3/8(金) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

◆映像◆♪いっそセレナーデ♪

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 ┃ 『キツイ奴ら KITSUIYATSURA』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛21:00~21:54
 ┌─―――――─――――――――――――――――――――――┐
 |1989(平成元)年 3月 8日(水) 第10話「これがホントの愛かしら」|第26回ギャラクシー奨励賞受賞作品
 └─――――――――─―――――――――――――――――――┘
    主題歌・・・玉置浩二 ♪キ・ツ・イ♪ 作詞:松井“お月様”五郎&作曲:玉置“流れ星”浩二
  今夜の備考・・・後半にビートたけしさんが通行人役で映っているヨ(=^◇^=)
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-25003
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1508
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%84%E3%82%A4%E5%A5%B4%E3%82%89
 http://matome.naver.jp/odai/2136241503427524901/2136242080528077503
 ┏━━━━━━━━┓
 ┃ 『刑事貴族』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――┐
 |1991(平成三)年 3月 8日(金) 第35話「ある日、死がおまえを」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――┘
   脚本・・・金子裕
   監督・・・村田忍
  ゲスト・・・重田尚彦、米山善吉、井田州彦、志賀圭二郎
  視聴率・・・14.6% 
   備考・・・相沢より子(安永亜衣)出演 <第23.29.31.35話>
 http://en.wikipedia.org/wiki/Mil_M%C3%A1scaras
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%B2%B4%E6%97%8F
 ED前http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=23053
 ED後http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4527
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『ふぞろいの林檎たちⅢ』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛22:00~22:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |1991(平成三)年 3月 8日(金) 第09話「いくつの人生見ましたか?」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%9E%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%AE%E6%9E%97%E6%AA%8E%E3%81%9F%E3%81%A1
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=702
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓『月曜ドラマスペシャル』
 ┃ 『特別企画 金田一耕助の事件簿』 ┃      TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    21:00~22:54
 ┌─―――――─――――――――――――――――――――――――――――┐
 |1999(平成11)年 3月 8日(月) 第27回「悪霊島 ・ヌエの鳴く夜に気をつけろ…|
 |        …占い師が最期に残した恐ろしい言葉!呪われた島に何が?」|
 └─――――――――─―――――――――――――――――――――――――┘
  原作・・・『悪霊島』
  主演・・・古谷一行(27)
  脚本・・・峯尾基三 
  監督・・・原田真治 
  備考・・・当初は『名探偵金田一耕助の傑作推理』というシリーズ名であったが、ビデオソフト化された際に『名探偵・金田一耕助シリーズ』とつけられて以降はこちらが使用されている。2008(平成20)年現在、BS-iで再放送されているタイトルには『金田一耕助の傑作推理』と表記されているヨ(=^◇^=)
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-33373
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E8%B0%B7%E4%B8%80%E8%A1%8C%E3%81%AE%E9%87%91%E7%94%B0%E4%B8%80%E8%80%95%E5%8A%A9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓読売テレビ制作
 ┃ 『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 22:00~22:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――┐
 |1999(平成11)年 3月 8日(月) 第9話「私を殺して!!」|最終話
 └─―――――――――─―――――――――――――┘
     脚本・・・森岡利行 
     監督・・・上川伸生 
    視聴率・・・10.2%
  平均視聴率・・・11.1% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-33288
 OPhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10826
 EDhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10800
 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/7601/border.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC_%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E5%BF%83%E7%90%86%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『週刊ストーリーランド』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:58~20:54
 ┌─――――――――――――――――┐第152話 「異常な上司」
 |2001(平成13)年 3月 8日(木) 第47回 |第153話 「当たる虫眼鏡」
 └─――――――――――――――――┘第154話 なんでも博物館 ~檻に入った木彫りのネズミ~「」
                    第155話 「箱入り娘」
  備考・・・次回の放送は、力道山vsデストロイヤー戦で日本テレビ史上最高視聴率64%を叩きだした5/24deAthヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『相棒』seasonⅣ ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 3月 8日(水) No.075 第20話「7人の容疑者」 |
 └─―――――――――――――――――――――――――――┘
  杉下右京(水谷豊)の階級・・・警視庁特命係 係長・警部
  杉下右京(水谷豊)の相棒・・・警視庁特命係 巡査部長 亀山 薫(寺脇康文) ※初代相棒
          ゲスト・・・大寶智子 三輪ひとみ 谷本一
           脚本・・・櫻井武晴 
           監督・・・森本浩史 
          視聴率・・・13.4%
        平均視聴率・・・14.8%『AIBOU: THE MOVIE 3』パンフレットP.40より
        平均視聴率・・・14.7% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
           備考・・・『season4』『season5』放送時の公式HPの表記は『seasonⅣ』『seasonV』であるヨ(=^◇^=)
           備考・・・『season4』発表前までは、『season1』は『First season』、『season2』は『Second season』、『season3』は『3rd season』と表記・呼称されていたヨ(=^◇^=)
         season4・・・これまで別々に登場していた長門裕之、津川雅彦兄弟がついに共演。また現在、花の里の女将となっている月本幸子(鈴木杏樹)が犯人として右京と対峙するエピソードで初登場する。このシーズンから元日SPがスタートし、16.1%の高視聴率を記録した。『AIBOU: THE MOVIE 3 DOCUMENT FILE』(パンフ)P.40
  備考・・・◎season4以降、曜日に関係なく元日に2時間もしくは2時間30分のスペシャルとして放送。◎本作から、メロディは変わらないが、リアレンジしたオープニングテーマに変更され、season6までこのアレンジを使用。
 http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_04/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season4
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6876 HEY!HEY!相棒(=^◇^=)
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=105566 2010
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓23:05~東部標準時  NHK国際放送
 ┃ 『THE GRAND FAMILY“華麗なる一族”』 ┃20:05~太平洋標準時 テレビジャパン
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛18:05~ハワイ・アリューシャン標準時
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‡|2008(平成20)年 3月 8日(土) 第八話「鉄平出生の真相」|NHK国際放送 テレビジャパン
 |2007(平成19)年 3月 4日(日) 第八話「鉄平出生の真相」|TBS初放送
 └─――――――――─―――――――――――――――┘
         脚本・・・橋本裕志(脚本全話皆勤担当)
         演出・・・福澤克雄(演出全話皆勤担当) 
        挿入歌・・・♪ならず者♪ イーグルス
    NHK国際放送・・・アメリカ・カナダ・プエルトリコなどを放送地域。日本語のみで放送
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-39669
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E9%BA%97%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%B8%80%E6%97%8F_(2007%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9B%9C%E5%8A%87%E5%A0%B4
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『特命係長・只野仁』4thシーズン ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
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‡|2009(平成21)年 3月 8日(日)  関東再放送 「アラフォー部長と年下のイケメン社員」|15:30~16:27
 |2009(平成21)年 1月22日(木) No.34 第03話「アラフォー部長と年下のイケメン社員」|21:00~21:54
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――――――――――┘
     脚本・・・旺季志ずか
     演出・・・秋山純
    視聴率・・・10.4%
  平均視聴率・・・10.3% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
     備考・・・「木曜ドラマ」枠に進出し、2年ぶりに連続ドラマとして放送。視聴率は10%前後
 ┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
‡|2009(平成21)年 3月 8日(木)  関東再放送 「小さな訪問者」|16:27~17:25
 |2009(平成21)年 2月26日(木) No.38 第07回「小さな訪問者」|21:00~21:54
 └─―――――――――─――――――――――――――――┘
     脚本・・・加藤公平
     演出・・・小松隆志
    視聴率・・・9.4%
  平均視聴率・・・10.3% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
     備考・・・「木曜ドラマ」枠に進出し、2年ぶりに連続ドラマとして放送。視聴率は10%前後
     備考・・・第38話はシリーズ初となる子連れでの特命となった(ただし、子役のゲスト出演は、第14話以来3本目となる)。あと加害者と被害者の立場が逆転した、珍しいストーリーとなった(神楽坂は加害者から被害者、岡田は被害者から加害者)
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 ┃ 『特命係長・只野仁』放映上の改編 ┃
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 ┌─――――――――――――┐
 |2009(平成21)年 3月15日(日)|0:35~1:30の岩手朝日テレビでの(再)放送は、
 └─――――――――――――┘ ●3月8日(日)が第28話「熟女の悲しみ」なので、第29話「エステサロンの女たち」だが、
  出演している小向美奈子が、覚せい剤による逮捕をされたため、第29話をとばして第30話「有名作家と窓際社員」を放送
  3月22日(日)の第31話「狙われた女ハスラー」(再)放送は、1:05~2:00に55分の編集版で放送
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%91%BD%E4%BF%82%E9%95%B7%E3%83%BB%E5%8F%AA%E9%87%8E%E4%BB%81
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=75241 ED
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=78841 1990
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 水谷豊=杉下右京の今日の出来事 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─――――――――――――┐ミリオンセラーを記録した妹尾河童初の自伝的長編小説
 |2012(平成24)年 3月 8日(木)|「少年H」の映画化が発表され、
 └─――――――――――――┘この作品で水谷と妻の伊藤蘭がテレビドラマ『事件記者チャボ!』以来、28年ぶりに共演することと、結婚後初の夫婦共演にして夫婦役を務めることが併せて発表された[9]。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E8%B0%B7%E8%B1%8A#.E8.BF.91.E5.B9.B4.E3.81.AE.E6.B4.BB.E5.8B.95

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 ┃『太陽にほえろ!』放映リスト┃
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 日本テレビ系列/金曜日 夜8:00~8:54
 七曲署捜査記録~ジーパン編 全59話+1話
‡34 086.1974.03.08 勇気ある賭け 宇佐美淳、鈴木瑞穂
【出演者】石原裕次郎、松田優作、(関根恵子)、露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平、平田昭彦、青木英美、宇佐美淳、加賀邦男、鈴木瑞穂、大木正司、高森玄、綾川香、鈴木和夫、三上定良、久本昇、林靖子【監督】山本迪夫【脚本】長野洋【音楽】大野克夫(音楽)、井上尭之バンド(演奏)【原作】魔久平
【あらすじ&ジーパン心の叫び】アニキと叫ぶ船員風の男。港が不穏な雰囲気になっていた。そんな港のタレ込み屋からヤマさんは電話をもらう。「青木トシオ(大木正司)が帰って来る」という。その名前にボスは苦い思い出があった。昔、青木を逮捕しようとしたボスは相手の拳銃乱射によって市民を巻き込んでしまったのだ。青木情報は既に港町署でも掴んでいた。数日後に彼は船を使って密入国するらしい。港町署の捜査係長(加賀邦男)は自分達は面が割れているから青木の密入国を押さえるためには誰かを潜り込ませるしかないと呟いた。それは七曲署に対する非公式な「おとり捜査」の要求であった。港でチンピラ5人を相手に喧嘩をするジーパン。その騒動で彼はもう一人のチンピラと共に警察に捕まる。そうボスがおとり捜査のために選んだのはジーパンだった。この捜査を明らかに越権行為だとするヤマさん。それに対して憤るゴリ。だが、ヤマさんは下手をすればボスの首が飛ぶからそうさせないのが自分達の義務だと応える。一方、ジーパンは一緒に捕まったチンピラと仲良くなり、酒を飲みながら彼の背後に探りを入れる。「拳銃を一丁欲しい」と青木の名前を出すジーパンにチンピラは日南商事の名前を挙げた。それは直ぐボスに報告される。日南商事が密輸のためのオリエンタル・パール号に青木は乗って来ると伝えた。ジーパンの身を案じ、「それ以上の捜査は止めろ」と言うボス。だが、彼はボスが助けてくれることを信じて、また港に戻る。着船を目前に港に張り込むボスと港町署の面々。しかし、船が着くと同時に飛び出したボス達を襲う車。ゴリが車で通り掛かったため、何とか難は逃れる。その車を追い、中にいた人間を捕まえたがそれは青木を逃がすためのおとりであった。七曲署では越権行為をしたボスに署長が意見をしていた。署長は「ジーパンを引き上げろ」と命令するが「国際的密輸組織を摘発するためには退けない」とボスは自分の責任で彼の捜査を続けさせる。ボスに港町署の係長から電話があり、ある場所に出掛ける。そこは「国立衛生試験場」だった。そこで衝撃的な事実を知る。何と青木が天然痘に罹っている疑いがあるというのだ。天然痘は文明国では殆ど根絶したのだが未開発国ではまだ存在するらしい。そして、今のところ、発病したら治療法がないという厄介な伝染病だった。直ぐに緊急捜査会議が開かれる。本部長(鈴木瑞穂)の決定は発病までに72時間あるがボスに残されたのは24時間ということだった。それも全て彼の責任とされた。24時間を過ぎたらパニックになることを承知で公開捜査に踏み切るとのことだった。ヤマさんはボスの裏に有力な黒幕がいるとの読みにそれなら「箱根の人」(宇佐美淳)に違いないと語る。ボスは早速、その超大物の黒幕に会いに行く。敷居の高いガードを突き破り、ボスは本人に面会する。ご隠居の昼寝後、彼らは本題に入る。単刀直入に「青木を引き渡してくれ」と頼むボス。「日南商事の上田(高森玄)は知っているが青木などは知らない」と惚けるご隠居。ボスは超大物の黒幕が怒り、もう帰れという言葉にすら一歩も引き下がらずに切り札の「天然痘」を持ち出す。ご隠居の態度が急変。後日、ご隠居からボスへ電話がある。黒幕が言うには青木を引き渡す代わりに上田の条件として「紛れ込んだ犬を教えて欲しい」との事だった。しかも青木が病気に罹っていなかったらその犬と交換して釈放するという実に虫の良い取引。ボスは犬の存在を否定するが「一般市民の生命財産を守るのが警察官の使命」という黒幕の言葉に苦渋の選択を迫られる。遂にボスは彼らにジーパンを売り渡す。上田らに痛めつけられるジーパンは信じられない言葉を彼らから聞く。自分を売ったのがボスだという事実だ。その情報をデンカが嗅ぎつける。「ジーパンが何者かに誘拐された」という情報。ボスはジーパンを守るために意を決して、単独捜査を続ける。日南商事のトラック尾行、土砂降りの中、張り込み続けるボス。そんな折に七曲署では署長がジーパンと引き替えに青木を逮捕した事実を喋る。憤る面々にくれぐれも無茶はするなと釘を刺す。中でもゴリの憤りは酷かった。ヤマさんが彼を諭すかのように話す。自分は「捜査や尋問では負けない自信があるがボスと自分達の最大の違いは時には自分の心をボロボロにしながらも冷酷非情になれること」だと言い聞かせるように語る。それが人の上に立てる人間なのだと・・・。傷心状態のボスは闘志もなくし、チンピラの因縁に対しても金で形を付けた。七曲署の面々は署長の忠告を無視。全員休暇届を久美に渡し、ボスを守るためにジーパンの捜索にあたる。ヤマさんは天然痘に罹ることも辞さずに中央病院の隔離病棟に青木を訪ねる。青木に日南商事の隠し倉庫の場所を執拗に吐かせようとするが彼は知らないと突っぱねていた。その頃、ボスは少し自棄になって、自販機で酒を買って飲んでいた。2本目を止めたのはチョウさん。チョウさんに現在の心境を吐露するボス。彼はチョウさんの「捜査は諦めた時が負け」という言葉に救われる。ヤマさんは相変わらず病院で粘っていた。そこに突然入ってきた看護婦が青木に銃口を向ける。結局二人は撃たれる。ヤマさんは鍵を握るのはやはり「箱根の人」であるとボスに伝えて欲しいと言い残す。それに応えたボスはジーパン救出の最終決戦のため、黒幕「箱根の人」の屋敷を再訪するのだが...。
 ジーパン心の叫び 「ボスが・・・ボスが・・・俺を売った」「安い給料の人に払わしちゃ、気の毒ですからね」
 http://yusaku.from.tv/t86.html

‡1974.03.08 第086話「勇気ある賭け」脚本・長野洋 監督・山本迪夫
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/n0c8cdb420942

 今夜映像◆第086話https://www.dailymotion.com/video/x6qvhrr
 名作ドラマ“至高の最終回”の謎を総直撃!(3)
 1991(平成三)年06月27日(木)『もう誰も愛さない』田中美奈子
‡2016(平成28)年03月08日(火) 01:57 Posted
 少し目を離すと展開が目まぐるしく変わる…。それが「ジェットコースタードラマ」と呼ばれたジャンルだ。特に「もう誰も愛さない」(91年、フジテレビ系)の衝撃は今も語り継がれるが、主演の一人だった田中美奈子(48)に聞いた。
── 幼なじみの卓也(吉田栄作)と組んで、銀行の同僚だった美幸(山口智子)の家の財産を奪う。それが小百合の役どころで、稀代の悪女でしたね。
田中 同じ制作会社と以前もお仕事をしていて、その時はコメディタッチだったんです。今回はどんな路線かなと思ったら「全員が悪役です」と言われました。中でも私がやる小百合が、先陣を切って悪の部分を引っ張ってもらうと。
── ショックは大きかったですか?
田中 シナリオを見たら美幸を暴漢にレイプさせる、車椅子ごと階段から突き落とす‥‥思わず「私がやるんですか?」と聞き返しました。ただ、ここでためらっていたらドラマにならないと、気持ちを切り替えて撮影に入りましたね。
── スタートと同時に、主要キャストの立ち位置が複雑に入り乱れ、出生の秘密や、善と悪がいつしか入れ代わるような展開が話題になりました。
田中 途中でトイレに立てないとよく言われました。いろんな知り合いに「次はどうなるの?」と聞かれましたけど、そこはグッと我慢して(笑)。私もシナリオをもらうたび「えっ、これからどうなるの?」と楽しみにしていた一人です。
── さて、23.8%を記録した最終回も、二転三転する壮絶な結末。
田中 悪徳弁護士役の伊藤かずえちゃんの死に方は強烈でした!
── バラバラ死体となって、手足や生首が黒いゴミ袋に入れて捨てられる。さすがにDVDやCSでの再放送では「生首ゴロリ」はカットされていましたが。
田中 ドラマの終わり方ってすごく難しいと思うんですけど、これはジェットコースタードラマとしての期待を裏切らなかったですね。登場人物ほぼ全員、死んでしまいましたし。
── 先に名前が出た以外でも薬丸裕英、辰巳琢郎、かとうれいこ、伊武雅刀、観月ありさも亡くなってしまった。多くは刃物や銃弾によるが、小百合だけは子宮ガンによる病死。
田中 バチが当たったんでしょう、それまで悪いことしてきたから(笑)。ガンになってからの撮影はノーメイクで臨んで、小百合も最後は改心していました。
── オンエアの約半年後、92年1月22日には、山口智子のマンションに暴漢が押し入る“模倣事件”も発生。いろんな意味でドラマの影響力を知らしめました。
田中 私も本来はコミカルな作品が好きなのに、悪役のイメージが強くなりましたね。昨年の「新・牡丹と薔薇」(フジ系)でも、主役の2人を翻弄する演技が強すぎて“ラスボス”と呼ばれていたみたいで(笑)。
── 話題になった「幸せの時間」(12年、フジ系)や「半沢直樹」(13年、TBS系)の役どころでも、画面に登場するだけでザワザワとさせますよ。
田中 私の今を決定づけてしまった作品ですね。たまには、いい人をやらせてよとも思いますが(笑)。
 https://www.asagei.com/excerpt/53855
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 第086話 勇気ある賭け
 脚本/長野洋 監督/山本迪夫
 藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署・一係のボス、係長)
 山村精一 …… 露口茂 (山さん)
 石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
 島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
 野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
 早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
 内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
 柴田純 …… 松田優作 (ジーパン)
 永井久美 …… 青木英美 (七曲署の庶務係)
 柴田たき …… 菅井きん (ジーパンの母、夫は殉職)
 署長 …… 平田昭彦
 箱根の人 …… 宇佐美淳 (フィクサー的な)
 青木トシオ …… 高森玄 (武器密売)
 加賀邦男、鈴木瑞穂、綾川香、大下正司、高森玄
 鈴木和夫、三上定良、久本昇、林靖子
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 港ではある噂が持ちきりだった。兄貴さえ戻ってくれば・・・。そんな話をするチンピラの男。山さんのタレコミ屋の男性は、山さんにその事実を電話で伝える。それを受けた山さんはボスの元にいくと、どうやら青木トシオが帰ってくるようだと報告する。かつてボスは武器の密売人である青木を捕まえる際に、町中で撃ち合いになり、関係の無い市民たちを巻き込んでしまったことが有った。その罪悪感をボスは今でも引きずっていた。港町警察署に話を聞きに行くボス。警察署の係長は、確かに船を使って青きが密入国するという情報が有るが、問題はどの船で入港するのかということだった。物々しい警戒を取ればその動きを察して青木がこの港からは入国しない可能性もなる。可能ならばチンピラたちの中に潜り込ませて情報を得るようなことをしなければ捕まえられないというものだった。つまりおとり捜査の可能性を示唆したので有る。係長はボスに対してウチの署員では顔が割れているので潜入が出来ないこと。七曲署一係の署員からおとり捜査の人員を出して欲しいとするが、これは正式な公文書の取り交わしのない捜査であるという事を語る。ボスはジーパンを潜り込ませることにする。青木と精通しているチンピラの前で派手にケンカすると、二人とも逮捕される。しかし刑務所から出てきた際には、ジーパンとチンピラは仲良くしていた。その頃一係でもジーパンが港町署でおとり捜査を行っていることが知らされる。山さんは越権行為だとするが、ゴリはそれに反論する形で、相手は武器の密売人であり殺人犯であることを考えれば、また暴力事件が発生すると考えるのが自然であり少しくらいの越権行為は認められるべきだと語る。山さんは下手をすればボスのクビが飛ぶのだとしてそうさせないのが俺たちの努めだという。それにみんな意見を同意させる。ジーパンは飲み屋で先ほどのチンピラから、銃が2丁欲しいことを告げ、青木が来るという噂が有るが手に入れることは出来ないだろうかと問う。すると青木は小売りはしないとして、大量に購入する相手を対象にしていることを聞く。日南商事という輸入会社の船で密入国するのではないかという。ジーパンはボートレース場の駐車場でボスに逢うとその事実を伝える。話では確かオリエンタルパール号だという。ボスはジーパンに対して十分によくやってくれたとして、これ以降の捜査は港町署に引き継ぐのだと語る。しかしジーパンはまだその情報も確実なものではないので、是非捜査を継続させて欲しいという。ボスは身元が割れたら危険だとするが、その時にはボスが助けに来てくれるのでしょ?というジーパン。ボスは港町署の刑事と共に港で張り込みしていた。沖で停泊する船からボートに乗った男が岸へとたどり着くと、すぐに車に乗って何処かに立ち去る。ゴリがすぐに車を出してボスと一緒に追跡し、その男を捕まえるが、別人だと判明する。ボスは署長に呼び出されると、管轄外の地域への許可のない捜査に対してお叱りがある。更におとり捜査に関しては麻薬捜査以外には禁止されているという。今すぐジーパンを引き上げさせろというが、青木は国際的密輸組織の鍵を握る男でありみすみす逃すことは出来ないという。署長はこの一件には目をつぶるが、私は何も知らないとし、何か有ればボスが責任を負うことを約束させられる。そんな中久美はボスに対して港町署の捜査官から電話がなっていると語る。港町署の刑事と向かったのは、国立衛生試験所だった。船を調べた結果、青木と共に乗船してきたであろう人物の一人が天然痘患者だという。青木自身もそれに感染している可能性があり、文明国では消滅している病気でも保菌者が国内に居れば病気が蔓延する可能性があるという。一度発病すると特効薬はないとのことだった。感染から発症するまで3日間。青木は潜伏し市民とは隔絶した場所にする可能性が高いので感染は広がらないかもしれないが、リスクを考えると、24時間以内に七曲署と港署が青木を検挙しなければ公開捜査にするという。しかし公開すれば市民がパニックを起こす可能性も有るので、出来れば避けたいと警視庁の上層部たちはボスにそれを求める。
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 かつて武器密売を行い、日本で派手に町中で銃を発砲して人を殺した後海外に逃亡していた青木が日本に戻ってくるという情報を得る。しかしどの船で密航してくるのか絞る事が出来ず、港町署の刑事と相談の末に誰かを潜入させおとり捜査をすることになる。顔の割れていない一係のジーパンがその大役を掴む。ボスにとっては、過去に逃走する青木を追跡する過程で、町中で発砲させてしまったことに責任感・罪悪感を感じていた。久しぶりにボスが単独捜査。密入国している場所は七曲署の管轄では無いことに加えて禁止されているおとり捜査を行うことで七曲署の刑事たちの間でも意見が割れる。そして警察の署長、更には上層部にも知られる問題へと発展していく中、全責任をボスに背負わされる中での捜査を強いられることになる。ボスのプロモーションVTRと化していた感じ。ボスが捜索している場所は人が隠れているような場所でもないし、ボスの捜査網・情報網だけでどれだけ隠れている犯人を捕まえられるのかという辺りでちょっぴり不安さを感じるモノが有った。署長が相変わらず、上に立つものとして責任を取ろうとしない所とか、そんな署長の下で働くボスにかかる責任の重さをジーパンとの関係に充てて描いていくところなど面白いところだった。そんなボスに対して何らかの言葉をかけられるのは、山さんと長さんくらいしかいないのだろうなということで、山さんは語る。ボスがボスたる所以として、「捜査や尋問ではボスに負けない自信が有るが、非情になるということでは叶わない」こと。「上に立つものとして非情になれないといけない」こと。「心を傷つけながらも敢えてやってのける強さを持っている」と語っていた。そして長さんとボスの会話に於いては、ボスが潜入している捜査官の存在を犯罪者に知らせたことに対して自分のやり方が間違っているかを問う際に、「これしか道がなかった」ことを語る。そして長さんはボスよりもキャリアが長い先輩としての意見として「捜査は諦めた時が負けだ」と語る姿があった。しかし何で青木が密航している船に天然痘患者がいたということが分かったのだろうか。つい最近見た「ナンバーズ」のS2-23でもコンテナ船に密航してきた中国人が鳥インフルエンザにかかっていて緊迫感に溢れる内容だったけど、状況としては似ていたな。それにしても中央病院にある「隔離病棟」と書かれた部屋。あの中に入る山さんは勇気があるな。心中する覚悟は出来ているという山さんはやっぱり格好良いですね。
 http://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero085.htm
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太陽にほえろ! 第086話「勇気ある賭け」
2016-07-27 00:56:19 テーマ:ジーパン編
第086話「勇気ある賭け」
■ストーリー■
山村の情報屋(吉中正一さん)から、青木敏夫という男が日本に帰ってくるという情報が入った。
青木(高森玄さん)はかつて、拳銃を乱射して藤堂や人々を殺傷していた。
藤堂は市民を巻き添えにした責任を感じていた。藤堂と山村は警視庁港署を訪れた。
捜査第一課長(綾川香さん)も青木が密入国するという情報を掴んでいたが、時期とどの船を使ってくるのかは分からなかった。
警戒網を張ると青木が上陸をしない可能性があるので、刑事を港に潜入させ、確実に情報をキャッチさせる手段しかなかった。
港署の署員は全員青木に顔を見られているため、七曲署の刑事が張り込む必要があった。
柴田は港にて、チンピラ連中を叩きのめしていた。
警察が駆けつけ、柴田とチンピラは連行されたが、柴田とチンピラの一人(鈴木和夫さん)は釈放された。
藤堂は柴田を囮捜査に使うことを任命した。
石塚は青木が武器の密売人で殺人犯であり、青木が戻ったときには大事件の前兆として多少の越権行為はやむを得ないと抗議した。
柴田はチンピラと一緒に酒を飲んでいる最中、青木から話を聞いたので拳銃を1丁欲しいと言った。
しかしチンピラは、青木が卸し専門の大物なので小売はやらないこと、日南商事の存在を伝えた。
日南商事は小規模の会社を装っているが、裏では大規模な密輸を行っており、港署が目をつけていた。
日南商事の積荷船「オリエンタルパール号」が明日入港することになり、船の中に青木がいると推測された。
藤堂は身元の露見を案じ、捜査を港署に任せて柴田に引き上げるよう命じたが、柴田は藤堂の助けを信じ、捜査の継続を希望した。
藤堂と港署の捜査課長は港を張り込んでいたが、男が小型のモーターボートで引きあがるのを目撃した。
藤堂たちは男を取り押さえようとしたが、猛スピードで走る車に妨害された。
藤堂たちは車を追い詰めたが、乗っていたのは青木ではなかった。
藤堂は西山署長(平田昭彦さん)に、管轄外の地域で柴田を囮捜査に使ったことを厳しく叱咤された。
西山署長は柴田の引き上げを命令したが、藤堂は青木の見逃しができないとして却下した。
藤堂は全責任を被る決意を固めていた。港署から藤堂に、国立衛生試験所に来るようにという電話がかかっていた。
国立衛生試験所の医師(加賀邦男さん)は、「オリエンタルパール号」に天然痘の患者が乗っていたため、青木が天然痘に感染している可能性を指摘した。青木の替え玉は「オリエンタルパール号」に近づいていないので問題は無かった。
天然痘は種痘の普及により、文明国ではほとんど消滅していた病気だったが、未開発の国ではまだまだ根強く生き残っていた。
また種痘の効力は2年なので、天然痘を持った青木が街を歩くと大事件が起きる可能性があった。天然痘に感染すると特効薬は無かった。
警察幹部(鈴木瑞穂さん)は藤堂に、青木が発病するまでの3日間(72時間)をフルに極秘捜査に使うことに反対し、24時間の余裕を与えた。
24時間の経過後は、公開捜査に踏み切ることにした。柴田にも青木の行方は掴めていない状況であった。
日南商事は何度でも密輸で目を付けられていたが、どこからともなく圧力がかかって捜査がうやむやになっていた。
藤堂は裏に有力な黒幕がいると推測した。山村はそれが「箱根の人」という老人であると言った。
藤堂は老人(宇佐美淳さん)の自宅に強硬に入り、老人の昼寝を待った後に老人と対面した。藤堂は老人に、青木を引き渡すよう要求した。
老人は日南商事の上田が自宅に出入りしていたが、犯罪に手を出して寄せ付けていなかったことを述べた。
老人は藤堂に帰宅するよう命じたが、藤堂は帰らず、天然痘の感染の怖さを聞かせた。
老人は藤堂宅に電話をかけ、青木を渡すことを約束した。
しかし、同時に日南商事に手をつけないこと、柴田の存在を教えて交換することを条件につけた。
藤堂は2回要求を突っぱねたが、渋々承諾した。青木は引き渡され、藤堂に逮捕された後、病院に搬送された。
藤堂は現れた日南商事の上田(大木正司さん)に、柴田が捜査員であることを伝えた。
柴田は上田たちにより拉致された。上田は柴田に対し、存在を密告したのが藤堂だということを教えてしまった。
柴田は監禁室にて、日南商事の社員により袋叩きにされた。署長は一係の署員に所轄外での捜査の禁止を命じた。
署長は藤堂が青木を柴田の身柄と引き換えに逮捕したことを伝えた。石塚と島は藤堂が柴田の身柄を売ったことを信じていなかった。
山村は、捜査や尋問では藤堂に負けない自信があるが、非情になることができるという点では勝てないこと、人の上に立つ者は時に冷酷非情に部下を質に追いやらなければならないときがあること、自分の心をボロボロに傷つけながらも冷酷なことをすることができるということを伝えた。
藤堂は3人のチンピラに絡まれたが、蹴散らした後にタバコを渡して去った。
一係署員は全員休暇届を出し、独自に捜査をしていた。この事実を知った西山署長は呆れた。
山村は中央病院に行き、隔離病棟に強引に入って青木と面会した。山村は日南商事の隠し倉庫の居場所を尋ねた。
上田は柴田を監視していたが、柴田はおとなしくなっていた。
青木は居場所を知らなかったうえに、自分の身代りなので知っていても教える気は無いと言った。
山村は青木に対し、天然痘に感染しようがしまいが釈放されないこと、助かる道は柴田の居場所を教えて情状酌量を願うだけと伝えた。
藤堂は野崎と会い、港で話し合った。藤堂は何千何百万の市民より、柴田の命の方が大事だと思っていた。
野崎は、捜査は諦めたときが負けだということ、まだ明日の朝まで時間に余裕があると励ました。
青木は本当に隠し倉庫の居場所を知らなかったが、老人なら居場所を知っていると自白した。
病室に看護婦が入ったが、看護婦はサイレンサー付きの拳銃を発砲してきた。
山村は腹部を負傷し、青木は背中を撃たれて射殺した。看護婦は警官によって取り押さえられた。
藤堂は老人の家に突入し、部屋に入った。老人は青木の死亡を知っていた。藤堂は老人に拳銃を向け、柴田の生存の有無を尋問した。
藤堂は老人を柴田の交換場所の墓場まで連れて行った。上田は老人と柴田の交換を命じた。
藤堂は銃撃してきた老人の部下を次々に倒した。藤堂は老人に逃げられてしまった。
西山署長によると、老人は昨日、都内のホテルで開催されたアジアクラブの朝食会に出席していた。
朝食会の出席者や関係者は、老人がいたことを証言していた。藤堂は辞表を提出したが、西山署長は受け取らなかった。
西山署長は減俸三割の処分の辞令を交付した。藤堂は山村を見まいに行った。
藤堂は老人と再会した。老人は藤堂に対し、警察の出世の望みを持たないように言った。
■メモ■
*「太陽」初の感染症ネタ。以後、「ペスト」や「タイムリミット」、「ラッサ熱」、「山さんの危険な賭け」などで使われる。
*今回、山さんは自分から見たボスの人物像を語っているが、約9年後の「七曲署・1983」ではボスが自分から見た山さんの人物像を語っている。(脚本は同じ長野氏)
*通称「箱根の人」と呼ばれる、大物の老人。彼は「ある敗北」にも再登場。
*警察官として先輩の、長さんの「捜査は諦めたら負けだ」という助言も良い。
*ジーパンが老人の部下の拳銃をすぐに撃ち落としている。全く撃てなかった初期と比べると物凄い進歩。
*辞職を全く恐れないボスはもはや無敵。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
柴田純:松田優作
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
西山署長:平田昭彦、永井久美:青木英美
老人(「箱根の人」):宇佐美淳
国立衛生試験所医師:加賀邦男、警察幹部:鈴木瑞穂
上田:大木正司、青木敏夫:高森玄、港署捜査第一課長:綾川香(後の綾川志剛)
チンピラ:鈴木和夫、三上定良、久本昇、家政婦:林靖子
ノンクレジット 山村の情報屋:吉中正一(現:吉中六)、上田の部下:大宮幸悦、藤堂に絡むチンピラ:柿木恵至
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:長野洋
監督:山本迪夫
#太陽にほえろ#ボス主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12184519612.html
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太陽にほえろ! 第640話「妻への疑惑」
2018-02-01 17:14:05 テーマ:マイコン登場編
第640話「妻への疑惑」通算第334回目
■ストーリー■
井川は澤村と水木を連れ、居酒屋「養老乃瀧」で酒を飲んでいた。
井川は水木を介抱し、タクシーを探すために矢追2丁目の路上を歩いていた。
午前0時30分頃、車に乗った何者かが井川に標的を定め、拳銃で狙撃した。
井川は1発目で左腕を撃たれてしまったが、水木と一緒にゴミ箱に避難し、残りの4発を回避した。
井川は澤村に狙撃者の車の追跡を任せた。
七曲署は現職警察官を狙った凶悪事件として捜査することになった。
井川は退院し、勤務に就いた。
狙撃者の車は現場から3km離れたマンションの駐車場で発見されたが、盗難車であり、犯人に結び付くものが何もなく、緊急手配にも引っかからなかった。
山村は狙撃犯について、井川が過去に逮捕した者、特に最近刑期を終えて出所した者を重点的に捜査する方針にした。
山村は井川と水木に容疑者リストの作成を、令子に盗難車、西條と澤村に拳銃の捜査を指示した。
山村はハワイで射撃訓練中の藤堂に現状を報告した。
井川が逮捕し、最近3ヶ月以内(1984年12月以降)の出所者は田中裕介を含む3名で、半年以内(1984年9月)の出所者は8名いた。
一係室にニュースを見て、井川を心配した由利(山本直子さん)から電話が入った。
井川はレストランで由利と会った。
由利は圭子が仕事を休んで、井川を様子見していないことから、本気で井川を心配しておらず、愛情を持っていないと思っていた。
井川と水木は田中の現住所に直行し、先月に出所した田中(栗田八郎さん)と対面した。
田中はニュースで井川が狙撃されたことを知って心配していた。
田中は井川に逮捕された際、出所したら殺害してやると悪態をついていたが、現在そのことを恥じていた。
田中は昨夜、夫人と子供と一緒に実家に泊まっていたと主張した。
井川は田中の子供を抱いて喜び、田中を励まして水木と一緒に去っていった。
狙撃者は井川の自宅の近辺に停車し、待ち伏せていた。
一係室で当直中の水木のもとに、犯人が桜ランドリーの並木嘉男であると密告する電話が入った。
クリーニング屋の桜ランドリーは病院や会社などの制服が専門で、並木(信実一徳さん)は外回りの営業部員だった。
井川は並木に見覚えが無かった。
井川と澤村は桜ランドリーの社用車で出発する並木を尾行した。
並木は昭和53年(1978年)11月に大阪、昭和56年(1981年)7月に名古屋にて、結婚詐欺容疑で2度逮捕されていた。
澤村は並木が刑事の生命を狙う男に思えなかった。
並木は矢追中央病院の事務員として勤務する圭子(吉野由樹子さん)と接触していた。
水木は並木が圭子を好きになり、井川を狙撃したのではないか、又は圭子を騙そうとして接近したのではないかと推理したが、西條と反対した。
西條は並木と圭子の関係性を問題点とした。
並木は喫茶店店主(水橋和夫さん)に、日曜日に知り合いの中年女性に交際を頼まれ、1度だけ相手にしたことを話していた。
令子と澤村は圭子と由利を尾行していた。
並木は山吹荘6号室に住んでいた。
井川は山吹荘の住人から並木について聞き出そうとしたが、1週間前にも37から38歳の夫人風の女性が住人に、並木について質問していた。
圭子は「パークサイド」にて並木と待ち合わせしていた。
井川は圭子と並木を張り込み中の令子と澤村と合流した。
並木は圭子を連れ、新宿中央公園を散策していた。
並木は圭子に、独立後に結婚を持ち掛けたが、圭子は並木を調査し、ギャンブルの借金だらけであることを看破していた。
圭子は並木に、丸山から騙し取った金を返すように強要した。
並木は圭子に掴みかかったが、令子と澤村に発見され、井川に殴られて逮捕された。
並木は圭子の同僚の丸山という女性から、結婚を餌に金を騙し取っていたことを自供した。
丸山は並木に疑惑を持って圭子に相談し、圭子が並木に接触していた。
並木は狙撃事件の時間に、友達と麻雀をしていた。
密告電話は井川の目を圭子と並木に向けさせるためのものと考えられた。
井川は圭子の調書を取った。
水木は密告電話の主の女性に違和感を覚えていた。
圭子は井川に、最初から並木について依頼しなかったことを謝罪した。
密告電話を入れたのは、日曜日に圭子を尾行した由利だった。
圭子は自分の手で由利と浩史を立派に育てようとしたが、自信が無くなっていた。
井川は圭子を送迎した後、おでん屋の屋台で酒を飲んでいた。
屋台に由利が現れ、密告電話のことを謝罪した。
井川は由利に、二度と圭子を尾行しないように注意した。
由利は化粧して外出し、並木と会う圭子を目撃していた。
井川は家庭の幸福より仕事に生きることを選択し、圭子がこれからどんな人と出会い、どんな幸福を得ても構わないと考えていた。
井川は現在でも、深夜に帰宅して階段を登るとき、自宅の照明が点灯し、圭子や由利達が待機してくれたらと思うことがあったが、
由利は井川宅に泊まることにした。
狙撃者が井川に銃口を向けていたが、井川が自宅に入ったために銃口を下げた。
井川と水木は井川が逮捕した者の一人で、半年以内に出所した荒木孝夫(井上博一さん)を捜索していた。
会社員の荒木は夫人と子供の荒木道雄のためにマイホームを建てたが、ローンを苦にして強盗事件を起こし、井川に強盗傷害容疑と住居不法侵入容疑等で逮捕された。
荒木のマイホームは借金の抵当にとられ、夫人と子供も逃走するように引っ越していた。
井川と水木は道雄の自宅に入ったが、部屋内では道雄が仲間を連れて遊んでいた。
荒木が刑期を終えて出所した際、帰る家も待っている家族も無くなっており、井川を逆恨みしていた。
井川は荒木の足取りを捜査することにした。
西條は荒木が服役していた刑務所の名簿を調査していたが、同室の仲間に松崎和哉がいることが判明した。
松崎は響組準構成員で工員であり、拳銃密売の前科があった。
井川と澤村と水木は逃走する松崎を追跡し、船の停泊所で取り押さえた。
松崎は黙秘したが、水木に警官殺害未遂の共犯になると警告され、荒木に拳銃を渡したことを認めた。
松崎は荒木の居場所を知らなかった。
由利は井川宅の近所にて、友人のみどりと再会した。
みどりは帰宅し、机を片付けた。
荒木は井川宅に侵入したが、由利はゴミを出すために一時的に外出していた。
荒木は井川宅に入ってきたみどりを脅迫し、人質に取った。
井川達は荒木が籠城している廃工場に急行した。
荒木は警官隊の説得に応じず、井川を連れてこなければみどりを殺害すると脅迫していた。
由利はみどりを心配し、廃工場に駆けつけていた。
井川は水木に拳銃を渡し、澤村と水木の補助を拒否し、みどりの無事が確認されるまで手出ししないように指示した。
荒木は井川が拳銃を持っていないことを確認し、両手を挙げて接近するように命じた。
荒木は全て井川の責任であると感じており、井川の左腕に銃撃した。
井川は荒木の発砲を回避しつつ荒木に接近した。
井川は自分を荒木に向けさせ、みどりを遠ざけて避難させた。
井川は荒木と格闘になり、澤村と一緒に荒木を殴り倒し、殺人未遂と誘拐の現行犯で逮捕した。
由利は圭子から許可を貰い、井川と同居することになった。
由利は井川と圭子の人生となぜ別れなければならなかったのかを理解しようとしており、そのためには井川の生き方を見て暮らすことが必要と思っていた。
■メモ■
*今回を含めて残り2回となるトシさん家族編の一つ。浩史が欠場。
*由利が役名付きでクレジットされているのは「悲しい汗」と今回のみ。
*泥酔するマイコン。
*トシさんが狙撃される冒頭は「直感」を彷彿とさせる。
*トシさんは40歳のようだ。(1944年2月から1945年1月までの生まれ)
*ハワイで本物の拳銃の射撃訓練に興じるボス。
*今まで離婚したかどうかが分からなかったトシさんだが、正確に離婚してしまったようだ。
*ラガーに寿司、どら焼き、ビスケットを差し入れるマイコン。ラガーは病院食に飽きがきていた。
*トシさんの自宅は「15棟の305号室」
*荒木との格闘シーンでの「ゴリさんのテーマ」の選曲が懐かしく、熱さを感じる。
*トシさんは今回から圭子と同居することになった。
*由利は押しかけ女房になる素質があるとからかう山さん。本人はあくまで「ボスが言いそうなことを言ったまで」だとのこと。
*トシさんの家族編はこの後、1年後の「わが子へ!」まで無くなる。
*ラストは「太陽のテーマ’79」をバックに、ハワイのレストラン(ホテル?)で会食をするボスで終わる。
*OPのハイライトと予告編を見ると、トシさんが道雄の仲間のシンナー?を奪い取るシーン、ラガーが看護婦のリンゲルの取り換えに文句を言うシーンがあったようだが、カットされている。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
水木悠:石原良純
岩城令子:長谷直美
井川圭子:吉野由樹子(現:吉野由志子)、井川由利:山本直子
荒木孝夫:井上博一、並木嘉男:信実一徳
田中裕介:栗田八郎、田原千之右、喫茶店店主:水橋和夫、おでん屋台の店主:里木佐甫良
沢柳迪子、長谷川恒之、佐々木直子、大島あみ
本田景子、野上博司、谷部勝彦、星野浩司、石川香
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:金子裕
監督:鈴木一平
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