赤い色を見て、ある人はバラを、またある人はりんごを、夕焼けを思い出す。
人それぞれである。
また、「夕焼け」から「故郷」を、「故郷」から「子供の頃の楽しい思い出」へとイメージがつながっていく。
連想にはある観念からほかの観念が引き出されていくという側面がある。
これを心理学では「観念連合」という。
色から来る連想は個人の経験や知識、願望、気分といった内面的要因が大きく関わっており、人によってイメージ(連想)は様々である。
しかし、人は地域や社会に属しており、その中で生活・体験を共有している。
人間を民族や国、歴史、風土等に分けると、集団ごとに特徴的な連想を伴う。
また、生きてきた時代や年齢、性別、職業といった共通点でくくると、連想の内容にも一定の規則性がでてくる。
色による連想は、生理学的に共通する連想もあれば、固有の生活・体験に根ざした連想もある。
人は同じ色を見ても、同じようなイメージ(連想)を持つとは限らない。