People are not objects on an assembly line. 

前回に引き続き、イーロンマスクの生声から、印象に残った文を引用します。

(日本語の後に英語を記載)

 

生徒たちが皆歩調を合わせて、国語、算数、理科の授業を受け、小学5年、6年、中学1年へとそろって進級していく。こんな組み立てラインのような学年制度にすべきではない。人は組み立てラインに乗せられたモノではないんだ。馬鹿げた考えだよ。

 

It shouldn't be that you've got these grades where people move in lockstep and everyone goes through English, math, science, and so forth from fifth grade to sixth grade to seventh grade like it's an assembly line. People are not objects on an assembly line. Thet's a ridiculous notion.

 

人はそれぞれ異なるペースで異なることを学び、異なることに興味を持つ。各科目を学年に関係なく学べるようにすべきだ。どの科目も、生徒ごとに最速のペース、あるいは生徒本人の望むペースで進めさせてあげればいい。とても自然なことじゃないか。

 

People learn and are interested in different things at different paces. You really want to disconnect the whole grade-level thing from the subjects. Allow people to progress at the fastest pace that they can or are interested in, in each subject. It seems like a really obvious thing.

 

 

私も最近、同じような事を感じています。明治維新後、早期に欧米諸国に追いつくために、効率重視で詰め込み式に、西欧の学問を学ばせた日本の教育制度は、当時としては合理的で必要なことだったと思います。

 

しかし、現代ではIT技術の進歩により、個々人のペースに合わせた教育が可能になりつつあります。先生が知識を教えなくても、chatGPTやYoutubeなどを使えば、こどもたちは自分達で学ぶことができます。

 

子供達の脳の発達具合は個人ごとに異なるのだから、全員同じペースで同じ事を学ばせようとすると、落ちこぼれが出たり、授業内容を物足りないと感じる子供が出てくるのは当然でしょう。

 

イーロンマスクが教育について語っていたとは知りませんでしたが、イーロンの生声に我が意を得たり!と感じたので、引用させていただきました。