あの日見た情景が少しずつ薄れはじめ
紅に染まる瞳 これでもう何度目かしら

悔やんでも 悔やんでも
戻せない時を恨めしく思う
惨めなあたし
せめて…
貴方のそばで散りたかった…
紅桜… 涙に濡れ また一つ季節は巡った

流れ行く季節に置き去りの心
誰も気に留めない
それでいいの
それでいいの
強がりに任せて吐いた言葉
ちくり胸の傷が痛む

「誰かあたしを迷宮から連れ出して…」
溢れだした願い
揺れる狭間で揺蕩う夢に溺れて逝く
願った終焉…
貴方とともに乱れ咲く
紅桜…嗚呼…

今日は何から話そう

大切な記念日

笑顔で会いたかったけど

ごめんね…

やっぱりまだ笑えないよ

大好きな君が

そばにいない…

虚しさに息が詰まる

哀しみを歌に乗せて

遠くの空届くように

祈り捧げる

巡り合えた奇跡

忘れないように

愛を込めて…

「アイシテル…」
君がいなくなって
いつからか時間を追うのをやめた
気にしないフリしてても
寂しくなると急に襲う鈍い痛み
思い出してまたため息
ホントはね…
今でもまだ笑った顔が離れない



誰よりも優しくて
少し涙脆くて
そんな君が大好きで…
大好きで…

溢れる涙の理由
褪せない想い出
何もかもが大事だから
忘れたくない
忘れない

揺らめく蜃気楼
歪む情景
望む愛…
まだ届かない…



今日は命日。
大好きだよ。

雨に煙る帰り道
見上げた空は仄暗く
家路を急ぐ誰もが足早に通り過ぎる

あれからもう
何度も季節が巡っているのに
どうして…
私だけひとりぼっち…?

過去を忘れたわけじゃない
ただ現在を生きたいだけなのに
どうして…
上手くいかないのかな


夜空に輝く月見上げて
零れ落ちた涙そのままに祈る想い

誰も知らない秘密…
月が綺麗な夜は決まって
貴方を思い出す
悲しいわけじゃない
ただ寂しいだけ

華に込めた願い
淡く 儚く
癒えない傷がまた疼き始める

愛を交わしたあの日
抱きしめる腕温かくて
思わず涙溢れた
私はまだここにいていいのね…?
頷く貴方がくれたキス
涙の味がした

幾度も巡る季節の中
忘れられない
忘れたくない
想いが交差する
ねぇ…
貴方は今幸せですか?
私は幸せです
だけどもし…
願いが叶うのなら
想いが届くのなら
もう一度抱きしめて…








今日は命日。
いつも見守ってくれてありがとう。
大好きです。