出発前に画像では何度も見たが実際自分の目で確かめる迄は、なかなか想像できなかった。
乗客のみんなが、乗り降りするたびに飽きずに何度も車体を眺めるほどだ。
ピカピカに磨かれた濃いワインレッドの車体にゴールドのマークとロゴはアンティークっぽくもあり現代的でもある。
私達のスウィート602に入室すると、なんとあのタロー書房の壁面とbookカバーのデザインが!
(前回のブログ参照)
水戸岡鋭二さんという方の有名なデザインだったのですね!
倍率60~100倍と言われているななつ星の抽選に当たった事も日本橋室町に仕事場を移したことからの運命のつながりだったのかと思ってしまう。
ななつ星の旅は、日本の最新と伝統を駆使した素晴らしすぎる旅だった。
列車の内装は組子細工や有田焼を惜しげもなくあらゆるところに使用した、日本人でないと絶対に考え付かない発想で作られていて、今までに見たこともない空間だった。
私の知識ではとても詳しい説明が出来ないが、この電車がとてつもない贅沢な空間であることは間違いない。
そして今回の家庭画報のツアーは、ななつ星の旅の中でも特別で希少価値のある旅。
帰ってきた今でも、もうすぐにまた行きたい夢のような旅だったのである。
次回に続く