『Since I Fell for You』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

一昨夜はHちゃんと蔵前で、昨夜はNっぺ、ITちゃんふたりと湯島→上野と酒飲み歩き、木曜日から三連荘で飲み疲れ。トイレに呼ばれ目覚める事あったが、また寝て10時ちょっち前に烏が五月蝿く鳴く声で起きた。

朝食は新宿中村屋の肉まん2個。デザートは佐賀産早生みかん2個。
西本智実→ダニエル・バレンボイム→ヘルベルト・フォン・カラヤン→ヴァレリー・ゲルギエフの指揮するモーリス・ラヴェルの「ボレロ」をユーチューブで聴いた。
昼食は裏浅草「浅草茶寮 Kuwasaru」でまた日替わりセット。刺身は真鯛、烏賊の煮付け、帆立の蒸し物、他にお浸しの小鉢、サラダ、ご飯に吸い物が付き、サービスに海胆の炊き込みご飯も付き1100円也に大満足。
昨日土曜図書館行かなかったんで、日暮里図書館へ行き新聞各紙読んだ。
帰宅後は筋トレ一時間し、牛乳飲んでから風呂にゆっくり一時間半浸り、三日間友人と酒飲んどっていずれの夜も話された4年後の東京五輪にまつわる酷い体たらくと土壌汚染地やった豊洲への市場移転にまつわる酷い体たらくを改めて考えとった。いつ誰が決めたんか判然とせんのごっつ多い。責任の所在を曖昧にするのが得意なお役人様と政治屋。豊洲市場移転で出て来た資料は不透明極まりない黒塗り。血税は死語なんか、五輪組織委員会会長森喜朗は一兆円と云うとったと思うたら二兆云うし、東京五輪7000億円見込みが3兆円超えそうとは、見積もりあって無きが如し。小池百合子知事云うように「一兆二兆三兆と豆腐屋さんじゃあるまいし」と呆れぬ納税者が居ったら教えて欲しい。税金の重み理解させる為、係わったお役人様と政治屋に掛かった経費分の現金を布団代わりに寝かせなならん。
スーパーに食料買いに行って来て、遅い夕食は半額になっとった寿司詰め合わせ。デザートはプリン。
ニーナ・シモン→マイケル・ボルトン→バーブラ・ストライサンド→ドリス・デイ→ダスティ・スプリングフィールド→ダイナ・ワシントンが歌う「Since I Fell for You」をユーチューブで聴いた。


夜も深い時刻のジャズ・バー、もう間もなくお休み云わなならん時が近づいて、時計の針が気になり出したら、店主にダイナ・ワシントンが歌う『Since I Fell for You』をリクエストすんねん。彼女が歌うのは去って行った恋人への想いや。
お前様は行ってしもたのに、あたいの心を占めた儘。
諦めてしまわなならんの分かっとるのに未練で心が痛む。
愛がこんなにみじめさと苦悩をもたらすなんて。
お前様にぞっこんになってからあたいはもう決して元には戻れないような気がする。

When you just give love,
and never get love,
you'd better let love depart.
I know it's so, and yet I know,
I can't get you out of my heart.

You made me leave my happy home.
You took my love, and now you've gone,
since I fell for you
.
Love brings such misery and pain.
I guess I'll never be the same,
since I fell for you

Well it's too bad, and it's too sad,
but I'm in love with you

You love me, then you snub me.
But what can I do, I'm still in love with you.

Well, I guess I'll never see the light.
I get the blues most every night,
since I fell for you
since I fell for you.

切ないやろ。
バディ・ジョンソンの曲ですわ。
時には発声発音のお手本にしたいドリス・デイを聴く夜もあるやろう。
時には去って行った人想いつつソウルフルなニーナ・シモン、マイケル・ボルトンを一日の締め括りに聴く夜もあるやろう。
でもな、もし傍らに愛しい人が居る優しい夜やったら、ダイナ・ワシントンやねん。ダイナの歌耳に残し、ジャズ・バーの扉を押し外に出て、夜の無言にふたり肩寄せて手つないで帰るんや。お休み云うだけで別れを告げる夜ではないのを確かめるようにゆっくりと歩くんや。