ゴールをクリアしよう、目標を成し遂げようと
多くの人が努力します。
しかしながら、継続的取り組みを要する場合、
最初は高まっていたモチベーションも
時間の経過とともにダウンし、いつのまにかたなざらし、
ということもあると思います。
◎“モチベーション”の意味については、こちらをご覧ください。
それが“まれに”であれば、問題ないかもしれませんが、
頻発するようだと、結果につながらないのはもちろんのこと、
“自信を失う”というメンタル面の影響も心配されます。
“継続力”を高めるには、どうしたらいいか。
今回はそんな点に触れたく思います。
もしあなたが“継続力”に自信を持てないなら、
以下4つの視点を取り入れてはいかがでしょう。
1)簡単なテーマを選ぶ。
それまでに本を読む習慣のまったくなかった人が、
いきなり「毎月2冊の本を読む」と決めても、
挫折の可能性大。
最初は年に4冊(3ヶ月に一冊)など、
ハードルを低くすると、持続できる可能性が高まります。
2)毎日できることを選ぶ。
週に一度とか、月に一度となると、
トレースが甘くなり、いつの間にか形骸化、となりかねません。
読書でいえば、
「毎日必ず1ページ以上読む」など、
毎日できることを選択すると、
継続しやすくなります。
3)結果を記録する。
自分自身に結果を“見せる化”することで、
継続への意欲が高まります。
読書なら、その日に読んだページ数を
日々使う手帳、あるいは居間のカレンダーに書き込むように
すると、自分の継続力を、視覚を通じ確認できるため、
モチベーションを維持しやすくなります。
4)継続が途切れても、再び始める。
完璧を求める人ほど、
継続中のことがなんらかの事情で一旦途切れてしまうと
自信を失い、それきりとなりがち。
例えば体調を崩し、あるいは仕事が多忙となり、
一週間ほど読書時間を作れない日が続いたとしても、
気をとりなおし、再び一歩を踏み出す。
七転び八起きではありませんが、
継続していた取り組みが一旦途絶えてしまっても
とにかく再び始める。
それを繰り返すことで、
継続という大きな自信につながっていきます。
“継続力”は一朝一夕に高まるものではありません。
千里の道も一歩から。
もし、あなたが“継続力”に自信を持てないなら、
まずは簡単なことから始めてはいかがでしょう。
「継続力を高めたい」なら、
習慣化についても参考になると思います。
併せて以下記載もご一読ください。
◎“習慣化”については、こちらをご覧ください。
継続的取り組みにも、必ず“最初”があります
新たなことをなにか始める、そのタイミングをどうすべきか。
これについては、以下に詳述しております。
◎「物事を始めるタイミング」については、こちらをご覧ください。