雪沢温泉「ヘルスセンター大雪」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起きたら、くしゃみ3連発し鼻水垂れた。

朝食は昨夜スーパーで買うた半額のひれかつ丼食うた。デザートはオーストラリア産トンプソン。花粉症の薬飲んだ。

風呂に一時間浸り、官僚への不安が世にもたらすもんを考えとった。ワテは森友疑惑より加計疑惑の方が闇が深いと考えとったが、財務官僚の改ざんが明らかになって、どっちの闇も深いの知らされたがな。いずれも安倍晋三が絡んどるのに、未だ晋三を評価するもんが居るのが不思議や。もたらした成果は何やの?

熊谷泰昌君と川村竜のCD「OL'SCHOOL JAZZ」を繰り返し聴いた。

昼食に上野「ステーキダイニング鷹」開店時間直後に行ったが、既に混んどった。久し振りにフォアグラ・グルメ丼を選んだら、以前より旨くなっとったわ。サラダ、スープ、漬物、コーヒーが付いて1000円也。

パルコya館内ブラブラし時間調整して、上野駅構内で13時からフィグール・サクソフォン・クヮルテットのミニコンサートを聴いた。

台東区内を散策後、スーパーで食料買うて帰宅した。

牛乳飲みながら「則天武后 美しき謀りの妃」第28話と「アンナチュラル」第10話をギャオで見た。

筋トレ30分し、夕食は牡蠣鍋。広島産牡蠣に豆腐、栃木産山独活、北海道産椎茸、長野産ぶなしめじも入れた。デザートは青森産りんご。

Hちゃんと春行った二泊三日の伊豆ツアーのメモ書きが見つからないんで、見つけた春に泊まった温泉宿のメモから記しますわ。秋田杉に囲まれとると書かれとるが、今のワテは杉花粉症やから行く時期を選ぶ必要ある。

 

 

我が日本には有り難い事に四季があるが、ワテが温泉に最も行っとらん季節が春なんや。

その数少ない春に行った温泉の一つに雪沢温泉「ヘルスセンター大雪」がある。三十代半ばやったように思う。

桜の花が咲いとる大舘市街でバスに乗って行ったんやけど、着いたら小坂鉄道の駅がすぐ傍やったがな。

{雪沢温泉♨ヘルスセンター大雪かあ}建物上部に大書された文字を読みながら館内に入って行ったが、中は古びた感が何とも云えん味わいあったわ。

部屋に荷物置いて浴衣に着替え、早速タオル持って風呂場へ向かったんや。立派な風呂やった。ヒバ造りで変形の浴槽ですわ。そやからヒバの香りに癒されまっせ。源泉掛け流しの湯は、無色透明やがトロットロな感じで烏賊にも蛸にも体にええ効果ありそうなんや。

但し、夕暮れ時で日帰り入浴客が多いのか入れ替わり立ち替わり客が居って、大人達もお喋りやが子供達ははしゃいどって、どうも落ち着かなかった。そやさかい早めに上がったがな。

泉質は含芒硝石膏泉。
夕食は素朴な郷土料理ぽいもんで、宿代が低料金なのに品数が多かったわ。ビールを手酌でチビリチビリ飲みながら箸も動かして漬物も残さず全て食うた。
意外やったのが、据えられた本棚に専門書が並び置かれ、ワテの好みなもんが結構あった事や。その中から歴史物を三冊部屋に持ち帰り夜に朝に読んで、珍しく温泉宿の本での読書となった。

もう日帰り入浴客の時間は終わっとるやろちゅう夜更けにまた風呂に向かった。その時刻には誰も来んかったから、適温の湯にゆっくりのんびり浸った。湯に日頃の疲れが溶けて行くような気がしたわ。
朝湯した時、ワテが入っとる時には初老の小父さん一人、小父さんになりかけ一人の二人しか来んかった。湯口の近くは白い析出物が積もっとるのを知った。

朝食の方は、宿代相応に質素やった。

清算して宿を出て辺り見渡すと、近くに渓流あり秋田杉に囲まれ景色なかなかええのに気づいた。

帰りは小坂鉄道を利用しましたでえ。雪沢温泉駅から乘り、大舘駅迄10分強で着いた。

 

今はもう廃止されてしもたさかい乘りとうても乘る事が出来ぬ同和鉱業経営の大舘駅~小坂駅結ぶ小坂鉄道に乗っといてほんまよかったと、今しみじみ思う乘り鉄のワテや。鉱山あっての鉄道やもんな。輸送密度からしたら廃線も致し方無いわな。