人材不足 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

ビール飲み過ぎたさかい夜中トイレに二度呼ばれ目覚めすっきりさせてまた寝て、今朝起きたのは8時半。鼻水垂らり、ティシュ離せないがな。

ご飯が炊ける迄ジョン・コルトレーンをユーチューブで聴いた。
朝食は北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干で二膳。デザートは青森産りんご。
花粉症の薬飲んでから掃除洗濯した。

牛乳飲みながらウェイン・ショーターをユーチューブで聴いた。
昼食はオージービーフのステーキを焼き、ニンニク醤油で食うた。デザートはチーズケーキ。

 


昨夜はM子がやって来たんで、Mちゃん、EI君と神楽坂の居酒屋でしこたま飲んで帰宅したんや。

飲み会の席で、EI君が有能な人材不足で困っている企業が近年多くなっとるちゅう話をし出して盛り上がったわ。
M子も同調しとったがな。もう働き手を日本人に拘っている時代や無いと、ふたりが云う。

ワテ、それは海外にも進出しとる大企業の話で、中小企業は元からなんやないのと応じた。

EI君、経済のグローバル化に対応する意味でも、人材不足の解決には色々な国籍の人達から有能な者を集めるしかないと云う。

ワテはそれには疑義呈した。

安価な労働力を求めたいちゅう企業の論理を優先し過ぎで、もっと現有人材を教育支援しレベルアップさせるべきやし、もっときっちりレベルアップしとる働く人の賃金水準を上げなならんと。日本の賃金水準は低過ぎる。

でもM子なんか、それだけではと云う。少子高齢化社会の我が国は積極的に移民を受け入れる時期に至ったと云う。そうしないと国民生活が萎まざるを得ないと云う。

ワテは熱く主張したがな。

その前に、企業は付加価値をつくり出したり業態転換して高収益化果たすべきやろ。その為には年功序列賃金は改め、能力を反映し成果出す人には節度ある高賃金を出さなならんわな。そやないと優秀な人材こそGAFAなどグローバル企業に行ってまう。人材に相応しい賃金出さんと有能な異国人も入社せんわ。

移民は別問題とせなならん。日本語をきちんと話せて日本文化を愛する人であれば喜んで我が国に受け入れなあかん。

しかしながら、安易に移民を入れるのはええ事もありはしようが弊害も少なくない。受け入れて得する経営者などの人達も居るが、他方で受け入れの為のコストには税金を使わなならん。得する人達がその分税金を多く払ってはくれん。また、育って来た環境や宗教や文化が違う人達と仲良く暮らすのは簡単ではない。

それにAIとロボットの時代が遠からず来る。その時になって、こないなりましたからどうぞ生まれ育った国へお帰りください、とは云えぬやろ。

AIとロボットの高度化は便利もたらすけど怖いでえ、世の中間違いなく変えるでえ。頻繁に問題起こす人だけやなく能力劣る人はリスク扱いされ、失業など組織の人員削減させるでえ。ユーチューバーなんかも白旗掲げる事になりまっせ。

独占的地位にあるのに各国の法律を上手く遣うて税金逃れしとるGAFAに勝てるように頑張らな。ワテ等に便利を提供したが貧富の差を拡げたGAFAや中国のプラットフォーム企業の植民地みたいに日本がなるでえ。もはやそれら企業にワテ等の膨大な情報をデジタルに集められとって、勝手に信用格付けされとるしな。

でもM子はワテの主張に反論した。

「その前に、あんたにも世の中に貢献出来る事がある。すぐにでも働いて、結婚し子供何人もつくるのよ」