アメリカンフットボール部の不祥事 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起きた。

ご飯炊き上がる迄、ウェイン・ショーターをユーチューブで聴いた。

朝食は北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干しで二膳。デザートはフィリピン産パイナップル1/4。

風呂に小一時間浸り、一昨日一緒に「Bflat」でJAZZ聴いたNN君がワテより遥かにメモ魔やったのが明らかになったの思い返し、見習わなならんと思うとった。

渡辺貞夫のアルバム「アイム・オールド・ファッションド」をレコードで聴き、宮本貴奈→エスビョルン・スヴェンソンとピアノ演奏をユーチューブで聴いた。

上野から下谷へと散歩し、下谷神社すぐ傍の「ア ラ キエチュード」で昼食摂った。サーモンマリネと鎌倉野菜のサラダ、コルドンブルー、バターライス、プチデセール、コーヒー付きのAランチを食うた。1620円也。今日は女性客で混んどったが、厨房が三人になっとった。

スーパーで食料買うて一旦帰宅。

 

 

ワテ、アメリカンフットボール大好きやねん。

或る年の如月に米国ニューヨーク行った時も、一緒のふたりが出掛けようと誘うの断ってヒルトンホテルの部屋でスーパーボールをテレビ観戦しとった程や。

昨年度は日本大学アメリカンフットボール部が大学日本一となり、古豪復活やなあと思うとったんや。

今月6日に赤と青の対決としても知られる日本大学アメリカンフットボール部と関西学院大学アメリカンフットボール部の定期交流戦が行われたんやが、日本大学のディフェンスラインが関西学院大学のクォーターバックのボール投げた後での無防備な時に危険タックルしよった映像がネットニュースにあって、見てみたんやが、思わず「ありえへん!」と声漏らしたがな。アメリカンフットボールファンやったら、二度見たくないシーンや。露骨に相手司令塔の負傷退場を狙った行為やからな。しかもそのDLはその後も2度反則し退場となっとるんや。

退場処分の前に、なぜ日本大学指導者はそのDLをフィールドからベンチに下げとらんのや。それだけでさえDLの行為は監督・コーチの指示があったんやろ思わせるに十分やろ。そやからワテ、日本大学側はスポーツやなく喧嘩のつもりで関西学院大学に向かおうとしとるんやろ思うたがな。

関西学院大学アメリカンフットボール部の指導者が怒るのももっともや思うた。ワテ等アメリカンフットボール好きも怒っとる。

ところがこのありえへん行為の反響、森友加計の方がより大事な問題なのに、こっちの方に世間が関心持つ事になった。

関西学院大学アメリカンフットボール部が10日文書で誠意ある回答を日本大学側求めて送ったのに、内田正人監督等は指導者による指導と選手の受け取り方に隔たりがあるちゅう回答を15日にしたせいもあるやろが、それは関西学院大学の学生への対応と日本大学の学生への対応の余りの差がくっきり分かれた事にあるんやろうか?

雲隠れしだんまり続けとった内田正人やが、世間の非難相次ぎ19日になり監督だけ辞した。監督だけ。コーチ連中はその儘やった。

ところが、22日に自責の念で退部申し出とるDL宮川泰介が謝罪の記者会見に臨んで、指導者に反則行為を指示されたの明らかににし、彼が追い込まれて行く過程が分かり、多くの人がスポーツしとる最中に相手校の学生も潰し自校の学生も潰しとる指導者ってどうなん、と思うたやろ。

退部ちゅうよりもうアメリカンフットボールやらんと云う宮川泰介の会見に慌てて、だんまり続けとった元監督内田正人が宮川泰介に名指しされた井上奨コーチと緊急会見をわざと厚顔な態度見せつけとるんかと首捻りたくなった司会者米倉久邦と共にやりよった。

この緊急会見、まだ日本大学常務理事の元監督、自分が試合当日宮川泰介に云うた「やらなきゃ意味ないよ」ちゅう言葉が己に聞こえたんやろなあ。井上奨コーチも自分が云うた「出来ませんでしたじゃ、済まされないぞ。分かってるな」ちゅう言葉が己に聞こえたんやろなあ。で、井上奨もコーチ辞した。

でも常務理事、やっと出て来たのに会見したら政治屋や企業経営者に倣ってまた雲隠れや、心労を理由にしてな。

しかし案山子、この事件で著しく日本大学の信頼を損ねたんやから早急に打開策講じなならんが、田中英寿理事長は、日本大学理事会は事態どない収束させようとしとるんか??しっかりせんと、あれが日本大学の体質やと笑われるがな。

ホームページ見ると、内田正人は常務理事として人事〈含む男女共同参画〉担当なんですわ。大学の人事握っとるんですわ。

ワテ、アメリカンフットボール部の宮川泰介のチームメイトが事件について発言せんのは男らしゅうないと歯痒く思うてたが、就職にも関わるさかいなんやな。

それと、日本大学には危機管理学部があんねんけど、「危機拡げてどないすんねん」と突っ込み入れたくなる会見司会者米倉久邦は危機管理学部で学ばなあかんがな。

今、危機管理学部の学生は恥ずかしい思いしとるやろ。学部生と知っとる人に「日本大学の危機管理ってどこにあるんや?」と問われるやろからな。病院ちゅう雲隠れ先もうけとったのが、危機管理なんやろけど。

それにしても、この事件はスポーツの理念汚すアメリカンフットボール部の不祥事に留まるもんやないやろ。全国各地にある大学の学部のみならず附属高校にも悪い影響を及ぼすんやないのか。そやさかい日本大学理事会は速やかに公正な事実確認と今後の対処法を世間に公表せなならん。そやけど・・・

現常務理事内田正人を指導した篠竹幹夫監督は草葉の陰でどない思うとるやろ?

宮川泰介は、もし唆されてやったにしても傷害負わせた加害者や。それは償わなならん。だが、償ったらまた改めてアメリカンフットボールをやって欲しいと思うのはワテだけやろか。アメリカンフットボール嫌いにならんで欲しいと思うのはワテだけやろか。