毒沢温泉「神乃湯」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起き、朝食は昨日スーパーで買うとった半額の天丼。デザートは和歌山産すもも2個。

ダイアン・リーヴスのアルバム「サラ・ヴォーンに捧ぐ」をCDで聴いた。

風呂に小一時間浸り、衆院厚生労働委員会で患者が参考人として発言しとる時、「いい加減にしろ」などとヤジを飛ばしたジョイフルの代表取締役相談役穴見陽一は大分1区の衆院議員なんやが、ここの選挙民の方々はどない思うとんのやろと考えとった。「いい加減にしろ」と思うたの、どれ程の有権者なんやろ?

友人にメール送付した。

昼食に「ビストロ マエダ」へ行ったら研修休暇でやっとらんかったんで、蔵前「ビストロ モンペリエ」へ向かった。注文したのはいつものAランチで肉を頼んだ。仔羊肩肉のロースト、サラダ、パン、デセールにコーヒーゼリーが付いて1350円也。

満足して店出て、郵便局で金下ろし帰宅。

筋トレを30分した。

 

 

武田信玄の隠し湯の一つ毒沢温泉「神乃湯」に行ったのは、確か三十代の前半やと思う。時節は夏に違いない。源泉の湯船に三度も入れたからな。

ほな、メモ書き写します。

中央本線下諏訪駅からバスに乗り15分で着く注連掛ちゅうバス停で下車して、坂道を登って行き10分弱やが、宿に近付くと急で狭い坂なんや。宿が建つとるのは毒沢仙峡の杉木立に覆われた静かな所なんですわ。

部屋に通されると、早速浴衣に着替えて風呂場へ行ったんや。

そしたら白髪の爺さんが一人居って、ちょっち濁りある湯の小さな方の湯船に入っとった。

浴槽は源泉のと沸かし湯の二つがあんねん。源泉はちょっち濁りあるだけやが、沸かし湯の方は見事なオレンジ色しとった。

源泉を飲んでみると酸っぱいが不味くはない。もう一杯飲んだら、その様子見とったらしい爺さんが飲みっぷりがええちゅうて誉めよる。飲めば胃腸にええと云う。

ちょっち濁りある方に入るのは、愛する間柄でもないと二人はきっついさかい、オレンジ色の方に入ったらワテに適温やし何か湯ざわりがええねん。

こっちの湯船にゆっくり浸っとろうと思うた時、小さな方に居った爺さんが立ち上がったんですわ。そして、こっちへ入れと云い、出薄気味悪い笑顔して、自分の体温で温まってるからええ塩梅になっとるちゅう事をお国訛りで云うたんや。

無碍に断るのも失礼やからと、ワテは沸かし湯の方を出て源泉の湯船に脚入れた。ところが、ヒョ~と言葉漏れる程の冷たさやないかい!全く温まっとらんやないの。それとも爺さんの体温が低いんか?

爺さんが云うには、浴槽交互に入るのが血行促進になりええちゅうんやけど、肩迄浸かってよう分かったが源泉の方は冷たいさかい夏でないと1分間も入っておられんでえ。

湯は明礬泉と緑礬泉の両方の成分を含んどる。

食事処で供された料理は野菜や諏訪湖の魚など。

運がええのか悪いのか、夕食後の入浴も朝食前の入浴もまたあの爺さんと一緒になってもうて、素直なワテは彼の入浴指導に従い気合い入れてから入る方と沸かし湯交互に入って、健康増進に努めたがな。