百沢温泉「岩木観光ホテル」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は7時半に起き、朝食は昨夜スーパーで買うた半額の天丼食うた。デザートはオーストラリア産トンプソン。

アート・ペッパーが覚醒剤療養後に復活遂げたアルバム「リヴィング・レジェンド」をレコードで聴いた。

筋トレ30分した。

風呂に小一時間浸り、納入業者に値引き販売額の一部を補填させる優越的地位の乱用のグローバル企業アマゾンを考えとった。アマゾンには法人税とか大きな問題点ある。ワテ、10年程前迄ジェフ・べゾスを誉め過ぎとったんで、今は反省しとんねん。

ラジオ「セッション2018」で黒田卓也(トランペット)、西口明宏(テナー・サックス)、宮川純(ピアノ/エレクトリック・ピアノ/キーボード)、中林薫平(エレクトリック・ベース)、柴田亮(ドラムス)の演奏聴いた。

傘差して出掛け、郵便局で金下ろし、昼食は西浅草「鍋茶屋」へ行って、いつもの1000円のランチうな丼をお願いした。旨かった。

スーパーで食料買うて帰宅し、牛乳飲みながら「則天武后 美しき謀りの妃」第27話をギャオで見た。

 

 

温泉には夏秋に行く事が多く冬は少ないんやけど、春が最も行っとらん季節なんや。

その数少ない春に行った温泉の一つが、岩木山の麓にある百沢温泉「岩木観光ホテル」や。三十代後半の現地でちらほら桜が咲いとった時期やった。

岩木山神社から津軽富士の別名がある岩木山への百沢コースの登山口があるんや。会社の山の会に所属しとったワテやけども、岩木山に登りたかったんやない。出張先での本題に入る前した雑談の際、岩木山神社が見る価値あると聞いたからや。パワースポットとしても有名云うんや。

地元の方にお岩木様と呼ばれる岩木山神社。由緒正しき神社を見てみたくなった。それで仕事の合間にバス時間を確認して百沢温泉「岩木観光ホテル」に宿泊予約の電話したら、空いとる云うんで帰宅予定日を変更したんや。

弘前駅からバスに乘って40分強で岩木山神社前停留所に着き、薄暗い中、辺り見回した。そしたら岩木神社があり、宿は道路を挟んだ反対側にあった。

「岩木観光ホテル」は、外見も館内入ってみてもサービスもホテルちゅうより旅館ですわ。

岩木山神社は翌日に見に行く事とし、まずはバスの到着予定時間に合わせて用意しといてくれと頼んでおいた夕食。豊富な山の幸を材料にした素朴な手づくり料理やった。

食休みした後、風呂へ行ったら、湯船は小丸大丸が連なった形しとって大きくはない。湯は金気臭がし、茶褐色で、浸っとると肌に気泡が付くんや。

誰も入って居らんかったし、適温やったさかい、ゆっくり寛いで浸っとったがな。

上がると体ホッカホカする温泉やったが、寝る前に一風呂浴びに行ったんや。そしたら、誰も居らんのは変わらんかったが、湯温が夕刻よりもかなり熱かったんで、ぬるめてから入った。

泉質は含食塩重曹泉。

夜も館内静かやったし、もしかして宿泊者誰も居らんかもと思いながら朝風呂に行ったら、浴室に小父さんが一人居って、ぬるめてるところやった。津軽弁で何か云われて、聞き直してみたんやが、語学力弱いワテの理解では湯加減について云うとるらしいのだけ分かった。小父さん、ワテ同様ぬるめな湯が好きらしかった。

朝食後、風呂場で会うた小父さんが云うとる事の半分も分からんかったなあと思い返しながら部屋でのんびりして、十時ぴったりに宿を出て、岩木山神社に行ったんやが、拝殿迄そこそこ歩いたがな。

大鳥居くぐり鬱蒼とした杉木立の中を石畳の参道を鳥居くぐって上がって行くと、空気のひんやり感あったわ。堂々とした立派な楼門があり、中門も立派やった。面白いのは楼門前の玉垣に居る狛犬やがな。逆立ちしとるのも居んねん。そして、聞いた通り、拝殿も本殿も大したもんやったわ。予定変更し、ここ迄来てよかったと思うた。

それにしてもまだ十時ちょっち過ぎやのに、団体が来とるのか思いの外参拝客が多く訪れとった。

確かに来る価値あるわな。