気付いたら、12月も中盤に。JAPEX2019も、ほぼ1か月前に。JAPEXに「ハンガリーインフレ1922-1926」を出品したのですが、金銀賞は行くだろう、大金銀賞行くかなと予想していたら、想定以上の賞を拝受。今後も頑張らないと…、と思ったものでした。
ところで、作品に入れる予定の1通が見つからないことを、「カバー選定中」で、書いたのですが、作品提出前に、見つかり、作品に入れることが出来ました。そのカバーのことを記します。
画像は、オーストリアから、ハンガリーのブタペストに充てられた書状で、ブタペストで、1926年10月13日不足料を徴収したことが分かります。ハンガリーと同時期にオーストリアでもインフレが発生していたのですが、ハンガリーより先に、インフレ切手は、1925年7月1日にステーショナリーを除いて無効になり、1925年10月1日にステーショナリーにも無効となっていました。そのため、オーストリアのインフレ切手に消印が押されず、無効を意味する青枠線が引かれています。当時のハンガリーからオーストリアへの書状は、4,000コロナで、その倍の8,000コロナ分の料金が徴収されます。青枠線の左側に、"8000"の数字が見えますが、その8,000コロナを意味しています。なお、オーストリアに遅れて、ハンガリーでも、1926年4月1日に郵便料金のデノミが行われ、1,000コロナ = 8フィレール(filler)となります。カバーの裏側に、16フィレール(=2,000コロナ)不足料切手が4枚貼られていて、8,000コロナと一致します。
カバーは、オーストリアインフレの所にありました。といっても、きちんと収納してませんでした。インフレ切手無効後、それも1年経過したものなので、インフレ後という区分でした。それで、行方不明になってたのでした。見つかったので、予定通り、入れ替えたのですが、オーストリア側の消印が無い(オーストリアでは、到着印なども滅多に押されない)し、オーストリアインフレ切手無効直後の使用例ではないので、入れ替えなくでも良かったか、と後から思ったり。そういった中、想定以上の評価を頂き、今頃になって、冷や汗が…。




