彼女は初登場時から死んじゃってるという
変なヒロインです。
戦死した兄を追って駅のホームで自殺したのです。

見た目はおとなしめの可愛らしい少女ですが
死後の国から何度も脱走したり
イッチの部屋に勝手にあがりこむなど
けっこうなお転婆ぶりを見せます。

イッチは幽体離脱している間に
身体が解剖されてしまい生き返れなくなってしまいます汗
その際、彼女はイッチをなぐさめるため
やさしくキスし、肉体のない魂どうしが絡み合い
ひとつになっていくのです。
そのページの表現はとても美しく、実際に読んでもらいたいです。

この作品の最後で二人とも
生の世界で生まれ変わることを希望します。
それまでの記憶をなくし、別人としてそれぞれ生まれ変わった二人。
イッチとくるみが再び出会い恋に落ちるのは
みなさんにも想像がつくところでしょうニコニコ
この「日本発狂」はかなりマイナーな作品だと思うんですが良作です。

主人公 北村市郎(イッチ)は昼間はパン屋で働き
夜は定時制高校に通う偉い学生さんですべーっだ!

ある日突然、彼は幽霊の集団に出くわします
彼には霊媒の体質があったのです
その体験以来、イッチは死後の世界と深く関わっていくことになります叫び
死後の世界では戦争が勃発していて
そこで死んだものは生の世界で誕生するという
独特の死生観が描かれています

イッチが死の世界に絡んでいくきっかけになるのが
松本くるみという少女です
彼女に恋してしまったイッチは戦場となっている冥界へ
がむしゃらに追いかけていくのです
だだ逢いたい・・・という一途な想い。
下手な恋愛マンガより胸にグッときますよラブラブ

とても純粋なキャラでイイですねーグッド!
さて、今回が「どろろ」についての最終回ですしょぼん
登場回数も少ないこのサブキャラを最終回にもってきた理由は・・・
ただ単にビジュアルが好きだからです(笑)

彼は百鬼丸の師匠ともいえる存在です。
自らの体にコンプレックスを感じていた百鬼丸。
そこにヒョッコリ現れ、ある子どもたちに引き会わせます。
戦で親を失い体にハンデを負った戦災孤児たち、その子らの面倒をみているみお
彼らとの出会いは百鬼丸の中に温かい心を生み
人の生きる道を見い出すきっかけをつくることになります。
びわ法師は百鬼丸に足りないものを感じ取り、間接的に伝授したことになります。
体を取り戻すという困難に、くじけず挑み続けられるのも
この教えがあるからに違いありません。

このびわ法師ですが「ブラックジャック」のなかに面白い役で登場します。
名前はびわ丸ですが見た目・盲目という設定はまんまびわ法師です。
別名 座頭医師
職業は鍼士(はりし)で鍼により手術なしでどんな病気も治してしまいます。
病人をにおいで見つけるという離れ業を持っていて
人の家に無断であがり込み治療するというとんでもない人物です。
でも憎めないキャラで好感がもてますねラブラブ!

手塚先生の「スターシステム
(既存の作品のキャラを他の作品に俳優のように登場させる)
によってこのびわ法師のように愛着が生まれるキャラが多いのが
手塚作品の特徴です。サービス精神旺盛だったんでしょう。