「好きな事で生きていく」って素晴らしい事だと思います。
人生の最終ゴールは、好きな人と一緒に過ごす時間や、誰かの役に立つ。また自分自身の成長を楽しんだり、と要は「心を充実させる」事で幸せ、感動、共感、愛、仲間、思い出、というような、常に満たされている状態である事。
そして気の合う仲間と最高の時間を過ごし、最高の人生を終える。
そんなことは誰でもわかりますし、私だって一人の人間ですから、もちろんこれらの感情が満たされる状態は最高に幸せを感じます。
だけども「好きな事で生きていく」前に絶対に成し遂げなければならない事があります。
それは「何よりもまずは稼ぐ」コト。
もっというなら「稼ぎ続ける為のスキル」を身につける事だ。
まずはこれに一点集中する。いや、むしろ義務と言っても過言ではありません。
こうした話をすると、「拝金主義だ」「お金で買えない幸せもある」というような反対意見が絶対に出てきます。
しかしこの世の中９９%の物事は「お金で買えます」これが事実です。
お金のない状態で夢を持つということなぞ幻想にすぎません。
僕はお金がなくても、スポーツが出来れば良い。とか健康で過ごせれば別に今のままで良い。
という人も居ますが、果たして本当にそうでしょうか？
先日、元会社の先輩で一緒に仕事をしていた人が、55歳の若さで亡くなった。との連絡がありました。
病名等の詳細は詳しく聞いては居ないのですが、日本でも数人しか発病した事がないと言われている、いわゆる「難病」というやつでしょうか。
つい1年程前まで元気にされていたイメージしか無かったのですが、突然の訃報にただビックリさせられました。
本当にお世話になった方だったので、心からお悔やみ申し上げます。
ただし例えばこれが「1億円」あれば治る病気だったらどうだったでしょう。また、あなたの最愛の人が危篤状態になり「1億円」あれば助かる。とすればどうでしょう。
多くの方は支払いなんてとても出来ずに諦める。という選択肢しか取れないでしょう。
こうした話をすると不謹慎と言われますが、こうした時にこそしっかりと考える事が大切です。
極端な例を挙げましたが、物凄くいい音楽を作ったとしても、権力のある人に無理矢理に買い取られてしまい、結果安値で買い取ったその人が権利収入を得てしまい、自分には何も残らない。
そう考えると「お金のない状態」がいかに無力であるか思い知らされます。お金のない状態での「夢」なんてものは制限付きの夢であり、本当の夢ではない、偽りの夢なのです。
素直にまずはこれをしっかりと受け止めたほうがいい。
だからこそ私も今までの人生を振り返り、自分の愚かさと甘さに怒り倒しています。
これはあの有名な「与沢翼」さんも言っていることで「自分の愚かさに怒りを持つ」事が大切で、そこから鬼のように一点集中してなすべきことをやる。のが成功への秘訣。と仰っています。
ですので私も「まずは稼ぐ」→「その後夢を叶える」→「夢に没頭する」→「心を満たす」という順序を間違わず為すべきことをただ淡々とこなしていきます。
冷たいようですが、これがこの世の中の真実です。
少なくとも私は間違いではないと確信しています。
だからこそまずは稼げ。
全てはそれから考えればいい。
それではまた。
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