坂巻温泉「坂巻温泉旅館」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時に起き、牛乳飲みながら全ての窓開けて回った。

ぬるめの風呂に半身浴一時間しながら、近畿地方を中心に猛威を振るった台風21号に北海道胆振東部地震と立て続けに起こった大災害の陣頭指揮をとらなならんのに、なぜに首相安倍晋三は党の総裁選延期を考えとらんのか、またそう助言する官僚は居らんのか、首捻っとった。安倍晋三政権も官僚も大災害を軽く見とるんや。

朝食は山形庄内産ひとめぼれ米でご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは茨城産幸水梨。

「義母と娘のブルース」第8話をギャオで見てから、友人達にメールを送付。

大西順子のアルバム「ピアノ・クインテット・スイート」をCDで聴いた。

外に出たらごっつ蒸し暑いんで、鳥越迄歩こうとしたの取り止めて、昼食は西浅草「鍋茶屋」へ。いつものランチうな丼を食うた。1080円也。

味には満足して店出たが、店内かなり冷やしとって鼻水垂れくしゃみ三連発した。

公園のベンチで一休みし、スーパーで食料買うてから帰宅。

牛乳飲みながらドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」をCDで繰り返し聴き、筋トレ30分した。

夕食はカナダ産豚肉、茨城産南瓜、新潟産ぶなしめじをタジン鍋で蒸し、ご飯食うた。デザートは南アフリカ産グレープフルーツ。

ほな、リンちゃんと夏の旅に行った時のメモから記しますわ。

 

 

リンちゃんと二度目の上高地へ行った時に泊ったのが、坂巻温泉「坂巻温泉旅館」。確か月曜日一日夏休み取って、日曜宿泊し月曜に上高地を満喫したんや。

新宿駅で早朝の特急あずさに乗り込み、駅弁食うたら眠うなってリンちゃんに「もうすぐ松本」と耳元で云われる迄ぐっすりやった。夏バテやった。

松本で食糧等調達し、松本電鉄に乗った。

終点新島々駅のバスターミナルで、スーパーで買うた弁当を昼食に食うた。

「まとわりつくような暑さから逃れた所に居ると、何ちゅう事ない弁当の味もよう思えるわな」

「思える。ここ迄来ると空気も違うし」

ほぼ満席の上高地行きバスに乗り込み1時間ちょっち。上高地へ向かう道すがらはトンネルが多いんやけど、沢渡を通り過ぎて白なぎトンネルの出てすぐ左に一軒宿「坂巻温泉旅館」はあった。またすぐにトンネルやから車で来る人はうっかりすると行き過ぎてまうわな。梓川が流れる谷底のような所で、子宝の湯として知られとるちゅう日本秘湯を守る会の会員宿や。住所は安曇村上高地坂巻。

「とっても涼しいし、空気が美味しい」

「やはり違うわな、都会とは」

「新島々よりもここの空気の方が美味しい」

「山に囲まれとるからな」

玄関前にある飲泉場は硫黄な臭いしよる。リンちゃん飲まんかったが、ワテはフーフーしながら湯を冷まして咽喉をちょっち潤してから、ウッディハウスちゅう感じのこぢんまりな二階建ての宿へ入った。

部屋は掃除行き届いとって、窓から外見ると山の眺めええねん。

風呂は枠が岩と石で造られた内湯と露天風呂がある。

茶を一杯喫して、まずは露天風呂に入りに行ったが、廊下奥から外に出て渓谷に向かって階段下りて行かなならん。一度に入れるの7ないし8人位ですわ。薄っすら青みある透明な湯やがちょっち硫黄な臭いし白や灰色の湯の花が舞うとった。底には玉砂利が敷き詰めてあって、足こそばゆい。

源泉は高温やが加水してあり適温やったから、対岸の断崖絶壁や深い緑を眺めながら渓谷のせせらぎ耳にし浸っとりましたが、入れ替わり立ち替わり2~4人が入っとった。

内湯は露天風呂より小振りな湯船で、湯口から湯がドッバドバと掛け流しでタイルの床に溢れとる。硫黄な臭いが漂い、白色や茶褐色な湯の花が舞うとるんや。

こっちは空いとったんでゆっくりのんびり浸った。置かれたコップに湯口から入れて一口飲んでみたら、玄関前の飲泉場のよりも甘塩っぱさ濃かったがな。

泉質はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉。

上がって部屋に戻ったら、暫く汗が止まらんで、先に上がってテレビ見とったリンちゃんにからかわれた。

料理は川魚、山菜、牛肉、それにワテが食えぬ漬物。鯉こくが旨かったわ。

夕食済んだら部屋に戻って、ワテがつくって持参したカクテル・ブルーハワイを飲みながら長話しとった。

朝風呂に露天風呂へ入ったが、前日より熱めやったのは人が入っとらんかったからか?朝の渓谷の眺めはごっつよかったわ。

客は思うた通り登山者が多かったわ。子宝の湯らしくぬくまる湯に浸り、山登りに出掛けたり下山の疲れ癒したりしとったがな。