圓蔵寺 七日堂裸まいり | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

大晦日の今朝起きたのは8時ちょっち過ぎ。昨夜、TKさん、I岡さん夫婦、S田さん夫婦、N口さん、塩さん、初めて来られた名前知らぬ方の8名と赤坂「B flat」でJAZZ聴いて、「It could happen to you」口ずさみながら歩いて帰宅したの今日の1時になっとったからな。

朝食は岩手産鶏肉、北海道産南瓜、千葉産人参、新潟産舞茸をタジン鍋で蒸して食うた。デザートは愛媛産みかん3個。

「皇貴妃の宮廷」第30話をギャオで見た。

大掃除はせんかったが、読んだ本と未読の儘の本を分けたが、読んどらん本が多くて情けない。

外に出たら年末とは思えぬ暖かさやった。昼食はごっつ久し振りに浅草「オーセンテック」へ行ったがガラガラ。理由は、お得なランチセットが無くアラカルトメニューのみで、ランチにしては割高に思えるからやろ。注文したんは山百合豚と青菜の炒め1250円+ライス小100円で1350円也。

帰宅後、中本マリのアルバム「シャイニイ・ストッキングス」とザ・シンガーズ・アンリミテッドのアルバム「フレンズ」をレコードで聴いた。

グレープフルーツジュース飲みながら「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン11」第9話をギャオで見た。

元日、二日と買い出しに出掛けずともええよう、スーパーに食料買いに行った。

夕食は年越し蕎麦。山形産蕎麦を茹でて、卵二つ入れて食うた。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。

田中真由美→岩波邦江→貞吉なおこ→矢幅歩→紗理→日高憲男と歌をユーチューブで聴いとった。

 

 

大晦日の除夜の鐘は日本の年越しの風物詩や。

ところが、それ止めろと住民からの苦情があるちゅうんや。鐘突く時間を夕方に変更した所もあるちゅうんや。やるせないわ。彼等は年越しの除夜の鐘を我が国文化と理解しとるのやろか?鐘の音を騒音としか聞こえぬのやろか?煩悩の犬は追えども去らず。

鐘の音を騒音としか聞こえぬ者は、秋の虫の声も騒音としか聞こえぬに違いない。

クレーマーの云う事をよう考えもせず受け入れてたら、世の中窮屈になるばかりやちゅうの心得とくべきや。

ワテ、近年この時節になると、友人達にそない主張しとる。

そして2019年の大晦日の夜も22時を過ぎた。

我が地域に108つの鐘は鳴るやろか?

で、今宵は名刹の事を行った時のメモ書きから記しますわ。

会津の民芸品ちゅうたら赤べこやが、圓蔵寺に由来しとるらしい。

JR只見線会津柳津駅から歩いて10分程で立派な圓蔵寺に着く。

この寺にある虚空蔵堂は柳津虚空蔵として知られ、日本三大虚空蔵尊の一つや。

御本尊の福満虚空蔵菩薩は弘法大師の作と伝えられとる。

会津若松市の知人によれば、会津では数え年13歳になるとこの“柳津の虚空蔵さん”にお詣りに行くんやて。

ワテが訪れたのは正月七日。只見川の畔にある柳津温泉に泊まってな。なぜなら七日丑の刻に有名な七日堂裸まいりが仁王門を過ぎるとすぐの本堂である菊光堂でやられるんですわ。会津坂下町の知人に聞いて、是非その日に行かなならんと思うた。

どないなもんかちゅうと、身に着けるとるの褌いっちょのみの男達が合図の鐘が鳴らされるとワッショイワッショイ威勢ええ掛け声出して石段上がり、重厚な造りしとる菊光堂仏殿前の大きな鰐口の5メートル位な綱に競い合いながら飛び付きよじ登りますんや。無病息災祈願なんやて。

しかし、来てよかったと思うたものの厚地のコート着とるワテが寒かったんやから、駆け出す前の裸の彼等の寒さはどれ程やったろう。もし辺りに大勢の見物客が居らんかったら、馬鹿丸出しですわな。だからこそ奇祭なんやけど。

境内を散策すると、井伊直弼の安政の大獄で処刑された頼三樹三郎の碑がある。詩のようや。

また、奥の院弁天堂があり、その姿が実にええねん。中にあるちゅう弁天像を見てみたいもんや。

会津坂下町の知人によれば、圓蔵寺は秋がお薦めなんやて。庫裡の前の築地塀に沿った道の紅葉がごっつええらしいでえ。