5/18(土) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

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 ┃ 『七人の刑事 月光仮面』特別編 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛19:30~20:55
 ┌─――――――――─―――┐
 |1975(昭和50)年 5月18日(日)|七人の刑事・特別編 3作目
 └─――――――――─―――┘
   脚本・・・早坂暁 山田和也 <Wikipediaより>
   脚本・・・井戸晶雄
    監督・・・高橋一郎
  ゲスト・・・今福将雄(メインゲスト) 池上季実子、郷鍈治、常田富士男、磯村千花子、東屋源喜
   備考・・・1975年以降に放映された『新・七人の刑事 永遠の少年』、『新・七人の刑事 月光仮面』、『新・七人の刑事 さらば友よ』は、近畿地方では、従来の連続シリーズは朝日放送で放映されたが、特別編は1975年3月31日のネットチェンジ後であったため、毎日放送で放映された(以降の作品も毎日放送で放映)
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 ┃ 『新・七人の刑事 特別編』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:30~20:55
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 |1975(昭和50)年 5月18日(日) 第2回「月光仮面」|七人の刑事・特別編 3作目
 └─――――――――─――――――――――――┘
   脚本・・・早坂暁、山田和也
  ゲスト・・・池上季実子、郷鍈治、今福正雄、常田富士男、磯村千花子、東屋源喜 
   備考・・・近畿地方では、従来の連続シリーズは朝日放送で放映されたが、特別編は1975(昭和50)年3月31日(月)のネットチェンジ後であったため、毎日放送で放映。(以降の作品も毎日放送で放映) 
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-14789
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%88%91%E4%BA%8B
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『長崎犯科帳』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━┛ 21:00~21:55
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 |1975(昭和50)年 5月18日(日) 第07話「闇奉行はよか男」|
 └─――――――――─―――――――――――――――┘
      脚本・・・池田一朗
      監督・・・小沢啓一
   カステ~ラ・・・*なし 
  成敗された人・・・廻船問屋・通詞
     ゲスト・・・お亀:緑魔子 灘屋千造:浜田寅彦 田島数右衛門:成瀬昌彦 
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-14748
 http://tvmovie.web.fc2.com/hankachou/episode07.html 
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%8A%AF%E7%A7%91%E5%B8%B3
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『七人の刑事』season3 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛20:00~20:55
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 |1979(昭和54)年 5月18日(金) 第52話「セーラー服のいたずら」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――┘
   脚本・・・重森孝子
   監督・・・高畠豊
  視聴率・・・9.2%
  ゲスト・・・南美江(メインゲスト) 中村恭子
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-16438
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%88%91%E4%BA%8B
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『警視庁殺人課』 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
 |1981(昭和56)年 5月18日(月) 第06話「殺意のコネクション」|
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   脚本・・・内藤誠
   監督・・・小平裕
  視聴率・・・9.2%
  ゲスト・・・石田純一(メインゲスト) にしきのあきら、今井健二、八名信夫
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E8%AA%B2
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓関西テレビ制作
 ┃ 『怪人二十面相と少年探偵団Ⅱ』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:00~19:30
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 |1984(昭和59)年 5月18日(金) No.29 第05話「初恋の人は吸血妖精?」|
 └─―――――――――─――――――――――――――――――――┘
    脚本・・・石森史郎
    監督・・・大洲斉
   ゲスト・・・川田あつ子 
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=14065
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%AA%E4%BA%BA%E4%BA%8C%E5%8D%81%E9%9D%A2%E7%9B%B8%E3%81%A8%E5%B0%91%E5%B9%B4%E6%8E%A2%E5%81%B5%E5%9B%A3
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『私鉄沿線97分署』season3 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
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 |1986(昭和61)年 5月18日(日) No.76 第09話「千羽鶴からスペシャルヒント!!」|
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   脚本・・・峯尾基三
   監督・・・澤田幸弘
  ゲスト・・・山口央理絵(メインゲスト) 川島一平 なかはら五月 信沢三恵子
  視聴率・・・11.6%
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E9%89%84%E6%B2%BF%E7%B7%9A97%E5%88%86%E7%BD%B2
 ┏━━━━━━━┓ 
 ┃ 『いのち』 ┃ NHK総合
 ┗━━━━━━━┛20:00~20:45
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 |1986(昭和61)年 5月18日(日) 第20話「愛の別れ」|
 └─――――――――─――――――――――――┘
    大河ドラマ・・・第24作目。NHK大河ドラマ「近現代三部作」第三作目
       脚本・・・橋田壽賀子
       演出・・・伊豫田静弘
  番組平均視聴率・・・29.3% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ ※近現代三部作では一番平均視聴率が高い
  最高平均視聴率・・・36.7% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ ※放送日不明
       備考・・・2014(平成26)年現在、大河ドラマでは最も新しい時代を取り上げた作品。一作目『山河燃ゆ』は評判が悪く、続く『春の波濤』では著作権侵害事件が起きたため、今作はヒットしたものの、五作連続する予定が頓挫。近現代をテーマにした作品は本作で最後。
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-22462
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=64234 T.N
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1_(NHK%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
 http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/03taiga.htm
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『誇りの報酬』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
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 |1986(昭和61)年 5月18日(日) 第32話「二人だけの非常線」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――┘
     脚本・・・田部俊行
     監督・・・高瀬昌弘
    ゲスト・・・ダンプ松本(メインゲスト) 平田満、堀田真三、袋正、原田千枝子、鮫島弥生、川島美津子、木下和佳、山田哲平、深沢直也、脇光雄、杉浦宏俊、江幡信行、浅木靖志、羽沢正吉
    視聴率・・・13.2%
  概要・備考・・・強盗事件の犯人を追跡中、芹沢&萩原は逃走車を見失ってしまう。やがて、犯人の一人である小沢を逮捕するも、小沢は子供を人質に取られている事を明かす。そこで、芹沢&萩原は捜査一課と所轄署に内緒で誘拐事件の捜査を開始する…。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%A0%B1%E9%85%AC
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『男が泣かない夜はない-MEN CRT AT NIGHT-』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――┐
 |1987(昭和62)年 5月18日(月) 第01話「サブタイトル無し」|
 └─――――――――─――――――――――――――――┘
     脚本・・・木村智美
     演出・・・小野原和宏
  平均視聴率・・・17.9% 
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-23652
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B7%E3%81%8C%E6%B3%A3%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A4%9C%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『海岸物語 昔みたいに・・・』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛21:00~21:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――┐
‡|1988(昭和63)年 5月18日(水) 第07話「描きかけの絵」|
 └─―――――――――─―――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E7%89%A9%E8%AA%9E_%E6%98%94%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AB%E2%80%A6
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1758
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 ┃ 『ハートに火をつけて!』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 22:00~
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 |1989(平成元)年 5月18日(木) 第06話「」|
 └─―――――――――─――――――――――――――――――――――――┘
  春がカラオケで歌う曲・・・♪かもめが翔んだ日♪ 渡辺真知子
          備考・・・(春)浅野ゆう子初単独主演作品。「男女間の友情」がテーマだヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E7%81%AB%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%A6!
 春歌曲http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1379
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1722
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=2569 1990
 ┏━━━━━━━━┓
 ┃ 『刑事貴族』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |1990(平成二)年 5月18日(金) 第04話「その時、野獣に牙を剥いた」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
   脚本・・・大川俊道
   監督・・・長谷部安春
  ゲスト・・・風祭ゆき、阿部祐二
  視聴率・・・13.9% 
 http://en.wikipedia.org/wiki/Mil_M%C3%A1scaras
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%B2%B4%E6%97%8F
 ED前http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=23053
 ED後http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4527
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 ┃ 『夏の不思議ミステリー 本当にあった怖い話』 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 ┌─―――――─――――――――――――――――――――――――┐
 |1992(平成四)年 5月18日(月) 第05回 第09話「幽霊教室」      |
 |2000(平成12)年 4月14日(金)『本当にあった怖い話 呪死霊 外伝1』|DVD収録
 └─――――――――─―――――――――――――――――――――┘
    脚本・・・永沢和美
    演出・・・田中秀夫 
   出演者・・・片平なぎさ、長門裕之、山口仁、ただのあつ子
 ┌─――――─―――――――――――――――――――――――――┐
 |1992(平成四)年 5月18日(月) 第05回 第10話「花嫁はヘビ女」    |
 |2000(平成12)年 5月12日(金)『本当にあった怖い話 呪死霊 外伝2』|DVD収録
 └─――――――――─―――――――――――――――――――――┘
    脚本・・・塩田明彦
    演出・・・田中秀夫
   出演者・・・古尾谷雅人、広田玲央名、有沢妃呂子 
  制作会社・・・インタープレナー
 前期主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6362
 後期主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=3936
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%80%96%E3%81%84%E8%A9%B1
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『素顔のままで』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――┐
 |1992(平成四)年 5月18日(月) STAGE.06 第一部「哀しい秘密」 |
 └─―――――――――─―――――――――――――――――┘
    視聴率・・・23.7%
  平均視聴率・・・26.4% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
     備考・・・ビリー・ジョエルの♪素顔のままで♪からヒントを得たものだヨ(=^◇^=)
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1531
 挿入歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=40
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E9%A1%94%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%A7_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『警部補・古畑任三郎』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |1994(平成六)年 5月18日(水) 第06回 第06話「ピアノ・レッスン」 |
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
  犯人役(メインゲスト)・・・木の実ナナ
          演出・・・松田秀知 
          備考・・・古畑の魚肉ソーセージ好きが判明
         視聴率・・・13.4%
       平均視聴率・・・14.2% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
          備考・・・番組ポスターのキャッチコピーは「殺人者は、後悔する」なお、偶然か意図的かは定かでないが、同じフジテレビ系列の番組『世にも奇妙な物語』に同名のエピソード「殺人者は後悔する」(1990.6.7放送)が存在するヨ(=^◇^=)
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 ┃ 『古畑任三郎』3rd season  ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |1999(平成11)年 5月18日(火) 第06回 第33話「絶対音感殺人事件」 |
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
  犯人役(メインゲスト)・・・市村正親
          演出・・・佐藤祐市
         時系列・・・第28回より前 第29回よりも前
         視聴率・・・24.6%
       平均視聴率・・・25.1% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%95%91%E4%BB%BB%E4%B8%89%E9%83%8E
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 「地獄のタクシー」翻案裁判 ┃『世にも奇妙な物語』
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─――――――――――――┐
 |1995(平成七)年10月 4日(水)|『秋の特別編』で「地獄のタクシー」放送
 |1996(平成八)年 6月15日(土)|東京地裁で(ワ)第10218号 損害賠償等請求事件として裁判開始
 |1998(平成十)年 5月18日(月)|「地獄のタクシー」翻案裁判・口頭弁論終結の日
 |1998(平成十)年 6月29日(月)|「地獄のタクシー」翻案裁判・判決全文
 └─――――――――――――┘1995年の秋の特別編に「地獄のタクシー」(1995年10月4日(水))という作品が放送された。本放送の後、漫画家の釋英勝が、自身の作品である『先生、僕ですよ』(漫画『ハッピーピープル』2巻収録作品)を無許可で翻案したものであるとして、フジテレビ・共同テレビ・脚本を担当した中村樹基に対し、朝日・毎日・読売の各新聞に謝罪広告の掲載と、慰謝料など1122万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。しかし、東京地裁平成10年6月29日判決は、「本件著作物(漫画)の表現形式上の本質的特徴を本件番組(ドラマ)から直接感得することができるとまでいうことはできない」として、このドラマが漫画を翻案したものとは認めず、原告側の請求を棄却、確定した。
 http://yonikimo.com/
 http://www.translan.com/jucc/precedent-1998-06-29.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E#.E3.80.8C.E5.9C.B0.E7.8D.84.E3.81.AE.E3.82.BF.E3.82.AF.E3.82.B7.E3.83.BC.E3.80.8D.E7.BF.BB.E6.A1.88.E8.A3.81.E5.88.A4
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『週刊ストーリーランド』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:58~20:54
 ┌─――――――――――――┐
 |2000(平成12)年 5月18日(木)|放送休止 10回目
 └─――――――――――――┘備考・・・放送回数は約2年間で56回+1回の合計57回にとどまったが、これはプロ野球の開催時期にプロ野球中継のため放送休止になることが多かったためだヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『弁護士のくず』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━┛22:00~22:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 5月18日(木) case.6「痴漢!女性専用車両の秘密」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
  原作タイトル・・・『魔の電車』第3巻・Case23
     視聴率・・・14.3%
   平均視聴率・・・12.74% ビデオリサーチ・関東地区調べ
      備考・・・本作は、松田優作主演の『探偵物語』のオマージュ的な色合いが非常に強く出た作品である。主人公の九頭元人(豊川悦司)が白いスーツにソフト帽で登場し、あからさまにわかるアドリブや、カメラ目線や台詞などが多数使われていた。また、九頭が所属する弁護士事務所と同じビルの4階に「工藤興信所」が入居していたヨ(=^◇^=)
 http://aisuru-yusaku.6.ql.bz/tanteisyousai.htm
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=40919
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%9A
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A2%E5%81%B5%E7%89%A9%E8%AA%9E
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓金曜ナイトドラマ
 ┃ 『帰ってきた時効警察』 ┃ テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛  23:15~24:10 
 ┌─―――――─――――――――――――――――――――――――――――――┐
 |2007(平成19)年 5月18日(金) 第六話「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」|
 └─――――――――─―――――――――――――――――――――――――――┘
    ゲスト・・・西田尚美  
     脚本・・・園子温
     演出・・・園子温
    視聴率・・・13.5% 最高視聴率 6/8とタイ
  平均視聴率・・・12.0% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
  駄洒落ED・・・今回はついに最後のソノショ~ン監督で本当にショ?ンボリですが
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-39873
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%8A%B9%E8%AD%A6%E5%AF%9F
 ┏━━━━━━━━┓
 ┃ 『ドスペ2』 ┃テレビ朝日関東地方
 ┗━━━━━━━━┛24時30分から25時20分
 ┌─――――――――――――┐
 |2008(平成20)年 5月18日(日)|『ドスペ2』「相棒まだまだ公開中スペシャル!」内でも、
 └─――――――――――――┘第7回以外を一挙放送。前半「テラコヤ!」、後半『裏相棒』
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#.E8.A3.8F.E7.9B.B8.E6.A3.92
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6876 HEY!HEY!相棒(=^◇^=)
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『華麗なる一族』 ┃TBS
 ┗━━━━━━━━━━┛
 ┌─―――――─―――――――――――――――――┐
‡|2009(平成21)年 5月18日(月) 第六話「万俵家の崩壊」|TBS再々放送
 |2007(平成19)年 2月18日(日) 第六話「万俵家の崩壊」|TBS初放送
 └─――――――――─――――――――――――――┘
         脚本・・・橋本裕志(脚本全話皆勤担当)
         演出・・・福澤克雄(演出全話皆勤担当) 
        挿入歌・・・♪ならず者♪ イーグルス
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-39669
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E9%BA%97%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%B8%80%E6%97%8F_(2007%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9B%9C%E5%8A%87%E5%A0%B4
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~』 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─―――─――――――――――――――――――――┐
 |2010(平成22)年 5月18日(火) 第06話「人間やめてやる」|TBS 24:55~25:25
 |2010(平成22)年 5月20日(木) 第06話「人間やめてやる」|MBS 24:50~25:20
 └─――――――─―――――――――――――――――┘
  脚本・・・福原充則
  演出・・・山崎統司
    備考・・・関東広域圏 TBSテレビ 制作局、毎日放送(MBS)より2日先行放送
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~』 ┃長崎放送(NBC)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛23:50~24:20
 ┌─―――─――――――――┐放送地域・・・長崎県
 |2010(平成22)年 5月18日(火)|放送開始
 |2010(平成22)年 7月20日(火)|放送終了
 └─――――――─―――――┘  備考・・・制作局より33日遅れ 
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BB%A3%E7%9B%AE%E6%98%8E%E6%99%BA%E5%B0%8F%E4%BA%94%E9%83%8E%E3%80%9C%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%82%82%E6%98%8E%E6%99%BA%E3%81%8C%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%9C
 ┏━━━━━━━━━━┓NHK BS-hi 07:30~07:45
 ┃ 『ゲゲゲの女房』 ┃NHK BS-2 07:45~08:00
 ┗━━━━━━━━━━┛NHK総合TV 08:00~08:15
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――┐
‡|2010(平成22)年 5月18日(火) 第08週 第044話「父の上京」|
 └─――――――――─――――――――――――――――┘
  NHK連続テレビ小説・・・82作品目
          著者・・・武良布枝 ※水木しげるの妻
          脚本・・・山本むつみ
          演出・・・渡邊良雄
     週間最高視聴率・・・18.5%
       平均視聴率・・・18.6% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
       平均視聴率・・・15.9% 関西地区・ビデオリサーチ社調べ
          備考・・・この作品からNHK総合での放送が15分繰り上がり「8:00スタート」開始
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-42182
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=94247
 http://www.amazon.co.jp/dp/4408107271 http://www.amazon.co.jp/dp/4408550493
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%8C%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%97%A5
 ┏━━━━━━━━━┓2000(平成12)年09号より『スーパージャンプ』連載開始
 ┃ 『JIN-仁-』 ┃2006(平成18)年13号より『スーパージャンプ』毎号連載開始
 ┗━━━━━━━━━┛2010(平成22)年24号より『スーパージャンプ』最終回 2010年11月24日(水)発売
 ┌─――――――――――――┐集英社文庫 コミックス
 |2011(平成23)年 5月18日(水)|第11巻 ISBN 978-4-08-619164-7
 └─――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/JIN-%E4%BB%81-
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ シナリオ本『ATARU』 ┃月刊『ドラマ』映人社
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─――――――――――――┐
 |2012(平成24)年 6月号   |第1話 第2話のシナリオを収録
 |2012(平成24)年 5月18日(金)|発行
 └─――――――――――――┘
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=129424
 http://ja.wikipedia.org/wiki/ATARU http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-51425
 http://www.adhd.jp/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓金曜ナイトドラマ
 ┃ 『都市伝説の女』Part1 ┃ テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛  23:15~24:15
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
 |2012(平成24)年 5月18日(金) 第6話「東京タワー&スカイツリーの伝説!テレビ局殺人」|
 └─――――――――─――――――――――――――――――――――――――――――┘
     演出・・・星野和成 
    視聴率・・・9.5%
  平均視聴率・・・9.7% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-51580
  主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=129385
 OP歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=126790
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E5%A5%B3

判例全文
 テレビドラマの漫画翻案事件【事件名】
 1998(平成十)年06月29日(月)【年月日】
 東京地裁 平成8年(ワ)第10218号 損害賠償等請求事件
‡1998(平成十)年05月18日(月) 口頭弁論終結の日
 http://www.translan.com/jucc/precedent-1998-06-29.html

 田村正和さんはどうなる?名作ドラマの再放送が絶滅寸前の理由
 2021(令和三)年05月19日(水) 19:00『NEWSポストセブン』
 田村正和さんが出演した名作ドラマの数々はどこまで再放送されるか(時事通信フォト)俳優の田村正和さんが心不全のため、
 2021(令和三)年04月03日(土)に死去していたことが、
‡2021(令和三)年05月18日(火)に判明した。77歳だった。田村さんは1961年に映画『永遠の人』でデビューすると、1970年代に『眠狂四郎』(フジテレビ系)、1980年代に『うちの子にかぎって…』『パパはニュースキャスター』(ともにTBS系)、1990年代に『パパとなっちゃん』(TBS系)、『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)、2000年代に『オヤジぃ。』(TBS系)など、長期にわたって、数々のヒットドラマに出演。日本芸能史に名を残す俳優だった。テレビ局関係者が話す。
「田村さんのドラマをもう一度、見たいという声はよく聞きます。近年、俳優さんや映画監督が逝去された直後に作品の再放送はありますし、絶対無理というわけではありません。田村さんのドラマや映画も、地上波で何かしら放送されるのではないでしょうか。ただ、局としても、たくさんの出演作を再放送したいのは山々なのですが、過去の作品になればなるほど、ハードルが高くなります。出演者には、著作権法で『著作隣接権』が認められています。そのため、二次利用をするときには、出演者に許諾を得ないといけません。最近の作品であれば、連絡先も比較的容易にわかりますが、40~50年前の映画やドラマだと、既に芸能界から去った方もたくさんいますし、居場所を探すだけで一苦労します。ちなみに、『著作隣接権』は実演を行った時から70年間存続します」昭和の頃はテレビで10年前や20年前近くの作品が頻繁に再放送されていたが、平成中期からはあまり見掛けなくなった。平成に入ってから著作権法の一部が改正され、権利者の許諾を必要とするようになったからだ。
「再放送を拒否する事務所やタレントもいます。それは、仕方ないと割り切れる。しかし、ドラマや映画は出演者が多いため、単純に連絡先がわからない人が出てきて、見送るケースも結構あります。これは、もどかしいですね。ようやく判明して、電話をするとすぐオーケーを出してくれる場合もよくあるんですよ。でも、法律上の問題なので、連絡せずに勝手に放送するわけにはいかない。配信であれば、連絡先不明の場合、配信に際して権利者の申し出を募り、確認が取れれば著作権料を支払うこともできるし、嫌ならばボカシを入れるなどして処理をすればいい。しかし、地上波ではそうはいかないですから」社会情勢を鑑みると、今後は名作が埋もれる危険性が高くなりそうだという。
「例えば、出演者である既婚者の男性が亡くなり、既に妻に先立たれていた場合、子供に連絡を取りますが、その子供も死去し、結婚していないとなると、誰に許諾を得ればいいのか宙ぶらりんになる。すると、その作品は放送や上映ができなくなる。もちろん、出演者の大事な権利である『著作隣接権』は、尊重されるべきだと思います。ただ、少子化の上に、婚姻率も下落している。誰に許諾を取ればいいか不明なケースが増えていきそうなので、何らかの対応を考えなければならない時代が早晩訪れると思います」他にも、昔の作品の再放送が減ってきている理由はいくつかある。
「昔の作品をそのまま放送すると、今の放送禁止用語が入っていたり、差別的な表現が含まれていたりする場合も結構あります。各局とも、コンプライアンス憲章のようなものがあるので、地上波では流せないドラマも存在します。出演者が不祥事を起こして放送できないこともある。でも、ドラマはあくまでドラマですし、当時の作品をそのまま見ることも日本の歴史や当時の文化を知る上で必要でしょう。そうやって封印することは、あまり良くないとは思うんですけどね……」過去の作品が事実上消えてしまうことは、視聴者のみならず、出演者も望んでいないかもしれない。著作権の扱い方は、今後のエンタメ界の課題の1つとなるのではないだろうか。
 https://www.news-postseven.com/archives/20210519_1660837.html

‡1973.05.18 第044話「闇に向って撃て」脚本・市川森一 監督・斎藤光正
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/nd589e9c7dce4

第044話■欠番■https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero.htm
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太陽にほえろ! 第044話「闇に向って撃て」
2016-03-18 12:45:05 テーマ:マカロニ編
第044話「闇に向って撃て」
■ストーリー■
藤堂が野崎と島を食事に誘っている中、城北署刑事の鮫島隆(藤岡琢也さん)が格闘しているのを目撃した。
鮫島刑事は相手が管内のチンピラであったことを告げて帰った。
藤堂によると鮫島は歴戦の勇士で、警視総監賞を自分の倍貰っているが、始末書も総監賞の倍書いているだろうとのことだった。
鮫島が裏道を歩いている最中、女性の悲鳴が聞こえ、アパートの窓から久保清という男が女性を絞殺しているのが見えた。
鮫島がアパートの部屋に侵入すると、久保(28歳)(明石勤さん)と鉢合わせになった。
鮫島は久保を追跡したが、見失い、久保に後頭部を殴られて失明してしまった。
城北署管内の連続女性暴行魔の犯行と推測され、既に3人目であった。
事件から10日経過したが、未だに入院中であった。
被害者の1人である山口泰子は来月挙式の予定であり、伸子は怒りを燃やしていた。
またもや女性の暴行殺人事件が発生し、被害者は20歳前後の美人で独身、婚約中の身であった。
手口は殴られ蹴られた後に絞殺されるというもので、全員婚約中であった。
鮫島は藤堂に、結婚する直前の女性は虫歯を治すとして被害者たちの虫歯を調べるよう要請した。
鮫島は6日間の入院が我慢できず、自分で犯人を逮捕させようとしたが、藤堂に再び弘生警察病院に戻らされた。
鮫島の病状は医師によると50%の状態であった。
藤堂は城北署と組んで捜査することになったとして、島を鮫島に組ませた。
島は弘生警察病院に向かった。
鮫島は島にロープを張らせた後、島がクラクションを3回鳴らしたのを合図にして脱走するつもりだった。
しかし、看護婦や病人が脱走しようとする鮫島を目撃していた。
鮫島は被害者が同じ歯科医で診療していたことを確認し、被害者の歯の被せ物から東都歯科大学出身の歯科医が怪しいと直感していた。
被害者の共通点はそれぐらいであったが、鮫島は捜査を続行した。
島と鮫島は歯科医を1軒訪れていた。
島の歯に虫歯はなかったが、歯石を取り除いてもらった。
鮫島も診療してもらった。
島は大井歯科、大竹歯科医院を訪れたが、収穫はなかった。
鮫島は歯科医に対し、毎回顔に見覚えはないかと尋ねていた。
島は精神異常者から捜査することを提案したが、鮫島は他の刑事がやっていると言って拒否した。
島と鮫島は料亭を訪れたが、鮫島は主人がツケのことを話した途端に激怒した。
島は藤堂に鮫島との共同捜査中止を要請したが、藤堂は七曲署管内にある花房歯科医院のメモを鮫島に渡すよう命じた。
花房歯科医院は中年の女性が担当しており、4人の女性は花房歯科医院で治療していた。
島は鮫島が病院に戻って治療に専念することを懇願したが、鮫島は強引に花房歯科医院を訪れた。
鮫島は女医(岸井あや子さん)に冗談を言ったところ、強引に帰らされた。
歯科技工士の久保が鮫島の顔を見て挙動が不審になったために、鮫島は久保が犯人であると直感した。
島と鮫島は久保を追尾してバーに入ったが、数名のチンピラ(戸塚孝さん、荻原紀さん)に絡まれ、挑発された。
島は激怒した鮫島を制したが、後数日で鮫島の目が治ることを発言し、それが久保に聞こえてしまった。
島と鮫島は暗闇で久保を逃がしてしまったが、再び久保が鮫島を襲撃した。
島は暗闇のために、逃走する久保を直接撃つことができなかった。
後日、島と鮫島は射撃訓練をしていた。
鮫島は拳銃が人を撃つためにあるとして、自分の持ったビール瓶を撃てるかと挑発した。
島は数十発の射撃の末、ビール瓶を破壊することに成功した。
久保はには婚約者がいたが、1年前(1972年頃)に逃げられており、婚約を破棄された理由は肩の神経症であった。
島が久保を疑った理由は、技工士と患者の関係で久保が女性に容易に近づくことができること、学生時代に空手部に在籍していたことからであった。
島は婦警を囮に使うことを提案したが、藤堂に拒否された。
伸子は廊下で、治したい虫歯があると言って島の捜査の協力をした。
伸子は海岸で久保と出会い、婚約者がいること、来月婚約することを告げた。
島と鮫島は伸子を尾行していた。
伸子は久保と別れてしまったが、もう1度今夜12時に新宿要町の店「どん底」でデートの約束をすることに成功した。
鮫島は手術の日なので休むことになった。
久保は「どん底」の前に行った際に島の車を強奪して引き返し、弘生警察病院に向かった。
久保は島と思い込んでいる鮫島をクラクションで誘導していた。
島と伸子はタクシーで病院に向かった。
鮫島は久保と格闘した後、青酸カリで毒殺されそうになった。
そこに張り込んでいた藤堂たちが駆けつけ、島が久保を撃ち、鮫島が久保を逮捕した。
一係室の藤堂は城北署に手柄を取られたために署長に呼ばれた。
島は七曲署の廊下で鮫島と会い、鮫島は初めて島の顔を確認した。
■メモ■
*今回、差別用語の「め○ら」が頻繁に発言されるためか、地方の再放送では欠番になることが多いらしい。
*鮫島勘五郎(通称鮫やん)初登場。ただし、名前は明かされなかった。(勘五郎という名前は「ジョーズ探偵の悲しい事件簿」から)
*藤堂が鮫島夫人のことを発言したが、今回夫人は登場しない。(夫人の玉枝が登場するのは「地獄の再会」から)
*鮫島はジーパン編まで殿下と組み、名コンビぶりを発揮している。
*マカロニが欠場。そのために、マカロニとの共演は果たせなかった。(シンコとの共演は果たせたが。)ちなみに、鮫島と共演していない刑事は、ラガー、ジプシー、ボギー、Part2メンバーとなっている。
*鮫島がアパートのテラスを飛び越えるシーンは吹替えのようだ。
*久保は完全なサイコパスだが、格闘が強く、頭が良いために機転もきくという厄介な犯人。演じた明石勤氏は「オリの中の刑事」でも鮫島を窮地に追い込む悪役を演じている。
*殿下はまだ血を見て貧血になる体質で、射撃が下手な様子。しかし、どこから数時間も射撃訓練ができるような銃弾を入手したんだ?
*「花房」は「はなまき」ではなく「はなぶさ」。
*刑事が犯人の攻撃で失明するのは「闇の中の殺人者」を思い出す。(そちらも不気味な犯人)
*今回、カメラアングルやカット割りがいつものものと全く異なる。
*ゴリさんや長さん、山さんが空気。
*ラストシーンは暗闇でよく分かりにくい。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
内田伸子:関根恵子(現:高橋惠子)
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
鮫島隆:藤岡琢也
久保清:明石勤、高田裕史
花房歯科医院院長:岸井あや子、歌川千恵、大野広高、中川昌也
多田幸男、歯科医:勝部義夫、小松英三郎、由起卓也
ノンクレジット バーのチンピラ:戸塚孝、バーのチンピラ:荻原紀
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:市川森一
監督:斎藤光正
#太陽にほえろ#殿下主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12140461064.html
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太陽にほえろ! 第355話「ボス」
2021-01-25 21:49:42 テーマ:ボン&ロッキー編
第355話「ボス」通算第565回目
■ストーリー■
死刑囚の坂田紘一(遠藤征慈さん)は藤堂に面会を要求した。
藤堂は刑務所を訪れ、坂田と面会した。
藤堂は坂田に手こずったことから、坂田のことをよく記憶していた。
坂田は8年前(1970年)、柏木宅に強盗に入った際、何の恨みもない柏木一家4人を皆殺しにして、死刑を求刑されていた。
坂田は、共犯で懲役10年の刑を求刑された大村和己が無実であり、実は自分の単独犯行であることを告白した。
坂田は当時、情婦のよし江のことで大村を恨んでいたために、裁判で犯行時に大村が手伝ったと証言していた。
坂田は藤堂にもう遅いと言われつつ、大村が無実であることを強調し、自分の話を聞いてくれるのは藤堂しかいないとして、藤堂に懇願した。
山村は、裁判がもう一度やり直しになれば、坂田の刑の執行が順延するため、坂田が長く生き延びるために嘘をついたのではないかと思っていた。
山村は藤堂に、坂田の話が真実だとしても、他の署の解決した事件であることを意見した。
藤堂は坂田の、罪を犯した人間を捕まえるのが刑事なら、無実の人間を釈放するのも刑事の役目だろうという言葉を思い出した。
藤堂は武蔵野刑務所を訪問し、大村(井上博一さん)と面会した。
大村は無実であればなぜ控訴しなかったのかと尋ねられ、情婦のよし江、飲み屋の店主、坂田といった周囲の人間が全員嘘をついたことと、弁護士に情状酌量を勝ち取ったためにこれ以上の減刑を諦めるように促されたことで、何もかも嫌になったからと答えた。
大村は取り調べる人間の心境として、毎日脅かされたりすれば、どうにでもなれという気持ちになり、自白すれば今の気持ちから解放されると思うようになると述べた。
大村は今の楽しみとして、釈放された後、世間が驚くような悪事を働き、絶対に逮捕されないことであること、刑務所内で10年間そのための勉強をするということを伝えた。
藤堂は弁護士会館に赴き、大村の弁護士の曽田(久米明さん)と会い、曽田に考えを質問した。
曽田は頻繁に大村に向かって、情状酌量が認められたから懲役10年で済んだと言い聞かせていた。
曽田は藤堂に、何の権限もない刑事が他の刑事が担当した事件を調査することが懲罰問題であると警告し、控訴を取り下げたのが大村自身で、事件が昔に終結していることを強調した。
杉山刑事(睦五郎さん)は藤堂を詰問した。
杉山も坂田に依頼され、面会をして、大村のことを聞いていたが、死刑囚の戯言として全く信じていなかった。
藤堂の信念は99%嘘と分かっていても、1%の真実が残っていたら、それを捜査するのが刑事の役目であるというものだった。
杉山は藤堂の信念を理解しつつも、自分が解決した事件として、藤堂と敵対した。
藤堂は1週間の休暇を取り、独自で調査をすることを決意した。
山村は藤堂の意図をくみ取り、1週間の休暇で何とかなる問題ではないと進言した。
藤堂は坂田の依頼が真実であれば、何年かかっても調査をするつもりだった。
藤堂は坂田と面会しなければよかったと後悔していたが、もう逃げ場がないことを痛感していた。
藤堂は飲み屋「むくどり」の主人(汐路章さん)と会った。
主人は8年前の一家皆殺し事件の証人であり、最初に大村が11月1日の月曜日の夜、よし江と一緒に「むくどり」で酒を飲んでいたと証言していたが、のちに大村とよし江が「むくどり」に来店したのは11月2日の火曜日と訂正していた。
主人は藤堂から、大村が無罪であることを告げられ、証言を訂正した理由を尋ねられ、自分が無関係であることを訴え、帰るように怒った。
主人は、よし江も大村と一緒に来店したのが2日であると証言していることを伝えた。
藤堂は、歌舞伎町2丁目クラブの前でよし江(三浦真弓さん)と会い、よし江に坂田の話を告げた。
坂田は8年前、大村のことでよし江に嫉妬していた。
よし江は今更だと思い、藤堂に協力を要請されても、何もできないという理由で拒否した。
山村は坂田の話が本当かもしれないと思い、杉山のことを捜査し、藤堂と合流して報告した。
坂田の取り調べを担当した杉山は、現場からの叩き上げの刑事であり、藤堂も昔から杉山のことを知っていた。
ところが、捜査本部の中に、磯部という幹部候補生の刑事がおり、現在は杉山よりも遥かに上の階級に就いていた。
当時、杉山は磯部と対立を繰り返しており、以前の事件で磯部に白黒をひっくり返され、激情していた。
杉山は犯人複数説を主張していたが、犯人単独説を主張した磯部と対立し、何が何でも犯人複数説を証明してみせると意固地になっていた。
その意地が捜査を誤認させたという可能性が出た。
藤堂は坂田に依頼されたのが自分であるとして、山村まで巻き込むことに反対していた。
山村は刑事の役目を果たすため、藤堂の捜査に協力した。
山村は磯部(水谷貞雄さん)と対面した。
磯部は杉山が自分を目の敵にしていたことを認めた。
磯部は山村から、犯人単独説を正しいと思っているのかを質問され、杉山が大村のアリバイを崩し、捜査本部の中では意見を戦わせたが、事件が終結してから発言するのは許されないと返した。
藤堂は本庁幹部の岩淵(北村和夫さん)に呼ばれていた。
岩淵は本庁に藤堂を呼ぶため、今その運動をしている最中であり、大村のことについては藤堂が関わる問題ではないこと、大村が本当に無実であれば、再審請求という道があることを助言した。
藤堂は再審請求には証拠が必要であり、その証拠を誰が探すのかと説得した。
藤堂は事件現場の、柏木宅があった村を訪れた。
柏木宅は建て直され、別の住人が住んでいる状態だった。
村人の老婆は坂田と大村を知っており、2人について、中学校時代から悪事ばかりして、1万円のために柏木一家を皆殺しにしたという感想を抱いていた。
藤堂は、同じくこの村で調査をしていた野崎と合流した。
事件当時、犯人が柏木宅に通じる道から逃走するのを目撃していた老人がいた。
老人が目撃した犯人は1人で、それが磯部の犯人単独説の根拠にもなっていた。
藤堂は自分一人の事件であるとして、野崎に捜査協力をしないように促したが、野崎から、自分たちが同じ船に乗っている以上、溺れるときは一緒に溺れさせてくれるように頼まれた。
藤堂と野崎は目撃者の老人(和沢昌治さん)と接触した。
老人は夜になると他人の畑に出掛け、作物を勝手に引っこ抜いて盗む常習犯で、目撃したのもその盗みに出掛けていた時だったため、そういう人間の証言が信用できないという扱いとされてしまった。
野崎は自分が杉山と同じ叩き上げであることから、犯人複数説に固執した杉山の気持ち、何十年も現場を務めてきた刑事の維持を理解していた。
野崎は杉山のしたことが間違いだったとしても、味方してやりたい気持ちだった。
藤堂は再度、よし江に協力を要請した。
よし江は坂田も大村もろくでなしの人間で放っておけばいいと思っており、藤堂に何のためにこのことをしているのかと指摘した。
藤堂はクラブの前で待機していたが、そこに石塚が現れ、張り込みの交代を願い出た。
石塚も休暇届を出し、藤堂に協力することを決心していた。
杉山はゲームセンターにて、拳銃を構えたチンピラに接近し、殴り倒して逮捕した。
藤堂と石塚は、クラブから帰宅するよし江に接触した。
よし江は大村の恋人だったが、いなくなってせいせいしたと切り捨てていた。
犯人を護送中の杉山は、藤堂と石塚の前に姿を現し、自分に恨みでもあるのかと尋ねた。
杉山は藤堂に、坂田と大村も自分が逮捕したチンピラと同じような存在であることを伝え、チンピラと出世を引き換えにしようとしていると警告し、なぜ捜査をしているのかと詰問した。
藤堂は刑事だからであると答えた。
杉山は粋がるなと言い残し、立ち去った。
翌日の午前9時10分、藤堂は休暇を終えて出勤したが、直後に田口と岩城が休暇願を提出した。
田口と岩城は藤堂に、捜査への協力を要請した。
藤堂は田口と岩城を巻き込みたくなかったが、田口と岩城に自分たちも刑事であると返された。
藤堂はクラブの張り込みを続行したが、そこに島が合流し、捜査協力を要請した。
島はよし江に、藤堂が他の刑事の職分を侵しているため、誰からも良く思われないが、刑事だから頑張っていることを説得し、協力を懇願した。
田口と岩城も島に合流し、よし江に捜査協力を要請した。
午前1時25分、よし江が捜査協力をする気になり、一係室に入った。
よし江は坂田と同居していた時、売春をしていたことを杉山に察知され、11月1日ではなく2日ではないかと詰問されていた。
杉山はさらに、「むくどり」の主人も11月2日だと証言していることを告げ、これ以上言い張ると偽証罪で逮捕すると忠告していた。
よし江はやっと大村と別れられると考え、大村のような連中と別れたかったために2日であると証言していたが、状況は大して変わらず、余計悪くなっただけだった。
よし江は自分の証言を怖く思い、弁護士や刑事と会ったが、一度刑が確定してしまったものはどうしようもないと突き放されてしまっていた。
よし江は「むくどり」の主人を説得し、藤堂に真実を証言するように懇願した。
主人は観念し、杉山に賭博のことを察知され、11月1日ではなく2日であると執拗に詰問されていたことを自白した。
主人は2日のような気がするようになっていた。
主人は大村とよし江が「むくどり」に来店したのは11月1日であると証言を訂正していた。
主人は自分の商売上、月初めの日をはっきり記憶していた。
再審を請求するためには、新しい証拠が必要だった。
大村とよし江は11月1日、「むくどり」のカウンターの一番端で酒を飲んでおり、午後8時になって店を出ていた。
店に他の客はおらず、よし江が代金を支払っていた。
大村とよし江は2丁目の角を曲がって、駅のほうに歩いていた。
よし江は当時、2丁目の角で、俳優の勝部洋(中田博久さん)とよく似た人物と出会ったことを思い出した。
大村は撮影でもないのに俳優の勝部がそんな場所を歩いていないと思っていた。
当時、隠しカメラが勝部を撮影し、そのフィルムに大村とよし江が映っている可能性が出てきた。
勝部は1970年11月に何の仕事に入っていたかを記憶しておらず、野崎と田口に、当時所属していた梓プロダクションに聞くように頼んだ。
1970年11月、矢追2丁目の商店街にて、勝部が主演のテレビ映画「俺たちの青春」の歩きのシーンを撮影していたことが判明した。
「俺たちの青春」は愛知テレビで再放送中で、フィルムもそこにあった。
藤堂は東京国際空港でよし江に、大村とよし江が勝部と一緒にフィルムに映っているかもしれないが、そのフィルムがカットされずに残っているかという確率が非常に低いことを話した。
田口と岩城は大村とよし江の姿がフィルムに映っていることを祈った。
藤堂はよし江を連れて愛知テレビに赴き、フィルムを上映し、フィルムに勝部と一緒に、大村とよし江が映っているのを発見した。
藤堂は大村に、刑事という仕事が一歩間違うと一人の人間の人生を根こそぎ奪ってしまうことになり、その恐ろしさを忘れたくないことを伝えた。
藤堂は自分自身のために今回の行動に出ていた。
大村は藤堂を見て激しく号泣した。
坂田は藤堂に、本当は自分自身が1日でも長く生き延びたいためにこのことを言い出したことを告白した。
坂田は死刑の執行を待って毎日暮らすようになってから、生きることの素晴らしさを痛感し、自分の人生の1日1日がどんなに大切なものかを思い知らせていた。
坂田は自分の罪の惨さを今になって分かっていた。
藤堂は自分の前に現れた杉山に謝罪し、坂田に頼まれた以上、放置できなかったと弁解した。
杉山は何も言わずに立ち去った。
藤堂は岩淵と再び会っていた。
岩淵は藤堂に、組織というものを無視し、欲求を貫いて行動したこと、将来を坂田と引き換えたことを糾弾した。
藤堂は岩淵を尊敬し、岩淵の下で働きたいと思っていた。
藤堂は道を歩いている途中、大村、坂田、杉山のことを思い出していた。
■メモ■
*「ボディガード」以来、3年半ぶりの鎌田氏の「太陽」執筆作。そして、鎌田氏の「太陽」最終作。
*ボスの捜査への信念、真実を追及する姿、七曲署捜査一係の絆が描かれた超傑作。
*ゲストが非常に豪華絢爛。井上氏は「殺人者に時効はない」と似たような役。
*ボスの休暇の口実は、「どこかのバーのママを誘い、一緒にハワイへ旅行する」というものだった。
*最初は「もしも坂田に依頼されたのが自分だったら、放っておく」と言っていた山さんだったが、ボスに協力。
*ボスに本庁昇進の話が出るも、今回の捜査の件でお流れに。
*自分と同じ叩き上げであることから、杉山に同情する長さん。
*「勝部洋」と「俺たちの青春」。明らかに鎌田氏が出掛けた「俺たちシリーズ」のセルフオマージュ? それにしても似合わないなあ(笑)。今回も中田氏の出番は非常に少ない。
*ラスト、自分が捜査第一係長である限り、山さんが出世できないとして、山さんに謝罪するボス。しかし、山さんは出世したければとっくの昔にボスを追い越して出世しているとして、気にしていなかった。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
田口良:宮内淳
岩城創:木之元亮
野崎太郎:下川辰平
松原直子:友直子
岩淵:北村和夫
杉山刑事:睦五郎(現:睦五朗)
よし江:三浦真弓
大村和己:井上博一、曽田弁護士:久米明、「むくどり」主人:汐路章、坂田紘一:遠藤征慈、勝部洋:中田博久、磯部刑事:水谷貞雄
平沢公太郎、目撃者の老人:和沢昌治、澤木慶瑞、勝野勝、岡崎夏子、古田千鶴、柿沢邦彦
ノンクレジット 映画関係者:大木史朗
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
山村精一:露口茂
脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進
#太陽にほえろ#ボス主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12652564722.html
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太陽にほえろ! 第602話「誰かが私を狙ってる」
2017-11-18 11:32:01 テーマ:ラガー&ブルース編
第602話「誰かが私を狙ってる」通算第296回目
■ストーリー■
令子は帰庁し、スーパーマーケットで買い物をしていたが、何者かに尾行されていた。
令子が帰宅する寸前、知人の少年の義人と、義人の母親(金子勝美さん)が矢追コーポの階段を踏み外し、負傷した。
アパートの階段に油が塗られ、手摺が劣化している状態だった。
何者かが向かいから令子を監視していた。
令子は出勤しようとしていたが、ゴミ袋を捨てようとした寸前、ゴミ集積場にてゴミ箱の中身が破裂した。
ゴミ箱の中からガスのスプレーの空き缶が発見された。
令子は出勤途中、ビルの工事現場の付近で、頭上から砂利の入ったバケツが落下してきたが、なんとか回避した。
令子は復讐される相手に心当たりが無かった。
西條はスプレーの爆発については偶然、砂利のバケツについては偶然にしては出来すぎていると思っていた。
令子が何者かに狙われている可能性が強くなった。
井川と令子はアパートの階段に行き、現場検証を行った。
アパートの階段は誰でも利用できるものだったが、義人が一足先に登らなければ、令子が足を踏み外していたかもしれなかった。
井川は何者かの作為ではないかと推測した。
一係室にみずほ幼稚園の保母から電話がかかってきた。
保母によると、謎の男から、令子が重傷を負って入院したために裕太と陽子を送迎に行くという電話がかかっていた。
謎の男の手口は誘拐によく利用される手口だった。
保母は不審さを感じ、一係室に問い合わせていた。
電話の男はまだ現れていなかった。
井川は今までの事件を総合し、令子に恨みを持った人物による、令子を狙った犯行と断定した。
井川は令子と一緒に七曲署に帰って捜査記録を探すことに専念し、竹本と澤村に幼稚園の張り込みを命じた。
西條は井川と令子に、令子の交通課勤務時代の捜査資料を持ってきた。
令子は松井大助(丹古母鬼馬二さん)のことを思い出した。
松井はかつて令子にスピード違反と信号無視と飲酒運転で検挙されており、仕事を辞職させられたくないという理由で、令子に反抗的な態度をとった。
松井は駆けつけたパトカーの警察官により逮捕されたが、令子に復讐を宣言した。
井川と西條と令子は覆面車にて、車に乗って逃走する松井を追跡した。
令子は松井の車の前に先回りし、松井の車は段差に乗り上げた。
井川と西條と令子は松井を取り押さえたが、松井は令子のことを記憶していなかった。
松井は昨夜、静岡県に宿泊しており、裕太と陽子の誘拐未遂電話のときには東京に向かう車の中であったことが確認された。
松井は車泥棒であり、盗んだ車を解体屋に売却していた。
令子は自宅の矢追コーポに帰宅した。
澤村は矢追コーポで張り込みをしていたが、令子の帰宅で安心し、帰って行った。
令子は部屋に入ったが、室内では波江(成田光子さん)と裕太(服部賢悟さん)と陽子(中原有弥子さん)が酸欠で倒れていた。
令子はテラスから、澤村に危険を知らせようとしたが、テラスの床が崩れ、落下しそうになった。
澤村は落下寸前の令子に気付き、令子を救出した。
令子と波江と裕太と陽子は救急車に搬送されたが、令子は軽傷、波江と裕太と陽子は発見が早かったために完全に意識を回復し、後遺症の心配も無くなっていた。
山村は波江達を令子の実家に避難させることを提案した。
澤村は令子に発見が遅れたことを謝罪した。
井川と西條と竹本は令子の自宅を調査していたが、換気扇と浴室の換気口がガムテープにより塞がれていた。
検査の結果、階段の手摺と令子の部屋のテラスには、長期間にわたり、一種の腐食剤が塗られていることが判明した。
腐食剤は多少の化学の知識があれば誰でも作成できる代物だった。
山村は犯人が矢追コーポに頻繁に出入りしている人物と推測した。
令子は波江達を実家まで送迎し、そのまま戻った。
井川は令子に七曲署に帰るように勧めたが、犯罪捜査であるため、令子の任務が過去の記録からの容疑者の割り出しであることを言い聞かせた。
令子は相手から逃げ出すのが嫌であるため、山村と井川の意見を押し切って、危険を承知で矢追コーポに戻った。
令子は帰宅中、オートバイによる謎の男に襲撃され、工事現場に追い詰められた。
澤村はオートバイで謎の男を追跡したが、途中で転倒し、見失ってしまった。
謎の男はヘルメットを脱いで帰宅し、仏壇に手を合わせた。
令子は矢追コーポの近辺に、家庭用品と金物専門の上田商店があることに気付いた後、澤村の反対を押し切って帰宅した。
令子は謎の男のオートバイが上田登の私物であることを直感した。
登は交通課勤務時代の令子に免許停止で逮捕されていたが、免許停止の期間の終了後、再びオートバイに乗っていた。
登は母親を亡くした後、父親の上田三郎(東野英心さん)に反抗していた。
令子は波江が上田商店でガスコンロを安価で買ったこと、上田が自宅の浴室の排水溝の詰まりを直したことを思い出し、上田なら全て実行できると考えた。
登は半年前、前後からパトカーに挟み撃ちにされ、逃走しようとしてオートバイから転倒し、事故死していたが、令子とは全く関係性が無かった。
謎の男の正体は上田だった。
令子は上田商店を訪れ、登の仏壇に手を合わせた。
上田は登のオートバイを1度叩き壊して処分しようとしたが、登が一番愛していた物だったため、破損した部分を修理して放置していた。
西條達は出社時間になっても出社しない令子が引っかかった。
澤村は山村に上田商店のことを報告した。
山村は西條と澤村を矢追コーポの様子見に行かせた。
山村は交通課に赴き、昨年(1983年)12月23日の夜、登が暴走行為でパトカーの追走を受け、事故死したことを知った。
山村は上田の令子への逆恨みにも、もう1つ何かが絡んでいると考えていた。
西條と澤村は上田商店に急行したが、戸を叩いても応答がなく、裏口も閉まっていた。
上田商店からライトバンが姿を消していたが、オートバイはそのまま放置されていた。
西條はオートバイのタイヤから泥を採取した。
上田は令子を上田商店のライトバンに乗せ、道路を発進していた。
山田鑑識課員(三上剛仙さん)の鑑定により、オートバイのタイヤの泥と工事現場の泥が一致し、犯人が上田と断定された。
藤堂と山村は令子の失踪と上田の逃亡から、令子が上田に拉致されたのではないかと推測した。
上田は令子に、車を乗せた目的がただのドライブであると語った。
上田は自分が犯人であることを認めた。
西條と澤村は上田宅を捜索し、登の仏壇に2本の線香が着火していることに気付いた。
上田宅には、死亡した妻と登のもとに行くという遺書を残しており、令子を道連れに心中する可能性が浮上した。
上田は令子に、登が撮影した令子の写真を渡した。
上田はいつまでも悲しんでいては仕方ないと思い、登の遺品を整理していたが、その際に令子の写真を発見していた。
高校生の登は令子に片思いしており、登のノートには令子の名前がびっしり書かれていた。
登は奥手で1人も女性の友達がおらず、令子が初恋の相手だった。
登は自室から双眼鏡で、令子の自宅を覗いていた。
上田は登の覗きを知り、令子への思いを一言も口にすることなく死亡した登、それを知らずに幸福に暮らす令子を見て、理不尽であることを承知で、激怒していた。
上田は最初、犯行を嫌がらせ程度に済まし、負傷して泣く令子を見て笑おうと考えたが、巧みに危険からすり抜けたため、本当に令子を殺害しようと決意していた。
上田は令子を連れ、一緒に心中しようとしていた。
令子は上田にオートバイで襲撃された際、自分を轢かずに逃走したことから、上田に殺人ができないと思っていた。
上田はライトバンごと港に沈もうとしたが、令子の殺害を決意できず、間一髪で車を停止させた。
上田はライトバンで令子を七曲署まで送迎し、自分で七曲署まで運転したことから、令子に自首扱いにしてもらった。
上田の送検が決定した。
令子は上田が必ず車を停車させると信じていた。
■メモ■
*「ボスひとり行く」や「落し穴」のように、刑事が次々に災難に遭う回。
*マミーが散髪してショートカットに。前の髪型がとても綺麗に映っていたので残念。
*署の電話を私用で使ったと冗談で言われ、10円を置く硬いマミー。
*上田の不気味な令子への尾行、執拗に迫る危機、登の令子の名前がびっしり書かれたノートなど、どこか不気味さと気持ち悪さを感じる回。
*久しぶりに令子の交通課時代が描写され、「マミー刑事登場!」以来に令子の制服姿も見られる。
*ドックのアクロバティックなアクション。
*ロッキーがその場にいたら「お前それでも刑事か」というより、「絶対に危険なことはするな」と言い聞かせそう。
*登の死亡事故は完全に令子とは関係ない。上田は一人息子を失った悲しみと理不尽な怒りから、犯行に及んでいたが、結局殺人をする決意が出来なかったようだ。
*登が撮影した令子の写真には謎のぼかしが入っているように見えるが、何を隠しているのだろうか?
*「女は度胸、男は愛嬌」byボス
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
岩城令子:長谷直美
上田三郎:東野英心
早瀬波江:成田光子、松井大助:丹古母鬼馬二、西沢正代
佐藤直洋、山田鑑識課員:三上剛仙、義人の母親:金子勝美、皆川衆
小林正則、山形由美子、岩城裕太:服部賢悟、岩城陽子:中原有弥子
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:長野洋
監督:山本迪夫
#太陽にほえろ#マミー主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12329335173.html
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 BOSS・CM記念で第355話「ボス」太陽にほえろ!
 2009年06月19日 太陽にほえろ! TVドラマ
 BOSSのCMで七曲署の刑事たちが復活!ゴリさん、殿下、テキサスにロッキー(ここまで本人)、そして又ボス(ゆうたろう)と共に。早く見てみたいですねぇ、ということでCM記念でここはやっぱり『ボス』でしょう。第355話の名作『ボス』をレビューしましょう。この作品はとんでもないものです。まず、配役が凄い、凄すぎる。頭の何人かは単独でゲスト主役を張れる俳優ですよ。ということで、ゲスト俳優の紹介から。
 ○岩淵(警察庁)…北村和夫 ○杉山刑事…睦五郎 ○よし江…三浦真弓 ○大村(服役囚)…井上博一 ○曽田弁護士…久米明 ○飲み屋の親父(証言者)…汐路章 ○坂田(死刑囚)…遠藤征慈 ○勝部弘(役者)…中田博久 ○磯部(当時の杉山の同僚刑事)…水谷貞雄
 わかる人にはわかるでしょう。この力の入り方。脚本が鎌田敏夫。青春シリーズのメインライターとして有名な脚本家ですが、『太陽にほえろ!』でもジーパンの頃を中心に脚本を書いています。脚本総数は20本。その最後の脚本がこの第355話でした。この放送当時には私ももう脚本の魅力に取り付かれていましたので、鎌田敏夫が何者かということも熟知しておりました。しかし、彼が最後に『太陽』を書いたのは(19本目のこと)第182話『ボディーガード』です。ボン登場時ですので昭和51年1月のこと。この『ボス』は昭和54年5月です。なんと3年4ヶ月の時を隔てて、最後の1本を書いたのですよ。それがとんでもない名作ときてますからね。死刑囚に呼び出されたボス(石原裕次郎)は坂田と面会する。彼は共犯として捕まり、10年の刑に服している大村が無実だと訴えた。もう8年も前に結審した事件を蒸し返すことにボスは躊躇うが、無罪の人間を釈放するのも刑事の務めだと他所の署の事件を探ることを決心した。当時の担当刑事杉山に「馬鹿なことをするな」と罵られ、大村の弁護士も過ぎたことだと相手にしない。大村のアリバイを否定した愛人よし江と飲み屋のおやじも証言を変えない。そして当の大村さえも、出所後にもっとどえらいことをしてやると投げやりでもうどうでもいいという態度だった。ボスは休暇をとり一人事件を探っていた。ところが暇を持て余していた(ということですよね:笑)部下たちが勝手にボスの援護射撃を始めた。山さん(露口茂)は杉山刑事が同僚のエリート刑事磯辺に反発し、犯人複数説に固執していたことを調べてきた。長さん(下川辰平)もボスの聞き込みを手伝う。よし江の説得にはゴリさん(竜雷太)殿下(小野寺昭)ボン(宮内淳)ロッキー(木之元亮)がかわるがわるあたった。そして、彼らの熱意にほだされたよし江は真実を話す。杉山に売春容疑のことをちらつかされ、また大村から逃げたい一心で嘘を吐いてしまった、と。彼女に涙ながらに訴えられ飲み屋のおやじも賭博の件で証言を変えたことを明かす。しかし、それらは新しい証拠にはならず、刑事たちは別の証拠を探した。ようやく大村とよし江があるドラマのフィルムに偶然写っていることが判明する。大村は感謝し、坂田はようやくボスに本音を言った。再審となれば、少しでも長く生きることが出来る。死刑は執行されない。それが狙いで彼はボスを呼び出したのだ。死刑を待つ身になって初めて、生きることがどんなに素晴らしいことかわかったと泣き出しそうな顔で訴える彼に、ボスはただ一言しか言えなかった。
「大村が無実になるまで生きててやれよ、坂田」そんなボスを糾弾する者もいた。ボスを警察庁に引き込もうと画策していた幹部・岩淵だった。組織を無視して自分の欲求を貫いたボスを罵倒したのだ。自分の将来というものを一人のチンピラの人生と引き換えにしたとまで言う彼に、ボスは「あなたはそれでも警察の人間ですか」と真っ向から見つめた。杉山は無言だった。警察署内で謝罪するボスをじっと見つめると彼は廊下を歩いていった。ラストシーンは七曲署の玄関です。山さんと話すボス。
「また山さんの出世の邪魔をしたな。俺が万年係長でいる限り、山さんはいつまでも平刑事のままだ」
「出世したければとっくの昔にボスなんか追い越して出世してますよ。私はボスよりも世渡りがうまいですからね」苦笑しあう二人、というのが脚本のラストです。最後の一行はこうなっていました。藤堂の後姿には、ひとつのことをなしとげた喜びより、むしろ孤独の影の方が濃い……。 終
 いいですね、これ。そしてその最後の一行を監督の竹林進は大きく膨らましました。道を一人行くボスの姿に、今回のゲスト俳優の一言一言をからませていったのです。BGMは当然「愛のテーマ」。この作品にはアクションシーンはありません。あえて言うなら中盤で杉山刑事がチンピラを逮捕する場面くらいでしょうか。ひたすらボスが人の話を聞きに歩くだけ、といってもいいくらい。ところがそれがいいんですよね。杉山刑事も悪い刑事ではないのが哀しいんです。たたき上げの長さんが彼の気持ちはよくわかるとボスに言ったように、この事件ではエリート刑事への反感で自分の説に固執しただけ。しかし、そのことで一人の人間の人生を大きく歪めてしまった。そのことをボスが語ります。刑事とは恐ろしい仕事で、ひとつ間違うと一人の人間の人生を根こそぎ奪ってしまう、と。そのことを忘れないために彼は証拠探しをしたのだと語ります。この作品は他の刑事たちで成立したでしょうか。いえ、山さんでも難しかったでしょうね。他の刑事たちではもっと苦しい。一人一人の人間の訴え、心情を受け止める度量というものが必要ですから。山さんの場合はただひとつ警察庁の人間とのやり取りが難しい。あくまで役職上の問題と思うんですけどね。石原裕次郎ならでは、という作品、だからこそタイトルが『ボス』だったのです。