昨晩、学生時代からのメル友メタル友よりこんなメール。
just like 歯の隙間に挟まったキャベツの切端みたいな感じで長きに渡って心に
引っ掛かってる事
ジミ・ヘンドリックスの名曲でありロック・アンセムでもある“Voodoo Chile”
“Chile”は、“メキシカン”,“チリ共和国”or“Child”のいずれを意味するの
かが気になって夜は眠れん…(><)
ふーむ。そう言われれば、そうだった。
Ⅰ."Voodoo Chile"とⅡ."Voodoo child(Slight Return)"そしてⅢ."Voodoo Chile Blues" という曲もあります。
ⅠとⅡは歴史的名盤の"Electric Ladyland"に収録。Ⅲは何枚有るか見当もつかないジミ死後にリリースされたアルバムの中で90年前半にリリースされた本格的な(音源がしっかりとしている)ブルーズ・アルバム"Blues"に収録されてる。←これはお勧め。
ちなみにレコーディング自体はⅢが最初に行われた。
結論から言うと"chile"は"child"の異音同義語。
要するにスラング。『おこさま』と『おこちゃま』の違いみたいなもんさ。
日本の辞書には載ってないが英語圏内ではよく使う。
同じアルバムの中でⅠとⅡの表記を変えたのは、ジミなりの拘りが何かあったんじゃない?英語で書かれた"Blues"のライナーを読むと、"chile"と"child"を使い分けているようだが、その違いは"chile"がimpolite(無作法)という程度しか差がないように思える・・・。
歌詞を読んでみると、自分がVoodooの子供であり母親が嘆いて死んでいく。それをみながらVoodooに深く入っていくという曲。ジミにとってVoodooは生き様・スタイルだったと思う。ギターを燃やすパフォーマンスはまさにVoodooの影響の現れだなあ。
因みにVoodooはカソリックやドルイド教から派生した宗教色の強い信仰であって、厳密には宗教ではなくてアメリカ南部やカリブ海周辺の独特の文化。
日本で言えば・・・お地蔵さんとか・・・神ではないけどオカルト的な存在。
洋楽を聞くうえで、アメリカの歴史や文化を知っているのと知らないのとでは解釈の仕方が大きく変わってくる。
アメリカを知っとくと洋画なんかも普通に見る以上に楽しめるよ。