尊い命を軽視 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

処女小説を執筆しとる脚本家が現代と1920年代を行き来する物語「ミッドナイト・イン・パリ」をギャオで今日になる迄見とったんで、今朝起きたんは8時過ぎになった。やはりウディ・アレンの作品はええ。マリオン・コティヤールにキス出来たら永遠感じるやろなあ。

朝食は茨城産紅はるか芋を3本レンジ加熱して食うた。デザートは熊本産紅甘夏。

「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!」最終話をギャオで見た。長期間に亘る低金利政策で、銀行は金貸し出しても利益薄く大変やろなあと思う。是非次シリーズつくり、柳葉敏郎演ずる副頭取には我が国の旧態依然な官僚とそのポチを批判して欲しいもんや。

昨年亡くなったロイ・ハーグローブの演奏をユーチューブで聴いた。

鼻詰まりで昼食に西浅草「鍋茶屋」へ行って、いつものランチうな丼を食うた。1080円也。やはり旨いなあ。

帰宅後、M夫ちゃんに葉書認めた。

筋トレ30分した後、風呂に小一時間浸って、命の軽視を考えとった。

 

 

尊い命を軽視してはあかんに決まっとる。

けれど、地球上で最も命を軽視しとるのがワテ等人間なのは間違いあらへん。多くの動物の命を奪い絶滅の危機に瀕しさせとるのが問題や。

生きる為には食わなならん。人間は、偏食な連中は別として、雑食で食えるもんは何でも食う。肉なら家畜を食うだけではなく、狩猟で得たもんも食う。

児玉千明は、さて何者やろかと思うた。歌手でない。女優でもない。

福井県高浜町議である。が、この度全国的に名前が知られた。

児玉千明は狩猟をする。

その狩猟をする町議がフェイスブックなどに掲載しとった内容に、命を軽視するような行為で不適切だとして、杉本彩が代表理事を務める動物愛護団体が噛み付いた。児玉千明の町議辞職を求める要望書を高浜町議会事務局に送付したんや。

それから、児玉千明のSNSが炎上したんやて。

確かに、高浜町議児玉千明の文章や写真見ると、議員の自覚がごっつ軽い。高浜町で児玉千明選んだ有権者の皆さんは、それ見てどない思うたんやろ?

福井新聞によれば、高浜町議会の議長粟野明雄が児玉千明に対し口頭で厳重注意したらしいんやけど、一体何を注意したのか?注意とは、児玉がアップしたSNSの炎上が迷惑やちゅう事か?まさかもう狩猟を止めろとは云うとらんやろ。

それにしても、動物愛護団体が高浜町の議員辞職を求めるちゅうのはどうか?高浜町の人々が求めるならよう分かるが。

白目をむくのが好きな児玉千明、猟奇的な町議員とか笑うて済ませる位の余裕が動物愛護団体の方々に欲しいなあ。

それでは生温い云うなら、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」を読んで感想をブログなりSNSに出せ、と児玉千明に要望したらええんやないの。それが出たら、その内容により新たに働きかけるべきなんやないの。

ところで、ワテは欧州の伝統料理でもあるジビエ料理が好きや。亡くなった親父が狩猟しとって、その獲物を食うとったからな。野兎、山鴫、真鴨、猪、鹿、熊。山野を巡り歩いて狩ったジビエをワインと共に有難く頂く。それを冬には楽しみにしとるが、それも動物愛護団体の方々に咎められるんかいな。

動物愛護団体の方々が目を向け行動すべきは他にもある。そうワテは強く云いたいねん。

東京電力福島第一原子力発電所の事故がもたらした動植物に対する甚大な被害はごっつ悲しく忘れてはならぬやろ。原子力発電所の事故が起こると、放射能汚染が拡がり、無慈悲に地球は蝕まれる。動物愛護団体は、同地区の事では関西電力の高浜原子力発電所をこそ動物の為に批判し、別の電力インフラを求める行為をする。それこそが建設的やと思うのはワテだけやろか?