いわき湯本温泉「うお昭」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

昨日久し振りに2時間歩いたんでよう眠れ、今朝は6時半に起きた。

サラ・ボーン&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラのアルバム「センド・イン・ザ・クラウンズ」を聴いた。

朝食に新潟産新之助でご飯炊き、生姜の味噌漬け、海苔で一膳半。デザートは栃木産とちあいか。

植松孝夫→岡淳→池田篤→川嶋哲郎→山口真文→スティーブ・サックス→宮崎隆睦→矢野沙織→纐纈歩美と、これ迄ライブ聴いとるサックス演者をユーチューブで聴いた。

「トロワキュイ アサヌマ」へ行ったらなぜかやっとらん。それで浅草橋へ向かったものの目ぼしい店は満席で、ベルモントホテルの「ラコント」へ行ってみたら座れる席あった。注文したんはハンバーグ&ステーキランチで、サラダ、ライス、プチデザートにフルーツ入りヨーグルト、コーヒーが付いて1350円也。

満足して店出て、郵便局で金下ろし、スーパーで食料買うて帰宅した。

風呂に一時間浸り考えとった。また原油が高騰しとるちゅうのに円安が加速し対ドル153円になってもた。岸田文雄政府は、原油が高騰し円安の儘なら、電気と都市ガスの料金抑制の為に6月以降も補助金を支給し続けなならんやろ。

 

 

23年の冬の寒さがゆるんだ春、いわき湯本温泉「うお昭」に泊まった。

いわき湯本温泉はごっつ昔から「三箱の御湯」の一つとして知られとったらしい。後ふたつは有馬温泉と道後温泉。

血圧低下させる効能があるちゅうんで行きましたんや。

JR常磐線湯本駅で降りると、構内に足湯があった。ちょっち足浸してから行こうかとも思うたが、スニーカーの紐解いたりまた結んだりするのが面倒やと素通りして駅舎出た。すると、前方右側にも「愛湯物語」と名乗っとる足湯があったわ。

「うお昭」へは徒歩5分。鉄筋5階建てや。駅近なんで幾分車走行の音などで五月蠅い。

指定された和風の部屋に入り茶を一杯喫した後、温泉街見物を兼ねて温泉饅頭を買いに外出してん。

歩いて5分程の所にある「しら石」ちゅう店に数人の客居るんで、知られた店なんやろと入ってみた。100円の温泉饅頭、100円のみそまん、120円の豆大福を観光特典クーポン2千円分使うて買うた。

三函にある温泉神社へ上がり、如何にも古き趣きある本殿を眺めながら豆大福を一つ食うたが、中々な味なんでもう一つ食うた。

それから温泉街探索したが、閑散としとったわ。もっと活気あるんやないのかとの思いは外れた。

宿に戻って、部屋で茶飲みながら買うて来た温泉饅頭とみそまんを一つずつ食うたがフツーに旨いレベルやった。

それから浴衣に着替え5階の展望風呂へ行ったが、一人も居らん。のんびり浸れると思うたが、変形の湯船のちょっち硫黄な臭いする緑がかった透明な湯の加減をと手入れてみると、熱いんや。そやから短くしか入っとれんかったがな。

展望風呂と名付けられとるが見渡せるのは駅前の雑多な有様ですわ。経営者も見所に乏しいと自覚しとるんやろ、外に盆栽を幾鉢か並べる工夫しとります。

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。pH8.1。

戻った部屋で既に敷かれた布団に寝そべってずっとテレビ見とったが、体ホカホカしとるんでエアコンの設定温度を下げた。

夕食に食事処へ行ったら結構客居った。何か趣味の会らしき年配男女のグループは元気な爺さまが話リードし賑やかに喋っとったがな。

夕食は先付けに豆腐、刺身、カサゴの煮物、カレイ香味和風ソース、目光とカサゴの唐揚げ、烏賊の生姜焼き、ハマグリ鍋、フルーツはりんごと苺が供された。

ちょっち食休みの後、タオル下げ源泉掛け流しの風呂に行ったが、また誰も入っとらんかった。

窓が開けられてたせいか、湯温がちょっち熱い程度になっとったわ。

戻った部屋で眠くなる迄テレビ見とった。

朝日に目覚めて、タオル握り展望風呂へ。やはり誰も居らんかった。

誰かが蛇口捻ってうめたんやろ、昨日の夕刻より大分湯温下がって、適温になっとったんでのんびり浸った。

朝食はシンプルではあったが旨かった。デザートに旨いパイナップルが出されたんもええ。

部屋に戻って、温泉饅頭とみそまんを一つずつ食うてから帰り支度した。

気づいたが、肌荒れが治っとったわ。

ロビーに福島民報が置いてあったんで、腰下しK野君はどこの支社に居るんかなと思いつつローカルな記事面白く読んでから宿を後にした。