檸檬の徒然 -3ページ目
夢を見たの二人笑い合う日々
何もかもが煌めいて
あたし幸せだって
そう思った
照れて髪かきあげる仕草も
くしゃくしゃに笑う顔も
今でもまだ覚えてる
忘れられないよ
強くて優しい君が
あの日見せた涙の意味
わからずただ抱きしめた
泣きながら微笑むその裏に
何を隠していたの
失って初めて気付いた
あなたへの愛
止めどなく溢れる
今となっては遅すぎるのに
もう届かない
もう叶わない
また見えない影に手を伸ばす…
今にも泣き出しそうな空睨んで
疼く傷痕抱きしめる
「泣き虫なところは変わらないね」
そうね…そうかもしれないわ
君が旅立ったあの日
世界は色を失くした
あたしを呼ぶ声が頭の中
こだましてる
涙は枯れ果て
褪せていく想い出
冷たい風がすり抜ける
言葉にならない想いを
流れる星に託したところで
叶うはずない
わかってるのに…
揺らぐ蜃気楼に手を伸ばす
過ぎゆく季節にまだ心縛られて
声にならない声で叫んだ
逝き急ぐように零れたのは
あの日言えなかった願い
闇に溶け込むように
全てを閉ざした心
愛を教えてくれた君へ
哀しみの鎮魂歌
いつか笑って会える時まで
想いは消せない
今日は命日…
あの日見た情景が少しずつ薄れはじめ
紅に染まる瞳 これでもう何度目かしら
悔やんでも 悔やんでも
戻せない時を恨めしく思う
惨めなあたし
せめて…
貴方のそばで散りたかった…
紅桜… 涙に濡れ また一つ季節は巡った
流れ行く季節に置き去りの心
誰も気に留めない
それでいいの
それでいいの
強がりに任せて吐いた言葉
ちくり胸の傷が痛む
「誰かあたしを迷宮から連れ出して…」
溢れだした願い
揺れる狭間で揺蕩う夢に溺れて逝く
願った終焉…
貴方とともに乱れ咲く
紅桜…嗚呼… 今日は何から話そう
大切な記念日
笑顔で会いたかったけど
ごめんね…
やっぱりまだ笑えないよ
大好きな君が
そばにいない…
虚しさに息が詰まる
哀しみを歌に乗せて
遠くの空届くように
祈り捧げる
巡り合えた奇跡
忘れないように
愛を込めて…
「アイシテル…」
君がいなくなっていつからか時間を追うのをやめた
気にしないフリしてても
寂しくなると急に襲う鈍い痛み
思い出してまたため息
ホントはね…
今でもまだ笑った顔が離れない
誰よりも優しくて
少し涙脆くて
そんな君が大好きで…
大好きで…
溢れる涙の理由
褪せない想い出
何もかもが大事だから
忘れたくない
忘れない
揺らめく蜃気楼
歪む情景
望む愛…
まだ届かない…
今日は命日。
大好きだよ。

