『般若心経』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時ちょっち前に起きて、植物に水遣りし、裁縫した。

朝食は山形庄内産ひとめぼれ米でご飯炊き、モロヘイヤ刻んで入れた納豆で二膳。デザートはフィリピン産バナナ2本。

大西順子のアルバム「ピアノ・クインテット・スイート」と「バロック」をCDで聴いて、筋トレ30分した。

ぬるめの風呂に小一時間浸りながら思うとった。甲子園の土がメルカリに続々出品されとるちゅうんやけど、売る阿呆に買う阿呆やと。

りんごジュース飲みながら「義母と娘のブルース」第6話をギャオで見た。竹野内豊演ずる父良一が亡くなって9年、賢そうな横溝菜帆のみゆきが高校三年生設定で上白石萌歌になってアホ化しとるのに違和感。また、浅野和之と竹野内豊の遣り取りが見られなくなったのが寂しい。

ここ数日、雷雨や強風も吹いとったさかい散歩を控えとったが、今日は湿度低く歩き易いんで浅草に出掛けた。今日も風は強く、被っとった帽子が飛ばされたがな。

昼食は西浅草「イマージュ」へ行った。注文したのは牛すじねぎたまカレー。サラダ、プチデザートにバニラアイスが付き、飲み物がドリンクバーで1080円也。

満足して店を出て、公園のベンチで昼寝しよとしたがコーヒー飲んだせいで眠く無く、スーパーで食料買うて帰宅。

 

 

皆が嫌がるうだるような夏やな。せめて夜が温度かなり下がるとええんやけど、不快さがまとわりつく寝苦しい夜や。

冷房利いた部屋に二時間も居ると頭痛するワテやさかい、エアコンを利用して寝る事出来ぬのや。熱帯夜が続いての睡眠不足が一番きっついわ。

夏に睡眠きっちりとるにはどないな方法があるか。氷枕の利用やろな、それは実践しとる。それにちょっちヒンヤリな抱き枕なんかあるとええんやけどな。

のみならず、夏とは限らず寝付き易くするには、就寝前に詰まらぬ事で興奮したり些細な事に焦り感じたりしてはあかん。リラックスする事が一番や。

でも、心静かに居られん夜もある。

それで、リラックスな状態をもたらすもんは何やろとつらつら考えとったんやが、『般若心経』を耳にするのはどやろと天啓に導かれるが如く思い立ちましたんや。

これ迄興味が無かった訳ではないものの、寺訪れた際に何度か聞いた事あっても文字を読んだ事無かった『般若心経』。それで、自宅にあったCD付き解説本を引っ張り出し、図書館に置かれた解説本も読んでみたんや。

ところで、ワテが『般若心経』について知っていた事。

お経である。

262文字である。

三蔵法師がインドから持ち帰ったお経の一つ。

修験道の修行をする山伏が行をする時に唱える。

まあ、そんなところや。

「般若波羅蜜多心経」が正式名称やちゅうのも知らんかった。

浄土真宗や法華宗や日蓮宗は日々のお勤めの中で唱えぬのも知らんかった。

『般若心経』は、空の思想なんやそうな。でも、解説読んでも分かったような分からんような。そやからこそ有難いようにも思える。

このお経は、何ちゅうてもリズムがええ。詩的で哲学的、身を任せられるリズムや。

 

 摩訶般若波羅蜜多心経

 観自在菩薩

 行深般若波羅蜜多時

 照見五蘊皆空

 度一切苦厄

 舎利子

 色不異空

 空不異色

 色即是空

 空即是色

 受想行識

 亦復如是

 舎利子

 是諸法空相

 不生不滅

 不垢不浄

 不増不減

 是故空中無色

 無受想行識

 無眼耳鼻舌身意

 無色声香味触法

 無眼界乃至無意識界

 無無明

 亦無無明尽

 乃至無老死

 亦無老死尽

 無苦集滅道

 無智亦無得

 以無所得故

 菩提薩垂

 依般若波羅蜜多故

 心無罫礙

 無罫礙故

 無有恐怖

 遠離一切顛倒夢想

 究竟涅槃

 三世諸仏

 依般若波羅蜜多故

 得阿耨多羅三藐三菩提

 故知般若波羅蜜多

 是大神呪

 是大明呪

 是無上呪

 是無等等呪

 能除一切苦

 真実不虚

 故説般若波羅蜜多呪

 即説呪曰

 掲諦掲諦

 波羅掲諦

 波羅僧掲諦

 菩提薩婆訶

 般若心経

 

「そくせつしゅわっ ぎゃ~て~ぎゃ~て~ はらぎゃ~て~ はらそ~ぎゃ~て~ ぼぢそわか~ はんにゃしんぎょう」ちゅう最後のところがごっつ好きやねん。

それは兎も角、安眠に効果あったか。結果はどうやったか。

仏様は見捨てなかった。夏×から夏バテ、それも今は大分回復してきた。ほんま有難い。

睡眠障害の方は是非耳にしてや。唱えてみてや。