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jdeafのインフレカバー研究

世界の超インフレーションの郵便物研究

3週間後、3月の最後の土曜・日曜(3/30-31)に、「第11回聴覚障害者切手研究会切手展」を開催します(拡散希望です)。
ポスターも出来ました。
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昨年、山尾庸三の特別展示をしたのですが、好評だったので、萩博物館より再度展示許可を頂き、再展示します。せっかくの再展示なので、何ならと、山尾庸三に関する2つの追加企画展示をします。1つは、山尾庸三がイギリスに渡った(1863-1865)時の様子の展示で、聾唖者への教育の資料も含みます。もう一つは、山尾庸三がイギリスから持ち帰ったものと同型のノコギリとカンナの展示です。
 
昨年、日本で初めての聾学校「京都盲唖院」が設立140年を迎え、更に、京都盲唖院の関連資料が重要文化財に指定されたので、京都盲唖院に関する展示も行います。
 

OCR(文字認識)ソフトについて調べていたのですが、「Google ドライブ」というのがありました。一見して、OCRなんていう機能があるように見えないのですが、試すと、啞然というか呆然というか信じられないほどの強力(正確)でありながら、無料。操作も、

  (1) スキャンした画像をアップ
  (2) 画像を選択して、右クリックで "アプリで開く" → "Googleドキュメント" を選択
  (3) しばらく待てば、完了(こちらの環境では下の方にテキストが出ます)
という簡単なもので、テキストが出来ます。呆気なさ過ぎてテキストが出来たことに気付かないほどです。キリル文字で、充分過ぎるほど実用的なレベルに達しています。テキストだけだと、98%を上回る感じです。"/"を"7"に変換などの欠点はありますが、充分過ぎるほどの精度です。表や画像が入ると崩れますが、慣れれば、問題ないでしょう(というより、カバーの文字すら、結構いい精度で文字認識します)。
以前は、全くお手上げだったキリル文字の文献すら、「グーグル翻訳」とセットで、文字認識から翻訳までグーグルだけで無料で解読出来ます。以前は、外国の文献を解読なんで、夢の夢の話でしたが、機械的に作業することで、それなりに、内容を把握できるようになり、驚くばかり。無料で、すぐ実現出来て、充分過ぎるので、他のOCRソフトを試す気が起こらず、決まりです。
文献を入手するも、解読が出来ていないものがいくつもあるのですが、これでどんどん解読出来そうです。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
今年もインフレカバー収集を進めます。以下に目標を記します。どれだけ達成できるでしょうか。
 
(1) データの整理
切手展出品した後も、どんどん新しいカバーが集まっているが、データ整理が追い付いていない。切手展出品が、データ整理のきっかけになっている状況。計画的に、データ整理を行う。
 
(2) 知識の習得
ウクライナで、更なる知識習得となりえる小冊子(現代郵趣の8フレームについて)を入手したが、キリル文字ということもあり、まだ解読していない。OCR(文字認識)ソフトを調べて、解読を進めたい。それが実現したら、アルゼンチン(ポルトガル語:GWの予定)やオーストリアなど、未解読の他の文献も解読したい。
 
(3) データの整備
2018年は、ハンガリー一次(1920年代)のデータ整備を実現。次は、中国(1940年代)の予定。但し、「(2) 知識の習得」で、アルゼンチンの解読で、郵便料金表を作成出来れば、アルゼンチンを優先したい。ウクライナに続く現代郵趣での出品をしたいため。
 
(4) 世界切手展(FIP)出品
2019年の世界切手展は、CHINA 2019 (武漢:6月) 。ドイツかハンガリーレか、思案中。THAILAND 2018 までは、ドイツの予定でしたが、THAILAND 2018 で、ハンガリーを連続出品した方が良いかも、と少し考えが変わった。ドイツの場合は、「(1) データのメンテナンス」が必須。
 
(5) アジア切手展(FIAP)出品
SINGPEX 2019 (7月)にポーランドをエントリー中。受理されば、ハンガリー、ドイツ、ウクライナ、オーストリアに続く5作品目の国際切手展出品。
 
(6) 国内切手展出品
ハンガリー一次インフレ(1920年代)を、全日展かJAPEXに出品の予定。全日展は、世界切手展(CHINA 2019:6月)とアジア切手展 (SINGPEX 2019 :7月)と重なるので、JAPEXになるかもしれない。
 
(7) 第11回聴覚障害者切手研究会切手展の開催(3/30-31)
インフレとは関係ないが、毎年3月に開催のミニペックを今年も開催します。前回、10回目という節目で力を入れたので、その反動がないよう、工夫したい。歴史関連の展示は、日本のみで、外国は時折、単発で出したが、両方を併せられないかと思案中。但し、具体的な検討がまだなのだが…。もう一つ、前島密は日本郵便の父として著名だが、山尾庸三らと共に、東京盲唖学校(楽善会訓盲院)の発起人になり、日本の盲唖教育開始にも貢献しており、また、4月に前島密没後100年を迎えるので、前島密に関する展示を企画中。
 
2018年もインフレカバー収集に明け暮れた1年でした。
ハンガリーインフレの師匠との世界切手展 (THAILAND 2018) 同時出品を実現した事が、最大の出来事でしょう。また、従来からの課題であったデータ整備では、オーストリアインフレのデータメンテナンス及び、ハンガリー一次インフレのデータが出来ました。前者は、アジア切手展への出品、後者は、非競争切手展ですが、ヨーロッパ切手展への出品に繋がりました。今後も、データ整備を進め、更なる出品を実現したいと思っています。
 
良いお年をお迎えください。

従来利用していたホームページが来年3月いっぱいで終了(Yahoo!ジオシティーズサービス終了)ということで、引越し先を検討していたのですが、ロリポップ!に引っ越しました。

格安レンタルサーバーというと、”さくら”と”ロリポップ!”が二強で、よりハイスペックにするなら、"エックスサーバー"が有力のようなのですが、趣味で、画像主体なので、低スペックで充分、ということで決めました。引越しながら、うーん、ブログ以外は、全然…、と凹みました。いずれ、充実させたいと思うのですが、いつになるでしょうか。当面は、競争切手展向けの作品優先で、しばらく先になりそうです。

世界切手展も昨日で終わり、この日は、ただ、ひたすら、帰国へ。10:15発のフライトなので、2時間前の8:15に空港のカウンターに着くように、朝の7時過ぎにチェックアウトを済ませる。宿泊のホテルは、朝食が6時半からなので、きちんと朝食を食べることが出来た。空港のカウンターで、手続きを始めると、日本を発つ時の引継ぎが行われていたようで、ここで待っての指示。待っていたら、程なくして、係員がやってきて、搭乗口前の待合室まで案内してくれた。タイに着いた時、タイバーツを過剰に引き出し、大量に余っているので、空港内の土産店を冷やかし、面白いものがあれば、買おうかなと思っていたのだが、真っ直ぐに待合室へ向かい、待合室に入る前にパスポートと航空券を確認する仕組みなので、土産店を冷やかすことならず。まぁ、またタイに行くだろうだから、余ったバーツは、その時に使えば良い。そういえば、予約で、姓と名を逆にしてしまった件、特に何も言われず、スムーズだったので、日本を発つ時、きちんと帰国分も訂正してくれた模様。ともかく、無事に帰宅出来て、一息ついた。

 
世界切手展最終日。まず、審査員との対話(クリテーク)に臨む。出品者として、唯一、審査員と審査に関して話が出来る場で欠かせない。今後の改善点を聞き出したり、自作品について、審査員に知ってもらう絶好の機会。収集内容が拡がり、細分化している現在、自作品について、一番詳しいのは出品者というのが普通で、審査員は、ルールに従って得点を出しているだけ。賞は変えられないけど、審査員に自作品を知ってもらうことで、今後の審査に影響を与えるのは可能。何回も出品しているので、こちらが筆談であることを審査員も心得ていて、ごく自然に筆談が始まる。
正午過ぎに、昼食を食べようと会場を出ると、再入場出来なくなっていることに気付く。シリントーン王女は、切手を集めていることで知られ、王女関連の展示もあった。その王女を迎える準備態勢が着々と進められていた。昼食後、ホテルで一休みし、そろそろ大丈夫かなと思って会場へ行くと、更に厳格化されていた。最終日なのに参観できない、困っていたら、入場資格を示すシールを襟に貼ってもらい、再入場。閲覧の場が設営され、大勢の人が座っていた。こちらはラフな服装だし、何よりも参観を続けたかったので、展示ホールに入る。気付いたら、ホールの出入口が閉まって、如何にも屈強な黒服のボディカードが立ち構えている。会場に閉じ込められて、トイレにも行けない状態。会場内は閑散としていて、3分の1程のブースは、店主自ずら閲覧に行ったか、商売にならないと見越したのか人がいなかった。とにかく、落ち着いて、参観するには絶好の環境。気付いたら、王女がお帰りになったらしく、ホールの出入口が開いていた。構わずに参観し続けていたら、今度は、展示コーナー立入禁止を示すロープが張られていて、作品撤去作業が始まっていた。
夕食を兼ねた休憩後、再び会場に戻り、日本勢の作品撤去作業を手伝った。作業が終わり、ホテルに戻ったのは、午後11時(日本での午前1時)近くになっていた。
世界切手展5日目。早くも残り2日。朝、起床後、メールをチェックすると、コミッショナーから、作品撤去関連のメールが入っていた。明日で終わりと実感。
郵便史で気になる作品を観た後、昨日から気になっていた現代郵趣を観る。従来、現代郵趣で、大金銀賞自体珍しかったのだが、今回は、15作品中、金賞3作品、大金銀賞4作品と、一気に高位賞が増えた。金賞の3作品はいずれも伝統郵趣で、原画やプルーフなどのアーカイブが入っていた。以前、アーカイブばかりという作品もあったが、アーカイブに偏らず、バランスが取れてきた。逆に、郵便史は、金賞がなく、大金銀賞も1作品のみ。郵便史で、金賞の作品をみたいものです。
夜は、世界切手展のハイライト、パルマレス。世界切手展のメダル授与は、人数が多く進行に時間がかかってしまうため、金賞以上のみが普通です。しかし、タイでは、なんと全員にメダル授与です。これは知る限り、タイだけであり、私も登壇してメダルを受け取りました。大沼さんのベートーベンが、チャンピオンクラスのグランプリ候補3名の中に入っていました。グランプリには、スウェーデンの作品が選ばれ、残念でした。
世界切手展で、開催された国際郵趣連盟総会で、2021年日本で開催予定の総合世界切手展が承認されたそうです。DOCTOR's DIARYに、速報日本国際切手展PHILANIPPON2021開催へ」が載っており、また、全日本郵趣連合の公式ブログ「今後(2019-2022年)の国際切手展の予定(改訂)」にも、PHILANIPPON 2021が記載されています。
深夜のフライトに乗って、朝5時半過ぎにバンコク着。実はフライトはネットで予約したが、予約を確認するとどうやら姓と名が逆になっている模様。空港のカウンターで確認するとやはり逆。その場で帰国のフライトもあわせて訂正してもらうよう頼む。冷や汗。空港で、少しだけの現金を引き出そうとしたら、滞在中に必要な金額の3倍位を引き出してしまい、レシートを見ると220バーツの手数料。電車に乗る程度の小銭は持っていたので、空港でなく、市街に出てから引き出せば良かったと後悔。土曜到着で銀行が閉まっているから、空港で良いと思ったのが間違いだった模様。
空港からホテルへ向かう電車の中で、同じフライトになった方から、日本の結果を教えてもらう。こちらにとって、バンコク初日だが、世界切手展は既に4日目で既に後半に入る。私のは、88点の大金銀賞。相変わらずの大金銀賞だが、師匠との同時出品で、上位ではない方は、比較されて厳しい評価になりがちなので、悪くはない。ホテルに荷を預け、開場まで周囲をぶらつく。会場隣の若者向け複合施設に長蛇の列にびっくり。入場したら、既に賞のラベルが貼られていた。真っ先に、師匠の作品を探す。予想通りの金。同時に金だったらベストだった。
師匠の作品を中心にヨーロッパの郵便史を見ていたら、早くも閉場の時間。時間、全然足りない…。
日本の結果は、コミッショナーの内藤陽介氏のブログ<Thailand 2018>受賞速報に載っています。
 

今度のバンコク展に、ハンガリーインフレを出品しますが、参観が楽しみです。というのは、インフレの競演が観られるからです。

 
"Hungary: The Hyperinflation 1945-1946" (8フレーム)
ハンガリーインフレの師匠(ハンガリーからアメリカに移住)の作品です。FIP展での金賞常連です。何回か同時申し込みをしたのですが、同じ内容であることもあってか、同時受理されることがありませんでした。師匠との世界展同時出品は、最初で最後だろうと思います。確認2点のカバーが1通ずつ両方の作品に収まっているなど、拙作と合わせると、ハンガリーインフレの希少アイテムがほぼ揃うでしょう。
 
"Postal Rates of the German Hyperinflation Period 1923" (8フレーム)
マレーシアからの出品です。Melbourue 2017で、92点の金賞を獲得していました。Melbourue 2017は、FIAP展ですが、FIP認定なので、8Fでの出品になったでしょう。Melbourue 2017には参観に行けなかったので、観るのが楽しみです。ドイツインフレの8フレーム作品を見るのは初めてですので、尚更楽しみです。
 
"The Usage of Russia Stamps during the Inflation Period in R.S.F.S.R.(1917-1923)(8フレーム)
イスラエルからの出品。THAILAND 2013で、拙作のハンガリーインフレと並んで展示されていました。その時は、金銀賞でしたが、PHILATAIPEI 2016で、大金銀賞を獲得したかと思ったら、BANDUNG 2017で早くも金賞。100年というのが効いたのでしょうか。BRASILIA 2017で大金銀賞に下がるも、地元ISRAEL 2018で再び金賞に復活していました。審査員の評価を考える上で、参考になりそうです。
 
中国インフレの作品が複数出品されることは、よくありますが、ヨーロッパのインフレ8フレーム作品がこれだけ集まるのは、2010年に初出品して以来、初めてです。