あの日見た情景が少しずつ薄れはじめ
紅に染まる瞳 これでもう何度目かしら

悔やんでも 悔やんでも
戻せない時を恨めしく思う
惨めなあたし
せめて…
貴方のそばで散りたかった…
紅桜… 涙に濡れ また一つ季節は巡った

流れ行く季節に置き去りの心
誰も気に留めない
それでいいの
それでいいの
強がりに任せて吐いた言葉
ちくり胸の傷が痛む

「誰かあたしを迷宮から連れ出して…」
溢れだした願い
揺れる狭間で揺蕩う夢に溺れて逝く
願った終焉…
貴方とともに乱れ咲く
紅桜…嗚呼…