922-1924」については、フィラテリストマガジン号外JAPEX2017参観ガイドに提出したので、そちらを参照して頂ければ幸甚です。号外に入れなかったカバーを紹介したいと思います。

 
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画像は、1923年11月29日、ポーランド・クラクフ(Kraków)からコスタリカ・トゥリアルバ(Turrialba)宛の外国書留です。表面に1万マルカ、裏面に3000マルカ切手10枚で計4万マルカです。外国書状20gが2万マルカ、外国書留2万マルカで料金は合っています。カバーの裏側に、1923年12月12日アメリカ・ニューヨーク、1924年1月9日コスタリカ・サン・ホセ(San José)の中継印が押されています。クラクフ局の消印は、裏側では、切手上のみでカバーに掛からず、贋物ではないかと疑われそうですが、ニューヨーク局の印がいい塩梅に切手とカバーの両方に掛かるように押されていて、疑われるなさそうです。トゥリアルバの消印が押されていないのが残念。また、書留ラベルに青線で丸を付けられていますが、何のためかが分かりません。ちなみに1923年11月29日は、元祖インフレ・ドイツではインフレ末期で、4倍料金(11/26-30の5日間)期間の最中。
コスタリカのような珍しい宛先(rare destination)をたくさん集めたいのですが、なかなか出現しません。また、競争切手展に使えるより良い状態となると…。それでも、10年超やり続けていると、少々集まりました。