『脱力映画大賞』最有力候補 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 星欠片

今日はいつもの土曜同様9時半に起き出し、下妻市産こしひかりを炊き、くめ納豆と紀州産梅干で二膳食うた。デザートは栃木産梨。
掃除洗濯して植物へ水をあげてから上野へ散歩に出掛けたんや。
昼食は「大江戸」で鮨をつまみ、アメ横をふらふらしてチョコレート買うたりベルト買うたりしてまた徒歩で帰宅。
風呂に小一時間入って、国民の可処分所得を増やす施策をしっかりせぬと我が国の人口減り続けるわなと考えとった。非正規雇用者を増やすなんて以ての外で、非正規雇用者が増えれば増える程、国力衰え人口減少しよるでえ。
夕食には山形産豚肉、北海道産じゃが芋を炒めニンニク醤油でご飯と食べてから、一昨日赤坂「B flat」で『JAZZ jam session 夜会』の仲間D君と聴いた西口明宏(ts)、 片倉真由子(p)、 高道晴久(b)、 二本松義史(ds)をココア飲みながらユーチューブで聴いとった。


<inしてみる><印してみる><淫してみる><飲してみる>どれなんやろうか、とタイトルが気に成っとって、昨夜残業後観に行ってきた。
金曜夜で館内はそこそこ混んでおったんやが・・・
幾ら綾瀬はるか演ずる元OLに一目惚れしたから云うて、可処分所得少ないフリーターやからお金には縁遠く、しかも臆病者であるにもかかわらず、今時車欲しいが為に超怪しい高額時給目当てのアルバイト話に乗る藤原竜也演ずる若き主人公のアホさ加減はどないや。
「カイジ」のそれを上回りまんねん。
監督の中田秀夫は、アホな奴ほど正義感に駆られると云うコメディ作りたかったんやろか。コメディ作りたいなら、一党独裁中国共産党の動き見ず武器輸出三原則を後生大事に守ろうとしとる能天気な人々を撮った方がよろし。中国共産党は覇権主義やからな。
ほんま分からん。
密室殺人ゲームにドップリ浸かった元OLも極度のスリル依存症と思われるが、なぜそないな身の上に成ったんか?描かなあかんやろ。
登場人物のキャラクター設定は紋切り型+性格破綻で、リアリティーが浮ついとって有りふれたストーリー展開やから、恐怖感はカラ回りしょるし。
時の経過とともに怒りが湧いてきよったんで眠くはならんかってんが、気が付くとワテ、脱力し切っておって、子供の手術費用がいる母役の石原さとみが主人公に筋弛緩剤を飲ませたのに、翌朝スッキリ目覚めた姿見せられた時には、こちらの意識が遠退きそうやったでえ。
希釈効果?それにしては効きが早く、主人公麻痺っとったけど。
兎も角、中田秀夫は監督として何を観せたいちゅーねん、と段々疑心暗鬼に陥っていってん。
ラストなんか唖然呆然や !
それにしても、北大路欣也は役を選ばないのやろか。それとも、選べる境遇にないのやろか。