前野原温泉「さやの湯処」 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝の起きたのは8時。

ぬるめの風呂に小一時間浸かって、中国共産党帝国の南シナ海ほぼ全域に主権が及ぶとする主張を退けた仲裁裁判所の真っ当な判決後、中国海軍が軍事力を更に誇示しとる事態への対処考えとった。中国共産党は今後益々南シナ海における軍事力強め覇権主義強めるでえ。
朝食は茨城産コシヒカリのご飯を炊き、くめ納豆、紀州産梅干しで二膳。デザートは山梨産ソルダム2個。
中本マリのアルバム「シャイ二ィ・ストッキングス」をレコードで繰り返し聴いた。
昼食は昨日から決めとった雷門「ビストロ アッシュ」へ汗垂らし歩いて行き、日替わりランチを注文した。ポークソテー  マスタードソースにスープ、サラダ、ピラフ、プチデザート、コーヒーが付き1050円也に満足した。

スーパー2軒寄って食料買うて帰宅。
牛乳飲みながら日本史の本読んどったが、室内が暑いんで近くの公園へ行って木陰で大相撲をラジオで聞いた。白鵬、日馬富士と横綱が相次いで敗れる波乱。
夕食はタイ産鶏肉、北海道産人参、茨城産南瓜、長崎産じゃが芋をタジン鍋で蒸してご飯と食うた。デザートは南アフリカ産グレープフルーツ。
燕軍をネットで応援。この戦いには勝ったけど、慎吾の怪我が心配。
チャールズ・ミンガスのアルバム「チェインジズⅠ」をレコードで聴いた。


H君が今月やって来る云うとるんやけど、予定は先々週末やったが急用入ったとかで今週末か来週末にすると云われてから後トンと連絡が無いんですわ。
その変更の電話の時、H君は云うた。「いつも食事するばかりでつまらんから、一緒に東京の温泉でも浸かるか。近頃疲れが溜まってバランス崩れとってな。お前、温泉好きやからええ所知っとるやろ」
「流石のお前様でも疲れとるんか。ほな、栃木か群馬の温泉でゆったりするか」
「わざわざ都から外れなくてええ。東京にしてくれ」
「東京にもええ温泉無くは無いが、栃木やったら新幹線でピュウ~と着くでえ」
「遠出するの疲れるやろ、気が知れん」
「こっち迄来るので遠出なんやから栃木へ行くのも大して変わらんでえ」
「乗り換えなならんやろ。東京やないと行かん」
H君、何の魂胆があるんか東京の温泉に拘った。
そもそも、彼がやって来て食事しながら会話するばかりとなったのは5、6年前からの事で、以前は彼の希望で海に行ったり昭和な街探索したりしとったんや。
そやさかいワテどこの温泉にしよかとつらつら考えとって、第一候補にしとるの前野原温泉「さやの湯処」や。
その温泉は志村坂上駅から見次公園の方に歩き10分弱の板橋区前野町の住宅街にあんねん。
古民家を改装したと思われる建物で温泉旅館ちゅう感じやけど、日帰り温泉施設なんですわ。料金が平日と土日祝で異なるが銭湯の倍程で入り易く、ワテこれ迄に三度行っとる。
風呂のラインナップは豊富で、井戸水沸かした内風呂にはジェットバス、寝湯、座り湯、立ち湯、サウナがあるから水風呂もあった。露天風呂には東屋が掛かるのと掛からぬ浴槽が二つある半露天の大きめの、屋根付き寝ころび湯、それと三つ並んだ壷風呂もあり天を仰で浸れる。ナトリウム塩化物強塩泉や。
ワテは入った事ないが、二階には追加料金払わなならんが、女性に人気の岩盤浴もあるわ。
見事な日本庭園も見られお得感ある日帰り温泉やが、問題点は混雑にある。最初訪れたのは十年前位の平日の夕刻やが、その頃から家族連れで混み合っとった。5年前、三度目に行った時も平日の夕刻やったがもう混み混みやった。休憩広間は広くなく入る余地無かった。夕刻の風呂時とはいえこの混み様なんやから、土日祝は推して知るべしでっしゃろ。
H君、今回は金・土・日の滞在云うとるが、金曜日なるべく早く出て来いと伝えたいんやけど、いつ来る事にするやら。
しかし案山子、シャワー派で湯船に浸からぬH君はなぜ温泉に行きたいんやろ?やはり気になるがな。彼は功利的な男やから目的はくっきりしとるに違いない。そういえば、去年会うた際、ワテに刺激受け筋トレし始めたと云うとったなあ。すると、疲れが溜まってとか云うとったのは日々励むトレーニングによる筋肉の快い疲労で、筋骨隆々となったんでワテと見ず知らずの男共に逞しくなった体見せつけたいんかも知れん。