一旦2時半に目覚め、下半身タイガースファンのM夫ちゃんとH世っちにからかわれる夢を見た今朝は6時に起きた。
井上真紀→牧野竜太郎→斉藤悌子→小森剛→Wakasaと歌をユーチューブで聴いた。
朝食は新潟産新之助でご飯炊き、くめ納豆、海苔で一膳半。デザートは茨城産とちおとめ。
「大明皇妃」第3話と第4話をユーチューブで見た。燕王が甥を倒して皇位簒奪し永楽帝になった時から始まっとる血塗られた明の時代の物語で、タン・ウェイが主演で、チュウ・ヤーウェンが宣徳帝朱瞻基役。
神保彰→二本松義史→則武裕之と、これ迄ライブ聴いとるドラマーの演奏をユーチューブで聴いた。
昼食に下谷1丁目「炭火焼18」へ行った。頼んだの親子丼ハーフと唐揚げセットで、味噌汁、香の物が付き900円也。
満足して店出て、スーパーで食料買うて帰宅。
風呂に一時間浸り考えとった。小林製薬の機能性表示食品である紅麴サプリメントを摂取した人から健康被害が相次ぎ死者が五人出てもうた。機能性表示食品は、第二次安倍晋三政権の規制改革会議が制度化したもんや。如何にも新自由主義らしい制度なんですわ。
友人達にメールした。
先週末、高校時代からの友Nっぺから仕事で浅草行くんで終わったら酒飲もうとのメールが来とって、当日ワテが予約した家族客多い飲み屋へ向かうて彼と裏浅草テコテコ歩いとったら、Nっぺ「梅が咲いてる」と云うんや。
「春本番や。もう時期的に桜やないんか?」
「いや、梅だ。間違いない!」
Nっぺ、そのネタで一世を風靡した長井秀和の如く云いよる。
それで近づいてみると、確かに咲いとるのは梅の花やった。
白い梅花見てたら、大学時代の友人達と梅観に行った事を思い出してん。
その時のメモ書きがあったなと、メモ箱から取り出したんで写しますわ。
M子の住まいに土曜日の正午集まる事になった。
Mちゃんから連絡来て、観梅をするちゅうんや。と云うてもM子の住まいあるマンションの敷地に紅梅や白梅が植わっとって花が満開になっとるんやない。出来得ればM子の頭の上を梅の花で満開にしたいもんやがなあ。
M子の住まいの近くにある公園が梅の名所らしく、一緒に観に行こうちゅうんや。M子に会うなら、彼女を家の中に居らせるより四方八方逃げ場がある外なら安全であると判断し、行くの了解した。
当日、集うたのはMちゃん、Nちゃん、DOD、OK、EI君にワテのフルメンバーで総勢七名。
焼きそばと鶏竜田揚げにサラダの昼飯をM子に馳走になってから出掛けたが、観梅する羽根木公園は小田急線梅ヶ丘駅からは近かったものの引っ越し好きなM子の住まいからはちと遠かった。
小高い所にある羽根木公園には梅愛でる者がそこそこ居ったが、ここニ三日風が強かったからやろ既にほとんど花散り終わっとる木もあってチト寂しい様子やった。
「来るの一週間遅かったかしら」とOK。
DOD「確かに。このところの春の嵐で散ってしまったのね」
「先週末はEIが旅行だったんだから仕様がないわさ」とM子。
EI君も参加させたく、集まるのM子が予定したより一週間ズレたんや。
「旅行は楽しかったの?」とEI君に尋ねるM子。
「気が強いパートナーと行ったの?」と尋ねるNちゃん。
「勿論よね」とOK。
それにEI君は曖昧な笑顔浮かべ小声でモゴモゴ言葉濁してた。
ワテはニンマリ笑うて云うた。「仕事熱心な誰かさんは先週末伊豆へ接待旅行のお仕事されとったんや」
「接待旅行!」DODとOKが声を揃えた。
OKが「信じられない」と続けた。
「週末に接待旅行してたの?」と問うDOD。
ワテを睨んだEI君はまた小声でモゴモゴ。
「おねだりされたの?」と続けて問うDOD。
「上得意客におねだりされたら断り難いよね」と、助け舟出したつもりなMちゃん。
「むしろ、如何でっしゃろかと誘うて行ったと云うべきやろ。単刀直入に云えばEIが望んだんですわ」
EI君が目瞬きしつつ懇願ぎみに云うた。「S吉、暫く口閉じといてくれ」
「碌なもんじゃないわさ」M子がEI君に向かって声強め云うた。
「土日は仕事で旅行するって伝えた時、パートナーは怒ったよね」と断定ぎみなNちゃん。
「きっつい性格の細君から週末逃げ出す為なんかもしれへん」
「そうなの?」とNちゃん。
黙して語らぬEI君。
「毅然と云い返せぬのやから、真実分かったやろ」
「そんな事より梅の花を観ようぜ」と、強い口調でEI君。
そして、まだ花が多く残る木々を観て回ったんや。
「春を告げる花よね」とDOD。
「咲く花が少ない季節に花好きには嬉しいよ」とOK。
「梅の花、好きだな」とNちゃん。
「梅の花は凛としていいよね。香りもいいし」とMちゃん。
「まだ寒い時に咲く梅の花って偉いよ。長い期間咲いてるのも偉いよ」とOK。
「確かに梅の花は長く咲いてるね」とDOD。
「女性作家が花の命は短くて苦しき事のみ多かりきって書いてた」とNちゃん、「それ誰だった?」とM子に尋ねた。
M子が首捻っとるんでワテが答えた。「林芙美子ですわ」
「そうだった。よく知ってたね」
「S吉は知識をひけらかしたいのよ。前会った時も、神仏混交と本地垂迹って話してただろ」とM子。
「よう憶えてまんな。我が国の文化、もう一度説明したろか」
手左右に振り「要らないわよ」
「林芙美子って、何て作品書いた人?」とDOD。
OKが手を上げた。「一冊読んでる。「旅が古里であった」で始まる「放浪記」って自伝的作品。森光子が舞台で主演してる」
DODが屈託の無い声で笑うて云うた。「「放浪記」か。S吉っぽくない?」
「云えてる」とMちゃん。
「フラフラしてるもんな」とEI君。
「お前様達の脳バグっとる。ワテは放浪しとるんやなくて、温泉研究に出掛けとるの」
「あんたの云う研究は常人とは比較出来ないもんだわ」とM子。
「S吉は他人と比べてどうこうないもんね」とNちゃん。
「お気楽な気性してるからね」とM子。