7月もなかば。毎年この時期になるとアメリカに住んでいる日本人のお友達が夏休みの子供たちを連れて実家に帰省する。つい先週もお友達が帰ってきたところ。
神奈川に実家があるお友達は、蒸し暑さに閉口したと言っていた。
ここアリゾナの夏は気温を見たらびっくりするような数字。43度とか44度なんても珍しくない。でも湿度が30%以下なので、爽快な暑さ。
そして、7月に入るとモンスーンシーズン到来。昼間は晴れているのに、夕方になると空が雲に覆われ、スコールのように雨が降る。雷雨になることある。それまで水がまったくなかったところがあっという間に川のようになって、毎年この季節になると無謀なドライバーが急流のようになった道で立ち往生して、ヘリコプターで救援されたり、ひどい場合は命をなくしたりする。

日本も異常気象が続いているよう。人間の文明がどれだけ進んでも、自然の脅威には太刀打ちできないと痛感させられる。
25年前の今日、1991年6月26日、アリゾナ州フェニックスの最高気温はなんと摂氏50度を記録した。華氏で122度。この記録はいまだ健在。
私はこの日、日本での3週間の通訳の仕事を終えてフェニックスに帰ってきた。ロサンゼルスからの乗継便はなんの支障もなく予定通り運航され、フェニックス・スカイハーバー国際空港に予定通り到着したけど、あとから、「これだけの高温だと気流に異変が生じるために飛行機の発着に変更が生じるから定刻通りに帰れてよかったね」と言われた。事実、足止めになったフライトも何便かあったらしい。

今日も暑いけど、今現在の気温は華氏107度、摂氏で42度、なんだかたいして暑くもない気がするから不思議。要するに、「Everything is relative.」ってことですよね。
ところで、この「Everything is relative」これをそのとおり、「すべては相対的である」なんて訳すと、「ん?」ということになっちゃう。ここはちょっとひねって「ものは考えよう」とかって意訳してみたほうがいいかもね。余談でした。
愛読させていただいているブログがいくつかありますが、今日はその2つのブログに面白い話題がありました。1つは仕事に直結している翻訳者と現場のつながりのお話。
社内翻訳だと現場にいるから翻訳している内容が実感できるんですよね。でもフリーランスだと現場を見ることができないので文献を調べたり、Googlしたり。専門的な文書を翻訳しているときに、わかったようなわからないような、って表現に出くわすことはしょっちゅうあります。
かつては通訳をやっていたので、いろんな現場に行きました。その’流れで、通訳をやりながら簡単な翻訳をやったり、外注した翻訳の校正をしたりすることもよくありました。外注したものは、上手に訳されていても、やっぱり現場で使う言葉とは違うんです。これは外の人じゃわからないだろうなというのがいくつもありました。通訳をオレゴン州でやって、外注した翻訳を直しにデンバーの翻訳会社に寄って半日そこで仕事して、それからアリゾナ州フェニックスの自分の家に帰ってきたこともあったけ。
今は完全にフリーなので、いわゆるIn Country Reviewerと言われる人たちに自分の訳を直される立場です。そして直された個所を見て、こんなの社外の人間にわかるわけないわー、と嘆く側になりました。

もう1つのブログのお話は魔法瓶。その方のおばあ様が昔「魔法瓶」という言葉を使っていたそうですが、うちでも使っていましたよ。象印の魔法瓶だったかタイガー魔法瓶が家にあったと思う。今は魔法瓶なんて呼ばないんでしょうね。それしても、この命名をした人っていったいどんな発想でこんな製品名考えたんだろう。そして社内会議で全員一致で賛成!と挙手した人たちもいたわけで。うーん、昭和の日本はやっぱりノスタルジックな世界だわー。