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木村正志「色とこころの雑記帳」

ファション、商品、環境など色彩全般とこころについて、個人的な忘備録である。

日本顔学会という学会をご存知ですか。

メイドイン・ジャパンの学会。
日本の学会は、海外にあるから日本にも同じような学会をつくるというのが一般的。

しかし、日本顔学会というのは日本で初めて作られた学会です。


顔学は占いのような骨相学とは異なり、
真摯に顔と向かいあい、科学的に研究する学問です。

顔学会の会員には、歯学系、工学系、美容・化粧・服飾系、心理学系、形成・美容外科、芸術学・人類学系など、様々な分野の方々がおられます。


顔学会のことはこれくらいにして、
顔について何回かにわたって書きたいと思います。


今日は「自分にとって顔とは何か」です。


顔はエネルギーの摂取、自己の証明、ココロの窓、メディアとしての発信など様々な役割をもっている。


ココロで顔は変わる。


造作(カタチ)+ココロ=顔


カタチだけではデスマスク。


ココロが加わって初めて生きた顔となる。
能面もそこに演者の意識(ココロ)が加わって初めて生きる。
まさに顔はココロである。

赤坂・豊川稲荷へ初詣に行ってきました。


東急ホテルの先に赤プリがあった見慣れた風景も、

今は無く、風景も変わりました。


変わらないのは赤坂東急ホテルの外観。


細長い壁面にそってストライプパターンが施されているこの外観。

これを「軍艦パジャマ」というそうだ。

グラフィックデザイナーの田中一光氏がホテルのパジャマをそのまま外観デザインにした。

大胆不敵ですね。


できたのはスーパーグラフィック※が流行った1970年頃。

もう40年にもなる。


外壁は老化しているように見うけられるが、デザインは未だに色あせていない。


いいデザインは語りすぎず、環境とも調和したものだ、

と言われるがその通りですね。


※スーパーグラフィックとは、

建物の外壁や内壁を色鮮やかな色彩でグラフィック処理されたもの。

1960年頃、ニューヨークで始まりまたたくまに世界へ伝播。日本には1970年頃上陸。

工場や建物の外観にグラフィックデザインがほどこされた。

赤坂東急ホテルの外観はその代表的な作品である。

日本におけるスーパーグラフィックは商業広告的な作品が次第に多くなり、

オイルショック以後衰退し、姿を消した。




先日、渋谷のオーチャードホールで行われた「日・ASEAN友好協力40周年記念公演Drums & Voices」を聴いてきました。


ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス、ブルネイ、6つの国を代表する11人のアーティストと日本から和太鼓の堀つばさ、尺八の藤原道山が参加し、楽しいコンサートでした。


尺八と和太鼓はスムーズに心の中に溶け込んでくるのですが、東南アジアの打楽器の音色がなかなかすんなりと入ってこない。これはなんなんだろうと?少しもどかしさを感じて聴いていました。


尺八や和太鼓は、日本人にとって小さい頃から聴きなれた音色。しかし、東南アジアの打楽器は初めて聞いた楽器名が多く、聴き慣れていないといえば聴きなれていない楽器です。

しかし、自分の中にあるあの甲高い音の響きとはちょっと違う?なにか違う、若干湿りけのある様な音。そんな気がしてならなかったのです。歳をとると高音部が聞き取りにくくなるといわれているので、そのせいかもしれませんね(苦笑)


みなさんは街で南国風の彩度の高いプリント柄の服を着た人を見た時、少し色が浮いていて、違和感を感じたことはありませんか?これは、色が地域の気候や風土に影響されているからだそうです。


色は太陽の光や空気の透明度、環境等によって見え方が大きく異なります。太陽光線の照度(明るさ)は地球の緯度と密接な関係があり、赤道付近の明るさを100%とすると東京は45%だと言われています。このため彩度の高い色は浮き上がって見え、落ち着のない印象を与えるそうです。

一般的に東京では落ち着いたシックな色やパステルカラーが好まれるのに対し、大阪では明るくはっきりした色が好まれる傾向があるそうです。これも地域によって色の見え方が異なりるため色の好みまで異なってしまいます。


これと同じように東南アジアの音も日本の高温多湿の環境では、音色も変わるのかなぁ?と思いました。