逢茶喫茶σ(・ε・`)逢飯喫飯 -19ページ目

逢茶喫茶σ(・ε・`)逢飯喫飯

A Counterpoint of the Formless Self and the Omnipotent

最近流行っているみたいなので、殺害予告します。



今後、自宅で見かけた害虫を殺害します。


ただし、クモは除きます。基本的には益虫なので。



網戸にはムシコナーズを使って防虫します。


(※お蔭で最近は羽アリの侵入がなくなりました)


玄関にはムシコナーズ玄関用を置きます。



あと、面倒なときは放置します。


でも、月は無慈悲な夜の女王です。



うーん、これは通報 → タイーホ 確定かなー (^ω^`)ワク2



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ちなみに、夜のクモは殺してイイ(゚∀゚)という伝承は、


「夜蜘蛛(よくも)現れたな」という語呂合わせに由来するらしいです。


なるほど、言霊の国ですね☆

ギリシャ発の経済危機が始まったとき、日本の識者たちは、


財政難のギリシャが膨大な公務員を抱えていることを非難した。



しかし、皆さんはご存知だろうか。


ギリシャにおける公務員の大半は、ギリシャ軍 に勤めている。


すなわち、ギリシャは身の丈に合わないほど大規模な軍隊を抱えている。


そんな奇妙な事実を理解するには、ギリシャの近現代史 を知らなくてはならない。



掻い摘んで説明すると、


近代以降のギリシャには、軍事的に緊張関係のある隣国が存在する。


それは日本と友好的なイスラム国家、トルコ共和国 だ。



意外に思うかもしれないが、


近代ギリシャは長い間、オスマン・トルコ の勢力下にあり、


オスマン帝国が第一次世界大戦 後に崩壊して、ようやく独立を取り戻した。



また、領土(特にキプロス島 )を巡る小競り合いを度々起こしており、


トルコとギリシャの関係は伝統的に極めて険悪。日韓関係のようなものだ。



よって、ギリシャは独立以降、常に軍事的な拡張を続けてきた。


このエーゲ海 に突き出た美しい国には、「軍事国家」という負の側面もあるのだ。



そもそも、貧しい軍事国家に過ぎないギリシャが欧州連合 に参加出来たのも、


加盟させることで隣国との戦争を阻み、経済援助によって暴発をを抑え、


ひいては欧州の政治的安定を確立する目的であったという。


(※そういうわけで、トルコの加盟は歓迎されていない のだ)



さて、冒頭の話題に戻ろう。


ギリシャの経済危機に際して「公務員の数を減らすべきだ」と主張した論者や


その意見に賛同した一般大衆の皆さんにお尋ねしたい。



目下、日本は未曾有の財政危機を抱えているわけですが、


歳出削減のために自衛隊員の数を減らすべきでしょうか?


ちなみに、防衛省は国家公務員に関する人件費の中で 4 割 を占めています (^~^`)


(※実際のところ、隊員の人件費よりも高齢化の方が問題なんですけど 笑)

最近良く耳にする「極左」の使い方が気になる。


政権与党に所属する一部の政治家を指して


「極左」と呼ぶ向きもあるようだが、


そもそも「極左」に含まれるような思想の持ち主が


政治家になっている時点で定義矛盾だ。



例えば、「極右」と呼ばれる連中が


「尖閣諸島は中国の領土です」などと抜かすことは決してない。


同様に「極左」と呼ばれる連中が


政治家、しかも政権中枢で働いているなどということは決してあり得ない。



極左というのは、定義として国内の政治機能そのものを全否定する。


場合によっては、暴力を使ってでも政府組織を破壊しようとする。


こういう過激な連中のことを「極左」と呼ぶのであって


「自分の思想と比べてずっと左側」に位置する人々を「極左」と呼ぶのは、


端的に言って間違い。日本語が苦手です、と告白しているようなもの。



そもそも、右側に寄り過ぎている人にとってみれば、


世の中にいる大半の人たちは「極左」になってしまうでしょう。


自分の考え方自体が極めて偏っている、という可能性も考慮してみましょう。

放射能汚染に関して仙台県もヤバい、という噂がある。


特に「仙南」と呼ばれる県南部は、かなりヤバいらしい。



ひとりの仙台県民として、あるいは宮城市民として考えるに


そのヤバさを楽しもうと思う。



個人的に東京を含めて「西日本」に移住する気は起きない。


何故なら、亜熱帯化して気持ち悪い害虫がウヨウヨいるからだ。


本州の中で仙台県は、年平均では最も寒冷な土地柄。


夏でも 30 度を越える日は少ない。よって、害虫も少なめだ。



ところで、同じ東北地方でも


仙台の南部は旧福島県だし、西部はデート中に彼女に振られた山形県だし、


岩手は一関の不便さに閉口したし、盛岡は遠過ぎるし、青森は人が住んでないし、


秋田は奥羽越列藩同盟の裏切り者だし、氏ねばイイ(゚∀゚)し。



つまり、仙台県の外側に住むべき場所なんてない。


自分にとって仙台県は理想郷であり、萩の月は仙台銘菓である。



たとえ、この周囲に放射性物質が満ち溢れていて、


窓を換気する度に新鮮な放射性物質が体内に入り込んで


体の内側からジワジワと被爆していったとしても、


県外で生活する苦痛に比べれば、何てことはない。




ところで、白石城主であった片倉家の一族郎党は、


戊辰戦争後に北海道へ移住したという。



ああ、そういえば、北海道という選択肢があったなあ…。


いざ、セーラー服の聖地へ!

ノルウェイで起こった無差別テロの背景に寛容な移民政策がある、


といった言説をよく耳にする。



また、この事件は「日本にとって良い教訓だ」と


外国人労働者の受け入れを牽制するような意見もある。



ところが、外国人労働者の受け入れに関して言えば、


日本は欧州より半世紀以上も前に似たような問題を抱えていた。


いわゆる、在日朝鮮人問題だ。



ここで問題にしているのは、強制連行 の一件ではない。


事実、在日朝鮮人たちの祖先は、大半が自主的に日本に渡ってきた。


これは、ちょうど欧州へ働きにやって来たイスラム系移民の立場に似ている。


故郷では喰えないので、裕福な国(あるいは内地)へ出稼ぎに来たというわけだ。



確かに建前上、前者は自国民であり、後者は外国人という違いがあるが、


異民族(あるいは異教徒)という点では大差ない。



戦後、日本国籍を剥奪(あるいは解放)された在日朝鮮人たちは、


「安い労働力として使われ続けたあげく、突如として賊徒として扱われる」


という非常に不条理な立場に置かれた。


これも欧州におけるイスラム系移民の現状と驚くほど良く似ている。


また、移民抑制策が上手く機能しなかった、という経緯も含めて瓜二つだ。



かの有名な白洲次郎 (と吉田茂 )は、国内に残留する数十万人の朝鮮人を


ことごとく国外追放処分にしようとしたらしいが、


その果断(あるいは過激)な意見は GHQ に退けられたという。




ところで、ノルウェイのテロ実行犯は、自国に対して


「日本や韓国のような民族主義の国を見習うべきだ」


と語っていたらしい。



まあ、日本人には意外に思うかもしれないが、


欧州の基準からすれば、日本は「極右国家」といっても過言ではない。


(※なお、この「極右」という言葉遣いに価値判断は含んでいない)



意識しているかどうかに関わらず、


日本は異文化・異民族に徹底して不寛容(というより無関心)であり、


「多文化共生」などと口に出すと白眼視される徹底した民族主義国家なのだ。


(※しつこいようだが、この「民族主義」という言葉に非難の意味合いはない)



実際、日本が「単一民族国家」を標榜するようになったのは、

小熊英二 教授が看破したように戦後以降 だが、


それは前述した移民問題が少なからず影響しているのだろう。


(※ちなみに、戦後最初に民族主義を説いた のは、日本共産党だ)



結論として、日本は民族主義を掲げることで


厄介な移民問題を帳消ししようと努めた(※そして失敗した)が、


果たして欧州各国はどのような形で問題解決を図るのだろうか。