yukiboのブログ~今年の全日本フィギュアまでの期間限定 -7ページ目

息子

昌磨さんと大輔さんのこと、フィギュアスケートのことを書くためにだけ、このブログを始めたのだけれど、今日はちょっとプライベートのことも。

実は私の息子は今36才ですが、昌磨さんに顔が似ているんです。身内以外の人にも言われたので、親の欲目ではないはず。
が、性格等は全く違います。
子どもの時からおしゃれで、幼稚園児の時から服は自分で選び、夜寝る前に枕元にきちっとたたんでセットしてました。高校の頃からは、私にジーンズを洗濯させませんでした。入浴時に自分で手洗い。Tシャツの干し方も私に厳しく指導!
今は、ジーンズ店の店長です。

野菜嫌いは昌磨さんと同じ。中学時代のお弁当は毎日焼き肉とご飯でいいと言われました。金平牛蒡とひじきの煮たのはなぜか食べたので、それが唯一の野菜のおかず!いつも茶色いお弁当でした。あと枝豆ととうもろこし、キュウリ、もやしは大好きでしたねぇ。昌磨さんよりましですかね。
それがいつの間にか食べられる野菜がだいぶ増えていました。
私も「食べられないものは体が欲していないということ。嫌いなものをいやいや食べても栄養にならないし、第一食事が楽しくなくなる」と、無理に食べさせることはしませんでした。年をとってくると、食の好みも変わるかもしれませんし。


昌磨さんの「いつもお母さんが一緒にいる」という発言。「自立すべきだ」という親目線のご意見もあるようですが、私は昌磨さんが親離れしていないとは思いませんよ。

トップアスリートが、コーチやトレーナー、栄養士、マネージャーなどさまざまなサポートをしてくれる専門家で構成されるチームを作っていることは、今や当たり前。
昌磨さんのお母さんもそのチームの一員でしょう。
フィギュアスケートは子どもの時から親がかりです。練習に通うのも親の送迎つき。練習中もつきっきり。コーチを選ぶのも親。コーチより厳しく注意する。衣装も親の手作り。大会の運営も親たちが行う。よっぽど時間とお金がなくては子どもにフィギュアスケートを続けさせることはできない。
そんな状況に首をかしげることはありますが、そうやって育てられてきた選手たちの演技を私は楽しんでみているわけで、自分自身に大いに矛盾を感じてしまいます。

昌磨さんはスケートに関して、「自分の課題は何か、課題解決のためにどういう練習をすべきか、自分で考えて練習するようになった」とよく言っていますよね。
振り付けについても自分の意見を言うようになったとも。

自立しているどころの話じゃありません。スケートに関しては、もう本当にプロとしか言いようがない!揺らぐことのない信念の元に、今を大切にして生きている!

ご家族を含めたチーム昌磨のサポートを受け、昌磨さんが素晴らしい、心に残る演技を見せてくれることを私は楽しみにしています。

もうすぐ ですね!



昌磨さんのDVD熱望!

まだオフシーズンだというのに、昌磨さんは忙しい。
昌磨さん情報が怒濤のように押し寄せる。
今はFOIの最中。
アイスショーに行かれない私は、とても欲求不満状態。
9月下旬に放映があるそうだが、それまで待てない!
ランビエールさんとの「冬」コラボ、ぜひ見たい。

とは言いつつ、私はやはり競技会が好きなんだ。アイスショーはそれなりの楽しみがあるけれど、緊張感のある中で、ベストを尽くして自分の演技をしようとする選手。息をつめて見守るしかない観客。それぞれの選手の思いや熱が伝わってくる、そんな競技会が好きなんだ。

もうすぐ初戦。
昌磨さんはたくさんのアイスショーに出演して、プログラムを仕上げていく。その時その時、できるすべてを見せ、回を重ねるごとに進化、深化させていく。その過程をファンにすべて見せてくれる。稀有な選手だと思う。その過程を見ているファンは、そのプログラムがどれ程熟していくのか予測できず、期待だけが膨らんでいく。試合が待ち遠しい。


大輔さんが練習で肉離れを起こし、二つのアイスショーで滑ることができなかった。大輔さんの新しいプログラムを見ることは叶わなかった。それはとても残念だけれど、大事にしてほしい。
そして、選手として復帰することの厳しさを改めて思う。大輔さんは承知の上で、この厳しい、険しい道を選んだのだなぁと、スケートへの熱い思いに私は心震える。

全日本の最終グループで滑るという、大輔さんの目標が達成できますように。強く願います。
それは大輔さんファンにとっても、昌磨さんファンにとっても共通の願いだろうと思う。


そうだ!
DVD熱望というタイトルだった。
昌磨さんを特集した雑誌や、昌磨さんのカレンダー発売という情報が飛び込んできて、
両方ともほしい!

両方とも購入する予定だが、
それよりも昌磨さんのこれまでのプログラムを網羅したDVDを発売してくれないかなぁと…。
熱望します!

昌磨さんの言葉が好き…そして羽生さんのこと(追記あり)

昌磨さんのスケートが大好きだけれど、
それと同じくらい昌磨さんの言葉にとても惹き付けられる。

いろいろな場面で語られる昌磨さんの言葉は、私の予想を超える、思慮深いものが多い。
質問者がこんな答えを引き出したいという思いを、鮮やかなほどに、木端微塵にする!
それがとても新鮮。
一生懸命自分なりに考え、誠実に答える。そんな姿勢がいつも貫かれている。
本当に、いつも自分と向き合い、スケートと向き合い、いろいろ考えているのだなぁと思う。

昌磨さんの問題解決能力もすごいと思う。
常に課題を見つけ、それを解決するためにどうしたらよいか自分で考え、乗り終えていく。
(昌磨さんだけではなく、トップアスリートはみんなそうしているのだろう)


この数年の昌磨さんの著しい成長は、彼のそうした積み重ねの結果だと思うけど、
その成長過程を私も目撃できるということ、とても幸せなこと。
まだまだ成長する昌磨さんを見ていたい。
特にオリンピック、世界選手権を経た今年の昌磨さんは、更に大きく成長していくだろう。長野で披露された3つの新しいプログラムが、それを予感させる。TheICEで披露されるであろう新しいフリープログラム「月光」も、どんな新しい昌磨さんを見せてくれるのか、とても楽しみ。今年の昌磨さんがどれだけ成長していくのか、本当にワクワクして、楽しみ。


そして、突然羽生さんのこと。

テレビで観戦するしかない私。しかもチャンネル権もなく、見たい試合は録画して見るというスケートファンでしかないのだけれど。
平昌オリンピックを見ていて、
羽生さんのスケートはやはり金メダルにふさわしいものだったと思っている。
何よりジャンプが高い!滑らか!きれい!と思った。
怪我でずっと練習できなかったのに、これだけの演技ができるなんて、どれだけ苦しい思いをしてきたのだろうか。感服するしかないし、さすがだと思った。



羽生さんはいろいろなものを背負いすぎていると思う。
それが彼の誠実さではあると思うけど。背負っているものが見えすぎて私は辛い。あの若さで、そんなに背負わなくてもいいのにと思う。
たかがオリンピックじゃないかとさえ思ってしまう。


だから、昌磨さんの
「他のどの試合とも変わらない、特にオリンピックという実感がしない」という言葉(多分こんなニュアンスだったかと)に、「いいね👍️最高!」と私は飛び上がってしまい、一気に昌磨さんのファン度が高まった!


また、昌磨さんの言葉に。
「僕に足りないものはジャンプの完成度」
「みんながパーフェクトに滑った上で、自分が勝ちたい」
「試合が好き」
記憶がいい加減だけど、多分こんな発言をしていたと思う。

いろいろな選手の演技を見て、自分にない素晴らしいものをきちんと評価し、そこから自分の課題も見つける。
トップ選手が集まる試合の緊張感の中で、ワクワクしながら練習の成果を発揮する。
そして、自分もパーフェクトに演じて、勝ちたい。

とてもシンプル。
本当にスケートのことだけ考えている。


そんな昌磨さんが好き。
今年も更に応援したいと思う。
相変わらず、録画したテレビで見るだけだけれど。



(追記)
羽生さんのこと、言葉が足りなかった。

背負っているものが多いというよりは背負わされているものが多いという感じかな。
メディアの取り上げ方やその他いろいろ。

オリンピックの時に昌磨さんが言っていた。「羽生選手と一緒の試合だと、スポットライトが全部羽生選手にあたって、自分は楽だった」というようなことを。
羽生さんはいつも大きなプレッシャーの中で、闘っている。そして、結果を残している。
その大変さは相当なものだろう。

それから、羽生さんの言動、本当に非の打ち所がないほど素晴らしい。
被災地への思い、復興への支援、様々な人への感謝の思い、回りのいろいろな人へ思いを馳せ、活動もしている。
多分いろいろな覚悟をもって、それらのことをしている。
金メダリストとして、やるべきこと、やれること、誠実に向き合って取り組んでいる。
背負っているものが多いと思うのはそういうこと。
大変だけど、そういう生き方を彼は選んでいる。
それを私などがとやかく言うべきではなかったと、反省。若くとも、彼が選んだ生き方なんだ。もっと楽して!なんて言えるはずがない。

誰もが、自分のことを信じ、自分の選んだ道をまっすぐに進んでいけますように。時には傷ついても、誰かと支え合いながら歩み続けられますように。