3月15日木曜日、尾道JC公開例会に参加してまいりました。
講師に元教師で教育講演会や人気漫画ドラゴン桜の指南役としても知られる、親野智可等氏をお迎えし、叱らなくても子どもは伸びる 深めよう親子の絆!~目から鱗の子育てと家庭教育~というテーマで開催されました。
現在、テレビなどで叱れない親が多いなどと言う評論家もいるが、現実は細かいことを叱り続ける親が多いそうです。
もちろん人として許されないことをした場合には目と目を向き合い真剣に伝え、叱る必要はありますが、多くは細かい日常生活の事の方が多いようです。
では否定的、感情的に叱り続けると子どもはどうなってしまうのか・・・・
子どもは自分に自信が持てなくなるそうです。そして頑張れなくなるということだそうです。
親としては物事について叱っているのにも関わらず、受けとめる子どもにとっては人格否定・存在否定と同じことになっているとのことです。
自我を形成する前の子どもは他人の評価や言葉によって作られていく為、否定的な物の言い方は自己イメージが悪くなり自分に自信がなくなる、そして心の窓が閉じてしまうことで愛されていないのではないかと親に対して不信感がうまれ素直な気持ちになれなくなり人間不信につながることもあるということだそうです。
その後の人間関係も全ての基礎の土台が不信からはじまると、いつも攻撃されている状態と同じで自己防御本能が働き、暴力的な人間になってしまったり、将来に漠然とした不安を抱くようになるということみたいです。
人間の基礎である土台には自己肯定感と他者信頼感が大切だということです。
子どもも一人の人間と思って、子どもの大事な時期を預かっているという自覚と責任
を持つことが大切だということです。
ではなぜ多くの親は叱るのでしょうか・・・講師は親だから許されているというイメージと親が思う子どもの将来のイメージと実際のイメージとのギャップに対して焦り、子どものうちになんとかしたいと思っているからだと言われました。
人間は産まれ持った資質と才能・性格とが有るが、資質というものはなかなか変えることができないものであるそうです。
大人にはノウハウと学ぶ力があり、資質を変えるには強烈な意志力が必要となるが、意志力も、将来に困ることが無いのでモチベーションも無く、純粋な吸収力しか無い子どもでは資質を変えるという問題は解決しないのであって大人になってからの方が直りやすいそうです。
モチベーションが上がるときは失敗して本当に困った時や夢・希望を持った時であってその時期はコントロールすることは出来ないということです。
子どもをこうしてやろうという心・気持ちがせん越であるということ、そして資質の部分については子どもは直らないということをわかっていたら許すことが出来るのではないかと言われました。
そして子どもを伸ばすためには合理的に行うと良いということでした。
まずは方法の工夫を行うということ。楽しくして自分でやらせること。知識の杭をいかに多くさすことができるかが工夫のポイントであるそうです。次に言葉の工夫を行うということ。これは共感して褒めるということだそうです。
否定的な言葉はやめ、肯定型で!単純語で、余分なことは言わず、明るいトーンで!非難しない!そうすれば子どもは愛を感じるようになります!まずは自分からはじめてください!そう強く言われた講師の言葉を気持ち良く、快く聴き受けとめる事が出来ました。