今朝は７時半に起き、朝食は北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干しで二膳。デザートはフィリピン産パイナップル１/４。
風呂に一時間浸り、内田正人はいつ常務理事辞めるんやろか、日本大学の理事会にも首捻るわ、と考えとった。
バド・パウエル→ソニー・クラーク→フィニアス・ニューボーンＪrとピアノ演奏をユーチューブで聴いた。
昼食は「浅草みくも」に行って、金目西京焼き定食を頼んだ。茹で卵の入ったサラダ、煮付け、小鉢、味噌汁、ご飯にワテが食えぬ沢庵が付いて１０８０円也。石川県の濃口研究所「濃口」ちゅう旨い日本酒もちょっち頂いた。
昨日、昼寝してしもて土曜図書館に行かんかったから、ゆいの森あらかわへ行って宮部みゆき「名もなき毒」の続きを読み、新聞各紙読んだ。日本大学アメリカンフットボール部事件がワテが思うとるよりずっと大きな扱いになっとるのにちょっち驚いた。
帰宅後、筋トレ３０分した。
夕食はカナダ産豚肉、徳島産人参、千葉産キャベツをタジン鍋で蒸し、ご飯と食うた。デザートはニュージーランド産キウイ。
牛乳を飲みながら「風中の縁」第１４話をギャオで見た。
１７年夏、湯治保養の為Ｈちゃんと一緒に川古温泉「浜屋旅館」へ行って来た。
JR上越線後閑駅で降り、駅前から猿ヶ京温泉行バスに乗り休石停留所で降りた。そこから送迎してもろて狭い道走り山の谷間へ分け入ったら、何の変哲もない鉄筋の建物に着いた。てっきり木造やと思うとったんやけど。
川古温泉は赤谷川の渓流に面して建つ一軒宿で、湯温がぬるめやさかい長い人はゆっくり３時間も入っとるちゅう長湯で知られた温泉ですわ。神経痛や関節痛、火傷やムチ打ち症によう効くらしい湯治治療の宿なんや。
玄関入ると大きな白黒猫が居って、すぐに猫撫で声出して甘えてすり寄って来よった。白黒猫は食い物もらおうと媚売ったんやろが、無視してみたら、すぐどこかへ居なくなった。現金なやっちゃ。
Ｈちゃんとロビーの窓から渓谷眺めとると、旦那に声掛けされ彼の案内でエレベーターに乗って上がり部屋に入った。窓開けるとそこでも渓流が見え、その音も結構大きく聞こえたわ。
すぐ浴衣に着替え、タオル持ちエレベーターで下り風呂へ向かった。男女別の内湯、混浴の内湯、混浴露天風呂とあった。
まずは露天風呂や。なかなか大きくて岩を積み上げてつくっとるもんや。誰も居らんかったんで透明のぬるめの湯にのんびり浸ってたんやが、そこに大きな虻が一匹飛んで来よって体に止まり刺そうとすんねん。慌てて手をバタバタさせ追い払うたが、再び襲来。離れた所に浸っとるＨちゃんが岩の上に置かれた蝿叩き指差すんで、それを一本手にして奮闘したがな。振り下ろした一度目は逃したものの次には見事に撃沈させましたがな。それから暫くは虻の襲撃は無く、樹々の緑眺めながら静かに浸っとった。
Ｈちゃんが混浴の方の内湯に入ろうと云うんで移動したら、中からカップルの声が聞こえますんや。そやから遠慮してワテ等はこの宿では湯温最も高かった内湯の男風呂へＨちゃんと行った。木枠石造の湯船の底には丸みのある石が敷かれ、足裏が気持ちええ。血行促進を考えての事なんやろか？暫く浸っとると、気泡が肌に仰山付いとった。
もう混浴の内湯が空いたやろかと行ってみたが、まだカップルの声が聞こえ、また露天風呂に戻ったんや。
体を湯に入れるとすぐ、またしても虻が飛んで来よった。再びワテが蝿叩きを握って撃退したがな。
虻の姿が見えなくなると、それ待っとった如く一組の壮年カップルが混浴気にせず入って来た。混浴なの気になる女の方は売店で湯浴み着を求めればええが、その女性は大らかな方やった。
そこを上がったワテ等、露天風呂脇の飲泉処で温泉の方をコップ一杯を飲んだ。複雑な味やが、糖尿病に効くらしい。ここはつくばい二つあり水も飲めますわ。
泉質はカルシウム・ナトリウム－硫酸塩温泉。
部屋で夕食時迄、温泉の話しながらＨちゃんが持参の菓子類食いワテ持参の麦焼酎１.８ℓを炭酸水で割りカポカポ早いペースで飲んどった。
案内があり食事処に行くと、結構一人客が居るの分かった。
夕食は家庭料理。川魚の塩焼きとフライ、山菜、茶碗蒸し旨く、生ハムも旨かったんで、ご飯茶碗４杯食うた。
戻った部屋でＨちゃん共々ゴロリと横になった。腹くちくなっとったんや。
テレビを見ながら暫く布団に入った彼と話しとったんやけど、ワテも眠くなって布団に入ったらいつの間にか夢の中やった。
トイレに呼ばれて目覚めたら、辺り薄明るいやないかい。時刻確認したら５時半やったがな。隣りの布団にＨちゃんの姿が見えぬ。彼のタオル見当たらぬさかい風呂に行ったんや。
窓から川の流れ眺めとるとＨちゃんが風呂から戻って来たんで尋ねた。「昨晩は何時頃眠ってしもたんやろ？」
「８時前に鼾が聞こえてた」
「ワテが２０時前に眠ったんか。よう眠っとったもんや・・・」
珍しく早寝早起きなＨちゃんよりも眠るの早かったんや。
それからワテは朝湯に前日入らんかった混浴内湯へ向かった。ちょっち暗めなここもぬるめやさかいどうしても長湯になるんやが、小父さんが２人また２人と立て続けに入りに来たんで、ゆっくりしたかったんやがすぐ出て露天風呂に移った。その時の露天風呂には誰も居らずゆったり、虻も来襲せずのんびり浸って、先程混浴の内湯に来た小父さん２人が回って来たところで上がった。
風呂上がりのせいか、飲泉処の水が旨かった。
朝食には鱒の刺身があり一工夫しとったし、バナナなどフルーツ入れたヨーグルトがワテ好みでよかったわ。
エスプレッソを飲んだ後、戻った部屋で気付いた。寝たの早く持って来た酒を半分近く残してしもたのを。ごっつ珍しいこっちゃ。ワテと別れてその夜は相方と猿ヶ京温泉に一泊して帰るＨちゃんと焼酎を分け合ったがな。
「浜屋旅館」、連泊する人や通い詰めとる湯治客が多いちゅうのも頷ける宿でしたわ。長湯楽しめる方にはお薦めや。ワテも長命願うてまた訪れるでえ。土曜日でも一人客受け入れとるから、一人で行ってもええしな。