檸檬の徒然 -2ページ目
蒼く澄んだ空に
重ねた想い出
もう逢えない…
わかっているから
この歌が遠くの君へ
届くように
歌うよ
心込めて
いつもどこにいても
君を想うよ
独りで泣かないで
ずっとそばにいるから
本音を言えば抱きしめたい
でももう触れることはできない
だから寂しくなったら
空を見上げて
きっとそこに君がいる
離れ離れになったあの日
いつかまた会える
そう信じて生きていた
辛くなっても
心が折れそうになっても
君がいる
それだけでどんなことも
乗り越えていけたのに…
突然世界が色を変えた
もうここにはいない…
その現実から目を背けるように
全てを跳ね除け
心を閉し
何もかもを諦めた
還らない君を求めるまま
夢の狭間に堕ちて逝く...
今日は命日。
ねぇ…
あの日言いかけたこと
教えてよ?
なんて言ったの?
強さ履き違えて
全てを拒絶していたあたしに
何も言わず抱き寄せた
貴方の腕が今は懐かしい
優しいテノールで歌う子守唄
微睡みながら暖かな温もりに包まれて
眠るのが好きだった
不器用な手つきで髪撫でる手が
誤魔化すような甘い口づけも
今もまだ忘れられなくて…
いつか話した夢のつづき
叶えるのは2人一緒だったはずなのに…
冷たい風が擦り抜ける
あの日の2人はもういない
こうなること心のどこかでわかってたのに
やっぱり寂しくて
「会いたい…」
想い抱いたまま
明けない夜に溶けてく…
闇の中 足掻いて もがいて
やっと手にした かけがえのない宝物
壊さないように 優しくそっと抱きしめた
失くす辛さを知ってる貴方だから
惹かれたのかもしれない
熱を帯びた瞳
抱き締める腕
重ねる唇嘘の匂いがした
こんなにも愛しているのに
どうして…
そんなに哀しい瞳をしてるの
ねぇ いつもみたいに笑ってよ
誤魔化すように抱き寄せ
何を見ていたの
影に怯える姿
あの日のあたしみたい
もう何も怖くないよ
大丈夫
あたしが傍にいるから…
夢を見たの二人笑い合う日々
何もかもが煌めいて
あたし幸せだって
そう思った
照れて髪かきあげる仕草も
くしゃくしゃに笑う顔も
今でもまだ覚えてる
忘れられないよ
強くて優しい君が
あの日見せた涙の意味
わからずただ抱きしめた
泣きながら微笑むその裏に
何を隠していたの
失って初めて気付いた
あなたへの愛
止めどなく溢れる
今となっては遅すぎるのに
もう届かない
もう叶わない
また見えない影に手を伸ばす…
今にも泣き出しそうな空睨んで
疼く傷痕抱きしめる
「泣き虫なところは変わらないね」
そうね…そうかもしれないわ
君が旅立ったあの日
世界は色を失くした
あたしを呼ぶ声が頭の中
こだましてる
涙は枯れ果て
褪せていく想い出
冷たい風がすり抜ける
言葉にならない想いを
流れる星に託したところで
叶うはずない
わかってるのに…
揺らぐ蜃気楼に手を伸ばす
過ぎゆく季節にまだ心縛られて
声にならない声で叫んだ
逝き急ぐように零れたのは
あの日言えなかった願い
闇に溶け込むように
全てを閉ざした心
愛を教えてくれた君へ
哀しみの鎮魂歌
いつか笑って会える時まで
想いは消せない
今日は命日…

