最近はまってるのがコレ。
理由は特に無い。
ただ、唯一無二の音作りをしているバンドのケミストリーが良く現われているアルバムでありながら、まずは楽曲が有りきの姿勢が強いところが良い。
DREAM THEATERはアメリカのプログレ・メタルバンドでパーマネントメンバーとしてギターのジョン・ペトルーシとベースのジョン・マイアング。そしてドラムスのマイク・ポートノイがバークリー音楽院を卒業という異色バンド。
当然、この3人が音作りで大きな部分を占めているが、このアルバムに関しては当時のキーボードのデレク・シェリニアンもバークリー音楽院卒でボーカル以外が全員バークリー卒という考えられないアルバム。ただでさえジェイムズ・ラブリエは居場所が少なそうなのにこのアルバムではさぞかし小さい存在だったかもしれない・・・。
メンバーの大半がバークリー出身というだけでテクは保証されたようなものだがペトルーシは7弦ギター。マイアングは6弦ベースとスティック。マイクは3バスを踏むと聞いただけで、とんでもない連中というのは伺い知れる。そして、実際の演奏は驚愕の一言。
始めて"Images & Words"(2ndアルバム)を聞いた時は、手に持っていた鯖寿司を思わず落としてしまった程だ。
元祖超絶技巧集団RacerXを超える技巧派だがRacerXのようにテクを披露する事が前面に出ているのではなく、とにかく楽曲を支える表現の一つとしてテクを用いているところが大きな違い。
"Falling Into Infinity"はDREAM THEATERのアルバムとしては及第点という感の有るアルバムだが、それでも佳曲が揃ってる。
DREAM THEATERのお家芸とも言える組曲的な大作はもちろん健在だが、"Hollow years"や"Take away my pain"のような1曲で完結する理屈抜きの佳曲は、プログレメタルからはやや外れるが紛れも無くドリームシアターの音。
ペトルーシが爪弾くギターは恐ろしく安定しているので逆に敬遠する人も居るが、スティーヴ・ハウ(was YES)と聞き比べると、やはり安心して聞いて居られて音の粒が揃っている方がプログレの楽曲に適していると言える。
試しにペトルーシがYESの名曲"Mood for a day"をコピーしてもらえれば差は歴然だろう。音の粒が綺麗な方がクラシカルな曲は映える。
そして、夢劇場はマイアングの存在が大きい。
複雑怪奇なリズムはマイクの存在が、そして複雑怪奇な変調はペトルーシの音楽性が大きいと思われるが、双方に完璧に対応しているマイアングの音楽性が、夢劇場の根底を支える屋台骨になっていると言えるだろう。
音楽性、楽曲、演奏技術、全ての面でYESやQueensrÿcheを上回るバンドに成長したとキャプテン・アメリカは考えている。
はあ~こりゃこりゃ。




