(上の写真はご本人のものではありません。)
本当のうつ病とは、
例えば、
職場で毎日毎日ガミガミ上から怒鳴られプレッシャーをかけられ・・・
という様な状況の中にいる人に起こる病気です。
頑張って頑張って耐えて耐えて絶え続けると
心の器にストレスが納まり切れなくなります。
これ以上ストレスを受け続けると大病を引き起こす可能性があります。
これ以上のストレスの増幅を防ぐため、脳は自分の心と身体の働きを停止させてしまい、ストレスから回避させようとするわけです。
これが脳による自己防衛反応であり、うつ病の原因となります。
この様な状況でうつ病を改善するために必要なものは抗ウツ剤ではなく、
うつ病の原因は溜まり過ぎたストレスですので、心の器に溜まり過ぎたストレスの記憶を排除する技術です。
溜まり過ぎたストレスの記憶は心と身体に悪さをし続けます。
その悪さし続ける記憶を悪さしない記憶に変えることが出来ればいいわけです。
ここ数年、脳科学という言葉を耳にすることが多くなって来ましたが、
この脳科学の分野で発見されたのが
悪さし続ける記憶を悪さしない記憶に変えてくれる脳の働きであり、
脳科学療法と呼ばれる技術です。
以前はストレス性の病気や痛みにはストレス治療が活躍してくれてましたが、
現在は脳科学療法が主流となっております。
(脳科学は医学の分野とは別になります。)
それで今回のうつ病の患者さんですが、
まさに上記の様な状況の中、休職していても一向に改善される気配がないため、職場を辞めざるを得ない状況に追い込まれていた女性でしたが、
前回1回目の治療で、お腹が空くようになりご飯が食べられるようになったそうです。
そして今回2回目の治療(脳科学療法)で、普通に会話ができるようになり、
最後は笑顔が見られるようになりました。
付き添いのご両親もほっとされたご様子で、
「○○の笑顔久しぶりだよね~っ!」
と仰ってました。
会話も身体の動きも大分良くなりましたので、あと1回くらい様子見で来ていただければ大丈夫ではないでしょうか。
たぶん今の時点で(内容にもよりますが)仕事は出来るのではないかと思います。
良かったです(^人^)