「自民党文化芸術懇話会」の文化芸術 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

EI君と上野の立ち飲み屋二軒で飲んだくれた翌朝で、今朝は6時に起きた。

植物に水遣りして、掃除洗濯した。
朝食は秋田産あきたこまちのご飯炊き、くめ納豆と紀州産梅干で食うた。デザートに和歌山産大石プラム2個。
ミシェル・ペトルチアーニのピアノ演奏をユーチューブで聴いた。
昼食に出掛けたのは銀座夜遊びもお好きな神主居る下谷神社すぐ傍の「ア ラ キエチュード」に初入店。Aランチを頼んだんや。シーザーサラダ、牛肉の赤ワイン煮、バターライス、プチデセール、コーヒーで1500円かと思うて請求書見たら外税で1620円やった。その金額でも高くは無い内容やったが、立て看板見直したが外税表記とは分からず1500円で食えると思える。1620円と書いとけばええのに、なんか損した気分。
酒屋で発泡酒買うて一旦帰宅した。

小一時間湯に浸かりながら、昨夜EI君と話した百田尚樹が先の戦争での沖縄の方々の犠牲者数を知らぬのか、「沖縄の米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」と発言した「自民党文化芸術懇話会」や「絶歌」(EIに笑われる迄「舌禍」だとばかり思うとった)や中国共産党共和国の状況などの内容を思い返しとった。
南千住図書館へ行き、新聞各紙と大正時代の歴史の本読んで、スーパーで食料調達し帰って来た。
夕食はカナダ産豚肉、長崎産南瓜、神奈川産キャベツ、フィリピン産オクラをタジン鍋で蒸し、ご飯と食うた。デザートに和歌山産大石プラム2個。


最初に安倍晋三政権が出来た際、ワテは「戦後レジーム脱却」に期待した。
ところが、晋三は胃を痛め敢え無い最後やった。その内閣自体が胃炎の如きでしたわ。
現在は二度目の安倍晋三政権となっとる。今度こそ「戦後レジーム脱却」か?
中国共産党共和国の覇権主義野望にはおぞましいもんがある。ロシア連邦も覇権主義野望を推し進めとる。中国もロシアも更に領土への野心を強める。
だからと云うて、集団的自衛権とかで対米従属強めてどないすんねん。米国の世界に及ぼすパワーは明らかに落ちとるのに。米国軍への所謂思いやり予算削って、その金で我が国の防衛力高めなあかんやろ。
一昨日、木原稔自民党青年局長が代表を務める「自民党文化芸術懇話会」と名付けた会合があったそうな。
メンバー達は講師に安倍晋三の肝煎りでちょっち前迄NHK経営委員やった百田尚樹を呼んどったが、するとどない話に煮詰まるか聞かずとも分かる気になる。
で、そこで出た主な意見はちゅうと、次のようなもんやったそうな。
東京16区選出の衆院議員大西英男が「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」
大西英男の制裁する云うマスコミとはどこの社を指しとんのやろ?マスコミの中にも腰巾着の如きなの居るし。
福岡1区選出の衆院議員井上貴博が「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、スポンサーにならないことが一番(マスコミは)こたえることが分かった」
叩いた事誇らしげな井上貴博が云うマスコミも同じなんやろか?
比例近畿ブロック選出の衆院議員長尾敬が「沖縄の特殊なメディア構造をつくったのは戦後保守の堕落だ。先生なら沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」
長尾敬が歪んだと決めつける沖縄の世論とは?正す先生とは誰?
百田尚樹が「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」
長尾敬が云う堕落した戦後保守とは誰なんや?ワテには自民党が保守主義とはトンと思えぬから、他の人々や。
百田尚樹は、琉球新報と沖縄タイムスを潰すべし、そうはっきり名指ししとる。選挙ある議員の立場や無いから云えるんやろ。名こそ出さないが、この衆院議員のメンバー達も地元紙を槍玉にあげとるようや。
「自民党文化芸術懇話会」ちゅうのは勉強会と云うとるらしい。
しかしながら、勉強会と名乗るなら、朝日新聞、毎日新聞、日刊現代、琉球新報、沖縄タイムスの記者を呼んでせなあかんやろ。
民間人講師の云う事含めて、「自民党文化芸術懇話会」は言論封殺の勉強会と聞こえるんやが、ここに登場する衆院議員の皆さんは二度も当選しておるゆえ、選んだ有権者のあからさまな愚弄になるさかい、そのように捉えてはならない、多分、おそらく。
とすると??
これは自民党の文化ですわな。情けない文化ではあるけどな。芸術とは程遠い言辞が詰まっとるけどな。
日本は自衛隊で守ってみせるから、沖縄の米軍基地のほとんどを返還せよ、そない主張せぬ議員達が保守主義に立脚しとると誰が考えるやろ?
中国やロシアは勿論、米国にも対等に話を付けられな保守主義者足り得ぬ。
対米従属思考どっぷりな今の自民党やそれ支援しよるマスコミで御まんま食うとる輩の思い描く文化芸術ちゅうのは、云わずもがなである。